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孤独の破壊者  作者: 天魔時男
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第六十一章・俺が知らない間に…

 昼は(俺は)海に行かず、ラノベを読んでいた。

 今日は、先日ブック○フで買った「緋弾のア○ア」を読んでいる。

 そんな俺の(てい)たらくに二日目にして、――ちなみに合宿は三泊四日だ――ある作戦が立てられていた。


                  *


 「悠さんを(おど)かしましょう」


 俺たちは飛鳥に集められ、ある計画を話している。それは悠への肝試しだ。


 「それは無理だ」

 「ムリだね」


 悠のことをよく知っている俺とボスは、飛鳥に即答する。飛鳥の気持ちも分かるが、それは絶対無理だ。


 「な、なんでですか?」

 「飛鳥は知らないだろうけど、あいつは無類の怖いもの好きだ。

 いつかはおばけ屋敷に行きたい、おばけに会いたい、なんで俺に霊感はないんだ!と日頃から言ってたやつだからな。逆に喜ぶよ」

 「じゃあ悠さんの怖いのって何なんですか?」

 「人間」

 「人混み」


 これも俺たちは即答する。


 まさに為すすべなし、な奴だ。


 「じゃ、じゃあどうすれば」


 飛鳥が頭を抱えると、

 「それって逆に言えば、「おばけが出る」って言えば、食いつくんじゃねぇのか?」


 フレアの言う通りだとは思うが、それだけでは足りない気がする。


 「俺に考えがある」


 フレアの考えに――ボスの許可を得て――俺たちは乗ることにした。

 

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