第四十五章・飛鳥VSリン
悠さんがフレアさんとネタ勝負をしている頃。
私は(なぜか花壇の前にある)ゲートの奥にいました。
そこで待っていたのは黄色い髪の少女と小さいツノが生えた小鬼の子でした。
*
「あなたが私と戦う人ですか?」
「うん。正確には私とこの子」
その少女はツノの生えたその子を指さします。
「私は柊飛鳥です。あなたは?」
「私はリン。この子は契約獣のライ」
「契約獣――聞いたことがあります。確か契約者に仕えている獣ですよね?」
「俺は別に仕えてるわけじゃねぇーけどな」
その子――ライはそう言いました。
*
私はモードチェンジで『シャイニングモード』となり、リンさんは憑依「雷帝」になります。
「手加減はしませんが、大丈夫ですか?」
「ずいぶんと余裕なんですね」
「私は悠さんのお手本にならないといけませんから――簡単に負けるわけにはいかないんです!」
「『孤独の破壊者』の…そうですか」
リンさんは一瞬何かを考えたようですが、何を考えたのかはよく分かりませんでした。
*
「シャイニングアロー!」
飛べる私は『フォームチェンジ』で――剣を弓に変えて攻撃します。
ですが、
「飛べるからって攻撃できないと思いましたか?私だって攻撃できるんですよ!」
リンさんは雷を纏って、私に突進してきます。
斜め上に来るその攻撃を私は避けますが、雷までは避け切れません。
(やっぱりアリーとは違う!)
契約者は各属性のエキスパートだと聞いています。やはり一筋縄ではいかないようです。
「サンダースラッシュ!」
落ちてきた私をリンさんは間髪入れずに攻撃してきます。
攻撃を受けた私は回転しながら勢いを殺し、どうにか耐えます。
「これで決めます!ボルテッカー―――!!」
どこかで聞いたそんな技にやられるわけにはいきません。私は全力を出して、
「シャイニングフェザー―――!!」
正々堂々とリンさんを倒します。




