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黄昏の日常  作者: 灯些季
38/89

37.後日談

昼休みの食堂にて


食事を終えて部室に向かった正樹が去ってから

モンブランを目の前にして俺と浩二は並んで座っている。


最初は珍しいからか俺と浩二が一緒に居るとチラチラと見られてたけど

今はそうでもない。


そう、このケーキ賭に俺が負けたから奢る事になったヤツなんだ。


「はいどーぞ」


スプーン渡してやったのに受け取らないってなんなんだよっ。


「俺に渡してどうする?柾美が持つんだろ?」


ん?それって……

食べさせやるって……


「俺さぁ勘違いだと思いたいけど、奢るって意味じゃなくて…まさか、スプーンを口に運んであげるって事?」

「当たり前だろ」


それって俺恥ずかしいけどお前もだろ!


「捨て身の嫌がらせ?」

「俺は構わねぇぜ」


こいつ、絶対俺の反応楽しんでる。

仲良さそうだと総一先輩に誤解させたいって事だろうけどいないじゃん。


「おねしも悪よのぅ。この俺から直々に口に運んでもらおうとは我が儘なヤツめ。しかしな「いいから早くしろ」


これからじっくり説得するつもりだったのに!


睨みつけるけど早くしろとばかりに睨み返される。

ムカつく。

注目されてないからってやりづらいぞ。


しかし今は人が少ない!とっとと終わらせてしまえ!


意を決した俺はケーキにズブリとフォークを入れて、大きめにすくう。


「ほらっ口あけろよ」

「愛情がない」


こっこいつ!

イヤミ込めてやる!


「お口あ・け・て?こ・う・じ・ちゃん」

「は?」


いきなりテンション変えた俺に驚いてポカンと口を開ける。

すかさず突っ込む!


ざまぁっワタワタしてるっっ!


口を動かしながらも何か言いたそうに顔を向けてくる。


面白いかも。


「はいっあ~ん。こうじちゃ~ん」

呆然とした口に再び突っ込む!


声色変えるとかちょっと調子乗り過ぎかな?


「2人ともラブラブだね〜っ。」


心臓止まるかと思った!


後ろを振り返ると笑顔の園田先輩っっ!?


そ、その後ろに無表情の総一先輩までっっ!




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