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高まる思い







ドンッ!!

誰かとぶつかってしまった・・・。


「いってぇ・・・。」

そこには、霧野星哉がいた。

「って・・・。大丈夫か?お前・・・。」

星哉の前にいる女の子は

見覚えがある・・・。

屋上であった女の子だと分かったのだ・・・。


「大丈夫か・・?」

(泣いてるのか・・・?)

女の子はうつむいた顔をあげようとしなかった・・。

星哉は何故だか分からないが、女の子の手をとる。

「大丈夫か?」

と、もう一度ききなおした・・。



女の子は少し驚いていたが、うつむいた顔を上げてくれた。

(この人、屋上であった人・・。あっ・・・)

空は手を握られていることに気づくと、

とっさに手をはなした。


「あっ、、えっとごめん・・・。」

星哉は少し顔を赤らめさせた・。

星哉自身もとっさに手を握ってしまったのだ。


「気をつけろよ・・。」

星哉はつぶやくように言って、廊下を歩いていった・・



「あっありがとう・・。」

空は、さっきまでの恐ろしい気持ちが

なかったかのように、あったかい気持ちだけが、

自分の心を染めていた・・。

空は星哉に握られていた方の手を、触る・・。

(あったかい・・。何故だか分からないけど、さっきまでの

苦しい気持ちが、なくなった・・。それに

すっごく、心が気持ちがあったかくなる・・。)


空は何もなかったかのように、教室へ戻る・・。

教室にいた桐葉は空をみて

「大丈夫?空?」

と心配して言ってくれた・・。

さっきは心配してくれた桐葉に少しきつく言ってしまったのに・・。

「さっきはごめんね・・。」

空は桐葉にあやまった・・。


「ぜんぜん・・大丈夫!空が泣いてたから、

うちも、ちょっとびっくりしたからさ・・。」


「ほんとごめんね・・。」

もう一度桐葉にあやまる・・。

そして、教室を見渡す・・。

窓側の一番後ろの席の方へ目がいったが、

そこには誰もいない・・。

星哉は他の場所に言ってるのだろう・・。

(って!私なんで、あの人のこと探してるんだろう・・。)

空はすこし残念な顔をしたが、頭の中で

星哉のことをたくさん考えていたのだ・・。


今は昼休み・・。空は桐葉との昼食の約束も忘れて、、

教室を出て、走り出した・・。

(きっと、、あそこにいるはず・・!)


ガチャ・・

ゆっくりと屋上のドアを開ける・・。

すると・・。

たくさんの光が全身にかかる。

「・・いない・・。」

空はうつむく・・。

「なんかようか・。」

空は声が聞こえたので、うつむいた顔を

急いであげる・・。

そこには星哉がいた。

屋上にあるタンクの奥のほうにいたようだ・・。


「えっと、、さっきはあっありがとう・・・」

空は言葉が、噛み噛みだが、星哉に少し大きな声で言った。


「あぁ・・。別に何にもしてないけど・・。」

星哉は少し照れた顔でいった。



空はとにかくお礼がいいたかったのだ・・。

伝えたかった・・。

何故だか分からないが、収まらない気持ちが

あふれ出しそうだった・・。





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