表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。

帯電体質の男の冬の休日

作者: まい

 コレは特に盛り上がりもない、ただひたすらにイタズラな静電気と付き合う男の観察日記っぽい作品である。


 なので、特に話に山とか谷とか刃ありません。 日常的すぎる日常系です。



 冬の帯電体質の男は、今日も色々な物に触れてバヂンとか言わせるのだ。


 男は寝床から抜け出し、パジャマを脱ぎ出す。


「いてっ」


 男の耳にはパチパチ! どころか バチバチ! と聞こえる静電気に体を痛めつけられながら、洗濯機へ脱いだ物を放り込む。


 洗剤も投入し、洗濯機を回す。



 それから部屋のコタツへ入る。


 コタツで用意しておいた朝ごはんをのんびり食べる。


「いててっ」


 それからコタツから出る時にバチバチ言わせながら流しに立ち、洗い物を済ませる。


 それからまたコタツへ入り、スマホアプリのゲームで遊んだり、電子書籍や投稿小説を読んで過ごす。




午前10時30分頃


「いててて!」


 丁度良い時間になったのでバチバチ言わせながらコタツから出て、洗濯機を回していたのを思い出し、洗濯物を干す。


 干すが、この日は生憎(あいにく)の天気でちゃんと乾くのか不安になる男。


 洗濯物を干し終わり、冷蔵庫の中身を始めに不足している生活品が無いか確認してから、買い物に出かける。


「いってっ!きまーす」


 玄関のドアノブをバチッと言わせてから、男は出かけた。




昼頃


 パチーン! とドアノブを鳴らしてから買い物から帰宅し、お昼で食べる物以外の買ったものを全て収納する。


 その後にコタツへ入り、のんびり昼食。


 食べ終わったまま少しの間スマホを操作して過ごす。




午後3時頃


 ふと外の天気を確認するが、やはり天気は変わらず良くない。


「いったい!!」


 不安になった男はコタツをバチバチ言わせながら抜け出し、片付けてなかった昼食のゴミを片付けて洗濯物の確認。


 やはり生乾きで、コインランドリーへ行くと決めた。


「っってぇ!」


 洗濯物をカゴに詰め、財布を確認し、玄関のドアノブをバチンとさせてから近くのコインランドリーへ。





「っっっっ!!」


 バチバチバチバチッッ!! と今日一番の静電気の音を立てながら、コインランドリーの乾燥機から洗濯物を取り出し、カゴへ。





 今回は珍しくドアノブを鳴らさず帰宅し、洗濯物を仕舞(しま)う。


 それから夕飯頃まで、気になった所を掃除しながら


「いてっ」「いててっ」


 静電気に襲われる。


「おうっ!?」


 まれに変な所に触れ、バヂン!と大きな音を出していた。





「いてててて」


 頃合いになったので風呂に入る為に服を脱ぎながら静電気に断続的に襲われてから、風呂へ。




 風呂から出たら、再び自由時間。


 休み明けの仕事を思い出し、必要な用意は無いかを確認してから、コタツへ入る。




「………………」


 もう寝る時間になったのを確認してから、パチパチとコタツを鳴らして抜け出し、布団へ潜る。



 おやすみなさい。

 トイレに立った描写は省きました。


 そしたら丁度、空白とか改行とかを含まない文字数が1000になったので、コレでいいかなと。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
静電気の季節ですねぇ~。 私はあまりひどいと霧吹きで体に水分を散布します。 ちょうど部屋も乾いているし、このくらいなら問題ないので。 しっかし、静電気。 その気になれば連結による蛍光灯の発光もできる…
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