047.75.オーク(緑)になったらやばい貴族令嬢に襲撃されました。
久しぶりの22時更新!
まさか一日で書き切れるとは思いませんでしたね。
たぶん、047.50と047.75の内容が薄っぺらいせいですね。うん、そうでしょう。
オークだ。
名前はあるけど、今はそんな自己紹介をいちいち言っている場合じゃない。
「待ってー! オークさーん!」
「待ちなさい! オーク! さっさと私の物になりなさい!」
「緑色のオークって珍しいから欲しいなー」
今、女騎士さんたちに追いかけられている。
たぶん、女騎士さんだよね?
最後の人なんてめっちゃ怪しいんだけど、本当に女騎士さんだよね?
なんか装備が体に合っていないような気がするんだけど、オークがいる森に白昼堂々入ってくるのだから女騎士だと思う。
これが貴族令嬢だったらヤバい。マジでヤバい。
ところで、なぜぼくが追いかけられているのか?
それはぼくが子供の頃に遡る。
五歳の頃。
村がオークイーターによって滅ぼされた。
大人たちは尽く蹂躙され、いじめられっ子のぼくは子供たちに地下壕から追い出されて、燃え盛る村の中一人逃げ回っていた。
そんなとき、ぼくはオークイーターと出会った。
まるでこの世のものではないような姿をしていた。
ぼくはこのまま食い殺されるのかと思って、腰を抜かしてしまった。
すると、オークイーターは急に興味がなさそうな顔をした。そして、冷たい声でこう言った。
「萎えるわ」
いったい何が萎えるんだ!
ぼくはあんたに殺されるかと思ってビクビクしていたのに、萎える?
ひょっとして、その“ゴボボボボ”のこと? 意味がわかんないよー!
「だって、お子ちゃまオークはとびっきりまずいのよね。それに、緑色のオークなんてゲテモノを食べたいなんてよっぽど頭のネジがいかれた貴族しかいないわよ。せめて、あと10年は生きなさい」
オークイーターは唾を吐き捨てて去っていった。
あの後、ゲテモノ喰らいで有名なオークイーターでも食べてくれないことにショックを受けてぼくはしばらく立てないでいた。
その後、ぼくは仲間から村八分されて、一人になった。
その頃から徐々にぼくは勇者やハントクラブのいかれたおばさんたち、さらにはさっきのようにお姉さま方に追いかけられるのだ。
一つおかしいことがあるとすれば、僕を追いかけている人が主に女性なのはどうしてなのだろうか?
理解ができない!
なによりオークイーターに「萎える」と言われたぼくがなんでこんな目に合わなくちゃいけないんだろうか?
それとも、緑色の体のせい?
はたまた、オークを見たら手あたり次第襲ってくるの?
本当に怖い!
******
そんなある日、ぼくは一人の女性に出会った。
彼女は森にいるにもかかわらず、煌びやかなドレスを着て双眼鏡でぼくをみつめていた。
なんかかわいい人だなって思っても、色んな意味で萎えているぼくはいつものおかしな人だと思うことにした。
ところで、そんな姿でどうしてぼくを見つめるんでしょうかね?
オークイーターにまずいって言われたよ!
ぼくは緑色ですよ!
それに、普通のオークは肉食のはずなのに、草しか食べていませんよ!
どうして、そんなオークが好きなんでしょうかね!
あれ? なんか手を挙げたぞ?
なんかいかついオークが出てきた。
どういうことなんだ?
「ピ、ピ、ピギャ――――――――!」
なんか目を潰されたオークたちが僕に向かって突進してきたんですけど!
なんでオークがあの女性の言うことを聞いているの?
あれ、絶対にオークイーターでもないし、自動殺戮機械でもないよ! どうして言うこと聞いちゃってんの!
「「「ブギャ――――――――!」」」
もう言葉が通じない! もうこんなのい、「ブ、ブブ、ブへ――――――――!」
もう、なんでぼくを狙うの? それも女の子が……。
てっきりオークイーターに殺されると思っていたのに、オークに踏みつぶされるなんて……。
こんなことになるくらいなら、もっと村を壊してお「ほう。まだ息があるのかえ?」
なんでこんな目ができるの?
怖い! 怖い! 怖い! 怖い! 怖い!
「おい、34番」
「ブヒ!」
「後でしっかりこのオークの目を潰しておくんだえ。妾の椅子になるんだからえ」
「ブヒ!」
椅子? 何言ってんの!
そもそも、目を潰すなんて!
酷い! 酷過ぎる!!
もう殺してくれぇぇぇぇ!
「おい、まだやらんのかえ? 温情など必要ないわ。さっさと潰すところを見せるのだえ。早く、妾に従う従順な豚にしなければならんのだえ。お主、ベーコンになりたくなければさっさとするんだえ」
「ブ、ブ、ブヒ!」
もうやめて! 目を潰して従順な豚にするなんていったいなんてことをするの!
もう誰でもいいから助けてくれ――――!
シリアスというよりもキーラさんがかわいく思えるくらいの変態が現れてしまいましたね。
私もこれでいいのかと思いながら書いていました。




