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異世界無双は、ままならない!  作者: 数奇屋柚紀
第一章 開幕と冒険の辺境編
14/82

1-12 護衛の風景



 出発当日、オレとエアリスを含めた護衛メンバーは街の正門にて集合した。

 既に馬車は準備をすべて終えており、全員集まったのちすぐに移動を開始する。

 定刻通りの出発だった。


 オレは馬車の中での退屈な時間をもっぱら魔法の鍛錬に費やすことにした。

 襲撃があれば、笛で周囲に知らせる手はずになっている。


 すでにいくつか魔法の構想はあるが、個別に練習していては魔力も時間もかかりすぎてしまうため、風魔法の基本である『風を操る訓練』のみをひたすら行う。

 魔法ごとに規模や形状は異なるが、基本的に風魔法はこの行為に集約される。


 訓練の内容はごく単純で、手のひらに小さな竜巻を作り出すというもの。

 これにより風を操る感覚を掴むとともに、コントロールの精度を高める。


 目を閉じ、精神を集中させ、己の内の深淵のようなものへと没頭していく。

 その間も魔力は消費されっぱなしだ。

 湧き上がるかすかな倦怠感をねじ伏せつつ試行を続行する。


 やがて抵抗ともいうべき引っ掛かりを感じ取れるようになる。

 空気への号令を邪魔してくるような何かを。

 抵抗――壁だろうか?

 物理的なものではない。

 硬質的というわけでもない。

 どちらかと言うと、電波を阻害するコンクリートのようなイメージだろうか。

 それ越しに空気を構成しているものを強く意識し、動かす。


 ゆっくりと目を開けると手のひらで小規模の竜巻が巻き起こっていた。

 後はこれを魔力のもつ限り維持し続ければいい。


 普段の戦闘ではここまで丁寧には行わない。

 先ほどの抵抗の壁も力任せ、勢い任せに破っている。

 だが、トレーニングの時はなるべく丁寧に手順を踏むように心がけている。


 何事も基本に忠実に、反復練習だ。

 独自に編み出した基本だから本当に正しいのかはわからないが……。

 まあ、魔法を操る腕が上達している実感はある。


 横を見れば、エアリスは興味深そうにしていた。

 彼女もまたやることがなく退屈な時間を持て余しているらしい。


「相変わらず器用に魔法を使うわね。一体誰に魔法を習ったの?」

「いや、人には習ってない。独学で覚えたんだよ」

「ど、独学? どおりで魔法にまつわる常識も知識も知らないわけだ……」


 呆れた口調ながらエアリスは納得する素振りを見せた。


「でも独学でそんなに上達するものなの? デタラメにやっても効果は薄いし、自然魔法なんて特に理解がないと使えないはずなんだけど」


 理解か。心当たりが全くないわけでもなくもない。

 オレには現代の科学知識がある。

 魔法は魔力を原動力とし、イメージによって形作られる。

 空気がどのようなものか理解しているからこそ鮮明なイメージを可能とし、その結果風魔法を使いこなすに至ったとか? 


 もっともその理屈で行くと他の自然魔法も使えてよさそうなものだ。

 やはり魔法には適正がいるのだろうか?

 しかし、そうなるとなぜオレに風魔法の適性があったのかという疑問が出てくる。

 元々持っていたのか、あるいはこちらに来てから得たのか。

 疑問は尽きない。


「エアリスの魔法は固有のものだったよな。どうやってトレーニングしたんだ?」

「普通に師事を受けたわよ。千差万別とはいえ、魔法はどれも根っこの部分は同じなんだし。基礎を学んだあとはひたすら実践ね」


 魔法の自覚をしてからエアリスは修練に二年ほどかけたらしい。

 まともに扱えるまでは些細な危険にまで過敏に反応してしまい、苦労したのだとか。

 虫に刺されるレベルの危険まで拾ってしまったそうだ。

 真夏の夜とか大変だな。


「それで今や完全制御できるようになったわけか」

「なんとなく調整できるようになっただけよ。あたしに魔法の才能はからきしだから。魔力とかも全然感じられないし」

「魔力か。ぼんやりとは感じられるようになったけど」

「え? もう感知できるようになったの? 知ってから数日も経ってないのに」


 感知できるようになったというか、元々感知はしていたようだ。

 感じていたものが魔力だと気づかなかっただけで。


「そうも簡単にコツをつかむなんて他の魔術師が聞いたら倒れるわね。まあ、元々無詠唱が使えるほどのスキルがあるならさほどおかしくもないか」

「無詠唱と言えば……エアリスも無詠唱で魔法を使ってるわけだよな?」

「ああ、放出系と違って強化系はわりと誰でも詠唱を破棄できるのよ。どうしてそうなるかの理論とかはあたしにはわからないんだけど。魔法が使えてもやっぱりあたしは剣士だから。そういうのは魔術師の領分ね」


