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第九十四章・涙VSデス
悠がキールに問題を出されている頃、俺はデスと戦っていた。
俺としてはギルド『ドラグノフ』のメンバーとはあまり戦ったことが無い。
俺が大竜丸と。飛鳥がテロスと。悠とボスがマザーと戦ったことがあるくらいだ。悠の場合は覚えてないだろうが…。
*
キンッと俺の「レクイエム」とデスの短剣が当たる。
「すごい戦い方だな。俺より強いんじゃないか?」
「……」
(なぜ喋らないんだ…。何かあったのか?)
俺としては女心は分からない。
悠は分かるときもあるらしいが…。
(おっと。今は戦いに集中しないとな!)
柱の上には一羽の鳥が止まっていた。




