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黄昏の日常  作者: 灯些季
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1.転校

俺は今、入学して2ヶ月経ったばかりの高校を辞める羽目になってます。



なぜかというと、


家系が昔から陰陽師という職業だから。

見習いという立場の俺は親父よりある使命を受けた。


「あの叔父さんが山奥に作った全寮制の学校に転校!?」

「ああ、そこには数十年前に異界の出入り口になってしまったから結界陣を張ってあるがどうも時々緩むらしい。」

「それ張り直すの?」

「お前にそんな高度な技できるわけないだろ。」


ですよねー!

ん、じゃあなんで?

だって張り直しなら叔父さん出来るはずだし?


「陣は不安定だ。そこから漏れ出した魔物を封印してこい。」

「は?そういうことするために叔父さんがいるんじゃ「甘い!お前の修行になるから行ってこい!!」


おいおい……。

昔はなんであんな所にって思ったけど、学校を置くことで結界を解こうとする奴が近づくのを防いでいるらしい。


なにか矛盾が見える気はするけど気にしないことにしよう。


「でもなんで男子校?全寮制なら共学でも良かったのに。」


中、高生と教師も男しかいない所だぞ?

思春期をそんなとこに閉じ込められるなんて。


「そんなのあいつの趣味に決まってるだろ。」

「………そうだ…」


叔父さんてたしか腐男子だ。

男同士でイチャイチャするの見て楽しんだり妄想したりする人。

結婚したと思ったらその相手も腐女子。

いまじゃ貴腐人と(腐)紳士の夫婦。

徹底的に腐ってます。


そんなわけで編入試験受けたけど、レベルはけっこう高いみたいだ。


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