 聞けば聞くほど初耳の情報が増えていく。

 この調子だとまだまだ他にもオレの知らない魔法の法則や技術がありそうだ。


「魔法の教本とかどこかに売ってたりしないか? 図書館でもいいんだけど」

「魔法関連の本はあまり当てにならないわよ。魔法の技術は貴重なものだから魔術師はなかなかそれを明かさないのよ。大抵は自分の弟子にしか教えないわ。出回っている本のほとんどは曖昧な情報をまとめたものか、まったくのデタラメよ」

 

 ならやはりオレも一度きちんと誰かに師事をもらうべきだろうか。


「どうしても欲しいなら高名な魔術師が書いたものを選ぶべきね。それもなるべく直筆のものがいいわ。写本だと情報が抜け落ちたり、間違って書き写されていたりすることがあるから。とは言っても、そんな本はごく少数で入手は難しいんだけど」

「どれくらい出せば手に入る?」

「そうね。相場だと五十万レンドから七十万レンドといったところかしら」


 オレの装備にかかった費用の何倍必要なんだ、それ。

 ギルド長の討伐に成功すれば莫大な報酬が入るが、さすがに現実的じゃないな。

 聞いたところによるといまだに達成者は現れていないそうだし。

 Aランクパーティーすら失敗したらしい。


 本の入手はしばらく諦めた方が良さそうだ。

 高位の魔術師と依頼を共にする機会があれば、その時にでも尋ねることにしよう。


 護衛の初日は特に何事もなく過ぎていった。

 幾度か魔物の襲撃があったものの、襲ってきた魔物は軒並みFランクやEランクの魔物であったため、いとも簡単に蹴散らせた。

 このまま街道のルートから外れなければ大丈夫だろう。


 ただ問題なのが、Eランクパーティーが好き勝手やってくれていることだ。

 彼らは指揮権があることをいいことにオレたちを顎でいいように使った。

 戦闘でも、魔物の解体作業でも。

 しかも進路をふさぐ魔物や襲って来る魔物だけでなく、目についた魔物に片っ端から戦いを仕掛けるせいで余計な戦闘を増やされた。


「なんであいつらはほっといてもいい敵に戦いを仕掛けるんだ……。別に魔物を多く倒したからって特別報酬が出るわけでもないだろ?」

「どうせ、護衛依頼と一緒に討伐依頼を受けでもしたんでしょ……。並行して依頼がこなせて合理的に見えるけど、実際は依頼主の行動やスケジュールに縛られるから失敗率も高いのに。もしそうなら考えがなさすぎるわ」

 

