第七十一章・昼メシを食べながら…
俺たちは昼メシを食べながら、三人(?)で話をしていた。
俺はサンドイッチ、涙はラーメンだ。(アヴィスは魂なので食べる必要がない)
ちなみに涙が食べているのは醤油ラーメンである。俺は味噌が好きなので、そこは気が合わない。
*
「アヴィスってすごい悪魔なんだな!」
涙がアヴィスを褒めている。
「SSランクマスターなんだから、そりゃそうだろ…」
『少年よ、なぜそんな言い方しか出来ない。素直に褒めてもいいんだぞ。スポーツ少年みたいに』
「い・や・だ」
「もしかしてスポーツ少年って俺のことか?」
涙は自分を指さしたが、俺たちは無視した。
「それでアヴィス。本当に王国を助けた記憶はないの?」
『ああ。全く覚えていない』
傍目から見ると、俺と涙が(二人で)話してるようにしか見えない。
「三千年も生きてたから物忘れでもしたんじゃないの?」
アヴィスは三千歳らしい。これはボスから聞いた。
『三千年は我が覚えている年というだけで本当はもう少し生きているのだが…。まぁそうだろうな』
そこに涙が割り込んでくる。
「悪魔でも物忘れとかするのか?」
「年を取れば誰でもするんじゃねーの」
『少年よ、なぜそんな言い方しか出来ぬ。もう少しスポーツ少年を見習ったらどうだ』
「だからスポーツ少年って俺のことか!」
涙がそう嘆いているが、(俺たちは)それも無視した。




