51.聞きたい事
そうだ俺、保に聞きたい事あるんだ。
「あのさ、保はその……浩二が陰陽活動のこと黙ってた事どう思った?」
俺はこのままなるべく秘密にしておきたいって思ってるけど……けど……
だってその方が危ない目に合わせる事ないし。
違う。
俺が嫌われたくないだけなんだ。
「どうって…別に。だってさぁ〜浩二ちゃんと部屋は一緒だけどそんなに仲イイわけじゃないしぃ?」
「へ?」
そういえば保はあまり部屋にいないって言ってたような……
「うわぁ―……聞く人間違えた」
「落ち込まないでよーっけどさぁ僕は知ってて良かったって思ってるよ?前よりは浩二ちゃんと仲良くなれたじゃん。」
「でも……周りと違うんだよ?」
なんで笑うんだよっ。
「浩二ちゃんて元々いろんな噂あるんだよ?今更1つくらい増えたってどうって事ないじゃん」
そうだった!
あいつは不良であらゆるっていうか悪い噂ばかりじゃん!
「俺の相棒はムカつくくらい最強か……」
「もしかして正樹ちゃんの事?」
「同室者が正樹って知ってるんだ。」
「そりゃあ成次の、あっこの間居たじゃん!」
何かごまかした?
「そういえば俺を送ってくれた時に会ってるんだよな。」
「やっぱり言った方がいいかなぁ?」
浩二の畑仕事手伝ってるっていい訳苦しい気がするんだ。
「けどっ怖いんだっ!」
「柾美ちゃん…」
「俺の家が陰陽の家系だから、同級生に怖がられてたんだ。
何かあれば俺の呪いとか、だから高校は家から離れた所にしたんだ。」
保は静かに俺の言葉を聞いてくれてた。
「どうしても気になるなら言っちゃえば?
生徒会長とギクシャクしてるのって言ってないからじゃないの?」
こ、こいつ鋭いな。
たしかに。
この間総一先輩と目があったけど無視されたもんな。
「もし正樹ちゃんに拒絶されたなら僕と部屋変わればいいじゃん。」
「そんなこと簡単にできるわけないだろっ」
「それが出来るんだよねぇ。光の寮長権限で。
同室者同士が修復不可能なくらいギクシャクした場合だけどさ。」
サラッと凄いこと言ってない?
あ、それならもう正樹に嘘つかなくていいんだ。
もし変わっても浩二と同じ部屋になるなら助かるかも。
きっと……正樹は怖がってしまうかもしれない。
今までと同じ目でみてくれなくなるかもしれない。
それでも言わなきゃ。
「ありがとう。俺、今日言うよ。」
資格の勉強の為しばらく休止します。中途半端な所ですみません。