 魔物討伐に関しても成果を頭数で割ると勝手に決められてしまったため、必然的に人数の多いEランクパーティーに恩恵が流れる。

 真面目に取り組んで敵を倒したところでEランクパーティーに余力が出来て、また別の魔物を探すというループに入る。


「ユーマはなるべく魔法を抑えてて」

「心配しなくても魔力なら余裕あるけれど」

「広範囲を殲滅できる魔法があるとわかったらそれこそこき使われるに決まってるわ。余計な仕事をしょい込まないようにするためにも魔法禁止」


 その分エアリスが働くことになったが、結局その日隊商は予定の距離を進めなかった。



◇◇◇



 堪忍袋の緒を切らしたエアリスはその夜、セルビオに文句を言う。


「いい加減、余計な戦いを増やすのやめてくれない?」

「はっ、へばったのか? 体力のねえことだな」

「倒した数も数えられないの? あたし一人であなたたちの十倍は働いてるわ。後ろで楽してるなんていい気なものね」

「う、うるせえ! いいから言われた通り戦ってりゃいいんだよ!」


 以前のやり取りで味を占めたセルビオは声の勢いだけで押し通そうとするが、エアリスは欠片の動揺も見せず睨み返す。


「とにかく勝手な真似をするのはやめて。あたしたちはあなたの小間使いじゃない。あなたたちが別枠で受けた討伐依頼を手伝う気もない」

「ああ? なんで俺たちが受けた依頼のことを知って……」

「初心者がやりがちなミスだからよ」

「な! 俺たちが初心者だってのか!? コケにしやがって!」 


 ダン、と威嚇するかのように地面を踏みつけるセルビオ。

 無意味な問答と安っぽい脅しにエアリスもだんだん嫌気がさしてきたようだった。

 腿をたたく指の速度が段々と速まっていく。


「さっきから好き勝手言わせておけば……調子に乗るのもいい加減にしやがれ! 決定権は俺たちにあるんだ! 文句があるなら決闘で奪い取ってみるか!?」

「ならお言葉に甘えて力で決めさせてもらおうかしら」


 セルビオ率いるEランクパーティーの面々が武器に手をかけたのを見て、ピタリと指の動きを止め、エアリスは携えた剣に指を絡めた。

 やれやれと面倒くさがるような億劫とした動作。

 だが、そんな様子とは裏腹に、「待ってました!」と言わんばかりの晴れやかな表情。

 さては連中を言いくるめるのが面倒になったな……。


 ギルドのルールで冒険者同士の決闘は認められているものの、依頼中に自分から仕掛けてしまっては後々始末が悪いとエアリスは考えたに違いない。

 相手から喧嘩を吹っ掛けられたことにすることで完全に責任を回避しつつ、徹底的にボコボコにするつもりだ……。


「水臭いじゃないか、エアリス! もちろん僕も手伝うよ!」


 ここでなぜか様子を見守っていたマルメドも参戦の声を上げる。

 エアリスに加勢すればEランクパーティーの四人相手にも勝てると踏んだのだろうが、当の本人はあまり嬉しそうではなく、むしろ迷惑そうだ。

 内輪で戦いを始めさせるわけにはいかないので、オレは間に割って入った。

 どうして一番経験の浅いオレが仲裁役をしてるんだろう。


「ストップだ。全員、落ち着けよ」  

「何よ? 別に手は貸してくれなくていいわよ。こいつらごとき目をつぶった状態でも勝てるし、ユーマは先に夕飯の準備でもしておいて。あ、新しく四人分食料が手に入るから、ご飯の量は多めでよろしく」


 煽ることに余念がないエアリスだった。

 挑発を受けてEランクパーティーの冒険者たちが一層殺気立つ。


「て、てめえ、運よくCランクになれたからって調子に乗るなよ! そこまで挑発されたとあっちゃあ、手加減なんか期待するんじゃねえぞ!」

「あたしは手加減してあげるわよ? 安心して。気の済むまで叩きのめした後は身ぐるみ全て剥いで、外に転がしといてあげるから」


 安心できる要素が一つもない。行動が完全に盗賊の略奪と同じだった。

 

「おい、考えなおせって。この後盗賊団と遭遇して、交戦するかもしれないんだぞ。仲間割れなんかして戦力を減らしてどうすんだ」

「最初は二人で相手にするつもりだったじゃない。それが元に戻るだけでしょ。こんな奴らがいなくてもあたしたち二人で十分よ」


 エアリスの中ではこの戦いでマルメドまで失う予定らしかった。

 これから彼の身に何が起きるというのだ。


「アホか。二人で盗賊を撃退できたとして、その後はどうするつもりなんだ? オレたちはそのまま盗賊団のアジトに向かうんだろ。そいつらをぶちのめしたら誰がメルティナさんたちの護衛をやるんだよ」

「それは……」


 マルメドたった一人で隊商の護衛など不可能だろう。

 魔物の群れと遭遇すれば万が一のこともあり得るし、便宜を図ってくれたメルティナさんに迷惑のかけることはしたくない。

 エアリスは逡巡した後、剣の柄から手を離した。

 それから頭をポリポリ掻きながら、バツの悪そうな顔で謝罪してくる。


「……ごめん。ちょっと冷静じゃなかったわ」


 いや、きわめて冷静かつ計画的に叩きのめそうとしていただろ。

 そう思ったが口には出さない。


「そういうわけだから、あんたらも収めてくれ」

「ふざけんな! あれだけ言いたい放題言われた後で引きさがれるか! きっちり落とし前をつけてもらおうか!」

「それについてはきちんと謝る。この通りだ。悪かった」


 剣幕が収まらないEランクパーティーに向けて頭を下げる。

 悪いなんて全然思っていないけども。

 どうせ冒険者ギルドでも土下座を披露したのだし、頭を下げるぐらい安いものだ。


 冒険者たちは黙っていたが、やがて一人がオレの方に近づいてきた。

 リーダーのセルビオだ。

 そして、おもむろにポンとオレの肩に手を置く。


 気にしてないぜ、ブラザー!

 冒険者間ではよくあるジョークだよな!

 可愛い女の子からの蔑みの言葉なんてむしろご褒美だぜ!

