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第3話



「桜姫生徒会長!入学した時から好きでした!ぼ、僕と付き合ってください!」×20


「ごめんね、僕の恋愛対象は何度も言ってるようだけど女性だから!男には興味もないから!」


朝起きて登校して下駄箱に大量のラブレター。

うん、差出人は男だね。

うん、そろそろ僕が男であるとを知ってほしいな、みんな知ってるはずなんだけどなぁーぁ


「桜姫会長モテモテですね」


「男にモテても意味ない事 輝知ってるよね?」


國分輝 が後ろの方から声をかけてきた。おちょくってるようだった


「知ってますよ、でもそれは会長が可愛すぎるのが問題だと思いますけどね〜」


桜姫は國分の腹をげしげしと蹴りなら


「会長言うな。生徒会してる時だけでいいって言ってるだろ」


「はいはい。まっ由紀もさ彼女作ったら人生かわるかもよ?」


この男子しかいない所で彼女なんか作れるハズないでしょうと思いかけたが 1つ忘れてたイベントを思い出した。



「なるほど。3年に一度の聖・蒼葉祭が今年はあったね。確か輝の彼女も聖・マリアズだよね」


「そうそう。だからさ、今年こそは絶対に学祭盛り上げてついでに由紀も彼女作ったらいいよ!」


彼女か。

「あれ?なんか考えてる?はっ!もしかして意中の相手でもいるわけ??」


「んー…意中の相手なのかなぁ。あったことないし」

果たして兎のヌイグルミは意中の相手なのか。相手が女の子なのかも不明だし…でも、声可愛かったし でも 王子って呼んでるから男子なのかなぁ

由紀が悶々と考えていると

その話を聞いていた壊都がガタガタと震えたし、

「俺の由紀をたぶらかしたやつぶっ殺す」などとぼやき始めた。


「あれ?壊都いつからいたの?」


「由紀に意中の相手でもいるのか?と貴様が聞いていたところからだ、なぁにが意中の相手だ!由紀には俺がいればいいの話しだろうが!」


「友達としてだよね!友達としてだよね!由紀」


壊都のぶっ壊れた思考回路を由紀に気付かせないために輝は 友達として!を強調した。


「んー。壊都は友達兼用心棒だよ?

輝は友達兼相談相手だし、あーでも恋バナするには達郎に頼んだ方がいいのかな?」


由紀の口から知らない男の名前が出た瞬間に

壊都の顔が更に厳しくなった。


「達郎?って だれ?」


「僕の幼馴染兼親戚の頼れる兄貴!確か彼女さんか聖・マリアズにいるハズだから色々聞けるかなって思ってとりま Lineでこっちにきてもらう事にした」


Lineかよ!てか同じ学校のやつかよ!

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