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第九十章・悠VS涙…?
テリーの(謎の)宣戦布告を受けてから三十分後、俺たちは向かい合っていた。
今の時刻は午後八時五十九分。後一分しか残っていない。
相手は涙。俺に勝つ気でいるらしい。
だが負けるわけにはいかない!
「悠。俺が悠と戦うのは久しぶりかもしれない」
「俺にとっては初めてだけどな」
飛鳥・ボスと戦ったことはあるが、涙と戦った記憶はない。
「お前が覚えてなくてもいいさ。俺が勝って告白するんだから!」
「そうはさせるか!」
『では、ABカップ――ユウVSルイ。始め!』
(涙。お前には負けない!)
(俺が勝たせてもらうぞ、悠!)
俺たちの戦いは始まるはずだった。




