表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
孤独の破壊者  作者: 天魔時男
47/306

第四十七章・負けた契約者たちは?

 「はぁ…」


 俺は珍しく――『マザーパレス』のデッキで――ため息をついていた。


 「どうしたの?フレア」


 そこにリンが現れる。


 「いや負けたのはいいんだけどさ。あんな負け方したのが悔しくて…」


 俺は昨日の負け方を気にしているのだ。俺には出来ない奇策で勝つあの戦い方に…。


 「人生生きていれば、色々あるよ」


 リンは何かあったのか悟ったようなことを言うが、俺が聞きたいのはそう言うことじゃない。


 「というかスイリュウは?」


 いつもならばリンのそばにいたりするのだが…。


 「スイリュウなら荷物の整理してる」

 「えっ!?」


 俺、聞いてないんだけど!?


 「私たちは三人で行ったのにあっさり負けちゃったから、テロス様に追放されちゃうの。その前にここを出ようと思ってね」


 リンはあっさり言うが、追放されたということは俺たちは明日から路頭に迷うということである。どうやって生きていけば…。契約者の俺たちだけじゃなく、契たまの二人のこともある。


 そのことを考えているのか分からないが、「また風呂掃除のバイトでもやりましょ♪」と満面の笑顔で笑う。


 (リンの笑顔、久しぶりに見たな)


 俺はそんな状況じゃないのに、リンに見惚(みと)れていた。


                *


 (こいつ、リンに見惚れてやがるな)


 俺はその状況を影から見ていた。


 「ピギー?」(何してるの?)


 ドゴンはそう聞くが、こいつにいっても分からないだろう。


 (お膳立てはしてやらなきゃな)


 俺はニヤリと笑う。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