気持ち
「どうかしたか?」
彼は、私に問いかける。
「あっ・・・えっ・・
なんでも・・・」
(私なんで、人の顔じっと見てるのよ!・・)
空は顔を、赤らめさせる。
「顔赤いぞ?」
彼が私の顔をのぞきこんできた。
(えっと・・・なんで、私、緊張してるの!?)
「だっ大丈夫・・・・!」
空は焦るように、言った。
「私、ちょっと用があったんだ!・・
えっと・・・ごめんなさい!!・・・」
「えっ!?・・ちょっと!・・」
空はおもいっきり、走ってにげた・・・
空は気持ちが変になっていた。
(私のばか。なんであんな言い方して
逃げてきたんだろう・・
でも・・なんなんだろう・・・?
この気持ち・・・
わかんないけど・屋上に行って、あの人と会って話された時
なんか・・すっごく気持ちがあったかくなった。っていうか・・・
うれしくなった。っていうか・・・
なんなんだろう・・・・・?)
そのころ、星哉は・・・
(あの子どうしたんだろう・・
でも、俺のお気に入りの場所にくる人が
いたなんてな・・・
ここは俺たち二人の場所だったんだけどな・・
瑠璃・・・・)
そして・・・
「そらー!!
どこに行ってたの?」と桐葉が教室に入ってくる
空に言う。
「あっえっと・・
ごめんね。ちょっとお昼食べてた。」
さすがに、あの、霧野星哉といっしょに
いたとは・・・言えない・・・
「そっか・・日直の仕事早く終わったから
いっしょに食べようかな?と思ってたんだけどね・・・。
明日はいっしょに食べようね!!」
「うん・・・」
(教室に入るとまた、心が苦しくなるというか・・
過去を思い出す感じ・・・)
自分ではよく分からない・・・
気持ちが変になったりするのも・・・
どうして、くるしくなるのかも・・・
どうしていいのか分からない。
この気持ち・・・・
空は心を焦がした・・・




