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第二十章・涙VSベヒモス
「まさか、こんなに早く使うことになるとはな!」
俺はありったけの声で叫ぶ!
「モードチェンジ――『コキュートスモード』!」
俺の姿がみるみるうちに変わっていく。今まで着ていた黒の制服は、白く変わっていき、後ろにはマントが着いている。
悠には言ってないが、――飛鳥やボスは知っている――俺の二つ名は『氷の魔剣士』。「氷を使えば、最強」と言われている剣士だ。
ベヒモスは生存本能により、危険を察知してか、俺に向かって、突進を敢行しようとする。
俺はその突進を、壁を滑って、かわす。
俺はその隙を突いて、『フォームチェンジ』で剣の形を変える。
その形態は『ランスフォーム』――槍の形態だ。
俺はそこに「フリーズ」を付与する。
(ベヒモスの弱点は――背中だ!)
俺はベヒモスの背中に回りこむと、
「貫け!フリーズランス―――――――――――――!!」」
ベヒモスの体を貫いたのだった。
ドォォォーン
貫かれたベヒモスは体が凍ったまま横に倒れ、動かなくなった。




