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黄昏の日常  作者: 灯些季
52/89

51.聞きたい事

そうだ俺、保に聞きたい事あるんだ。


「あのさ、保はその……浩二が陰陽活動のこと黙ってた事どう思った?」


俺はこのままなるべく秘密にしておきたいって思ってるけど……けど……


だってその方が危ない目に合わせる事ないし。


違う。

俺が嫌われたくないだけなんだ。


「どうって…別に。だってさぁ〜浩二ちゃんと部屋は一緒だけどそんなに仲イイわけじゃないしぃ?」

「へ?」


そういえば保はあまり部屋にいないって言ってたような……


「うわぁ―……聞く人間違えた」

「落ち込まないでよーっけどさぁ僕は知ってて良かったって思ってるよ?前よりは浩二ちゃんと仲良くなれたじゃん。」

「でも……周りと違うんだよ?」


なんで笑うんだよっ。


「浩二ちゃんて元々いろんな噂あるんだよ?今更1つくらい増えたってどうって事ないじゃん」


そうだった!

あいつは不良であらゆるっていうか悪い噂ばかりじゃん!


「俺の相棒はムカつくくらい最強か……」

「もしかして正樹ちゃんの事?」

「同室者が正樹って知ってるんだ。」

「そりゃあ成次の、あっこの間居たじゃん!」


何かごまかした?


「そういえば俺を送ってくれた時に会ってるんだよな。」



「やっぱり言った方がいいかなぁ?」


浩二の畑仕事手伝ってるっていい訳苦しい気がするんだ。


「けどっ怖いんだっ!」

「柾美ちゃん…」

「俺の家が陰陽の家系だから、同級生に怖がられてたんだ。

何かあれば俺の呪いとか、だから高校は家から離れた所にしたんだ。」


保は静かに俺の言葉を聞いてくれてた。


「どうしても気になるなら言っちゃえば?

生徒会長とギクシャクしてるのって言ってないからじゃないの?」


こ、こいつ鋭いな。

たしかに。

この間総一先輩と目があったけど無視されたもんな。


「もし正樹ちゃんに拒絶されたなら僕と部屋変わればいいじゃん。」

「そんなこと簡単にできるわけないだろっ」

「それが出来るんだよねぇ。光の寮長権限で。

同室者同士が修復不可能なくらいギクシャクした場合だけどさ。」


サラッと凄いこと言ってない?


あ、それならもう正樹に嘘つかなくていいんだ。


もし変わっても浩二と同じ部屋になるなら助かるかも。


きっと……正樹は怖がってしまうかもしれない。


今までと同じ目でみてくれなくなるかもしれない。


それでも言わなきゃ。


「ありがとう。俺、今日言うよ。」


資格の勉強の為しばらく休止します。中途半端な所ですみません。


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