 と、まあそんな感じで笑いながら済ませてくれることを期待したのだが――、


「ユーマ!?」


 顔を殴りつけられた。

 油断があったせいできれいに決まってしまった。

 倒れ込んだところを更に怒りに身を任せたセルビオに踏みつけられる。


「何が謝罪だ! なめやがって! 本当に誠意があるなら土下座ぐらいしろ!」


 セルビオはそう吐き捨てるように言う。

 誠意がないのがばれたらしい。


「こいつらは……!」


 沈静化していたエアリスの怒りが激しく燃え上がる。

 先ほどまでの表情とは比べ物にならない怒りの形相は鬼気迫るものがあった。

 腰に携えた剣を音もなくすらりと引き抜き、低い姿勢で構える。

 その様子は獲物に跳びかかろうとする豹を思わせた。


「ひっ、こ、このガキ……!」


 エアリスの気迫に圧されたセルビオはよろめくようにオレから足をどけ、焦った表情で背中の剣をぎこちなくまさぐる。

 滲み出る殺気で遅まきながら実力の差を感じ取ったのだろう。

 虚勢を張っているが、足の震えを抑えられていなかった。


「エアリス! オレは大丈夫だから」

「止めないでユーマ。こういう輩には思い知らせないとダメなのよ」

「お前がオレを大好きなのはわかるけど、今暴れたらオレの謝り損だろうが」


 エアリスに口出しする暇を与えず、顔の汚れを拭いながらセルビオに言う。


「あんたらも、もういいだろ? あんまり事を大きくすると冒険者ギルドに報告が入って、ペナルティーを負う羽目になるぞ。そんなことになったらお互い面白くないだろ。ここらが引き時だ」


 お前らもオレみたいな借金漬けになりたくはないだろ?

 もしかしたらお前らは知らないかもしれないが、あのギルド長マジで鬼なんだぜ?

 普通駆け出しの冒険者に盗賊団の討伐なんて依頼押し付けるか?

 駆け出しでこうなんだから、お前らなんかきっとドラゴン退治に駆り出されるね。


「わ、わかった。これぐらいで勘弁しておいてやる。いいかギルドにチクろうなんて考えんなよ! そんなことしやがったら知らねえぞ!?」


 先ほどのエアリスの剣幕に気勢を削がれたのもあってセルビオたちは逆らわなかった。

 捨て台詞を残し、足早にキャンプに戻っていった。

 その後ろ姿を見送っていると、マルメドの冷ややかな声が耳を突いた。


「君にはプライドというものはないのかい?」


 振り返ると腕を組み、憮然とした表情のマルメドがいた。


「仮にもエアリスのパーティーなら一緒にあいつらと戦うべきだった! それを自分の身の可愛さに頭を下げるなんて……どうかしている。やはりお前みたいな腰抜けはエアリスにはふさわしくない。彼女とともに戦える僕こそがふさわしい!」


 そう言ってエアリスの肩に手を置こうとする。    

 しかし、それよりも早くエアリスはのばされた手を避け、襟首をつかみ寄せると、その勢いのまま無防備なマルメドの鼻っ柱に頭突きを叩き込んだ。


「へぶぁっ……!?」


 鼻を押さえ、地面に倒れこむマルメド。

 それをエアリスつまらないものを見るような目で見下ろす。


「ふさわしいかどうかなんて、あなたが決めることじゃないわ」

「エ、エアリス……何を?」

「あなたはユーマのことを腰抜けといったけれど、全然違う。本当に腰抜けなら、黙ってみてればよかったんだから。あたしに言わせてもらえれば、一人で立ち向かう勇気もないあなたのほうがよっぽど腰抜けよ、マルメド」

「なっ……! ぼ、僕は……!」


 怒りか羞恥か、マルメドは拳を固く握りしめ、顔を真っ赤にした。

 エアリスは尻もちをついているマルメドから視線を外すと、オレに目で「行きましょ」と促してきた。


 しばらく無言で先導していたエアリスだったが、やがて気遣わし気に振り返り、


「ごめん……あたしがあいつらを焚き付けたからこんなことに……」


 申し訳なさそうな顔でそう謝ってくる。

 そんな顔をされると謝られているこっちの方が申し訳なくなってくる。


「別に言うほど大事にもなってないだろ。それにそもそもオレの借金返済につき合わせてるんだ。多少の迷惑なんて数の内にも入らない」

「それとこれとは……!」

「この話はもう終わりだ。あまり引きずるなよ」

「で、でも……」


 強引に話を打ち切ろうとするが、エアリスは納得がいかないという表情を作る。

 だが、あんな連中と同じ依頼を受けるはめになったのはオレが原因なのだ。

 オレの短慮な行動で借金を背負わされ、オルゲルトに盗賊討伐の依頼を押し付けられ、あんな程度の低い冒険者と組まざるを得なくなった。


「それにエアリスと同じ立場ならオレはきっとあいつらに喧嘩を売っていたしな」


 冒険者ギルドでむざむざ決闘を受けたオレだ、自信を持って断言できた。



 

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