プロローグ
電車に揺られてウトウトしてた時に浮かんだので勢いで書いた。
更新はいつになるか分からない。
以上のことを踏まえてお読みください。
「ちょっと異世界に行ってくるわ!」
そんな言葉を残して兄が失踪した。
それが約一ヶ月前のこと。
品行方正を美学とした兄こと久我 聖の突然の奇行に、俺こと久我 門音は考えることを放棄した。
一体どれだけの時間そうしていたのか、気が付いた時には兄の姿はなく、いくつかの服と小物がきれいになくなっていた。
俺と兄の部屋は同じだが、そんなそぶりは全く見せなかった。
ただ、兄がおかしくなった。
俺にはそれだけしか理解できなかった。
それからは何事もな・・・・・・かったわけでもない。
まず、双子の妹である久我 鈴音がキレて暴れた後泣き始め、盛大に被害を被った俺が宥めるはめになった。
鈴音は基本優秀なやつだが事、兄の聖の事となると暴走する。
この事からわかるように鈴音は重度のブラコンなのだ。
次に、家に居候している親戚の樋山 円が冷静に、警察に電話してくれたまではよかったが、両親が使い物にならず俺が対応しなければならなかった。
電話した円はクールビューティーよろしく黙りでかつ、見た目小学生だから警察も対応に困っていた。
円は実質中学二年生で、鈴音は高校ニ年生なのたがどちらが姉かと言われれば間違いなく円の方が内面的には大人びている。
そんな俺の携帯に一通のメールが届いた。
メールの相手は失踪した兄からで、内容はいたって簡単。
「魔王に捕まったから迎えに来て」
思わず「どこに!?」と自室で叫んでしまったのか仕方の無いことだろう。
これが俺の不幸の始まりだった。
―――以下キャラクター紹介―――
久我 聖
性別:男
年齢:19
概要
久我家の長男にして品行方正の代名詞。
スポーツは得意ではないが知識量がずば抜けて高く、アメリカへの留学も本気で考えていたが結局趣味のゲームプログラムを組むのに適当な大学へと進学する。
人当たりが良く笑顔を絶やさないが、真はしっかりと持っていて気に食わないことは納得するまで追及する。
非現実的なことは認めず、科学で解明できないことは無いと言うのが今までの口癖である。そのためなぜ今回のような奇行に走ったのか不明である。
久我 門音
性別:男
年齢:17
概要
当物語の主人公で久我家の次男。
事あるごとに兄である聖と比べられるのでグレて髪を白に近い銀髪に染め上げて不良っぽく振舞っているが、根っからの悪人ではなく元来の面倒見のいい性格から苦労が絶えないでいる。
今現在通う曽根崎高校でもなんちゃってヤンキーなどと不名誉なあだ名を頂戴しており、クラスメイトからは総じてコウガと呼ばれている。
運動神経が良く、スポーツ全般をそつなくこなす。
久我 鈴音
性別:女
年齢:17
概要
主人公である門音の双子の妹で久我家の長女。
多少幼い精神年齢をしているが聖に続く博識の持ち主で、門音ほどではないが運動神経も良い。ただし家事全般が壊滅的で普段は門音と居候である円に頼りっきりである。
長男である聖に恋心を抱くブラコンであり、後を追うように名校と言われる曽根崎高校に入学する。その際、門音を巻き込み入学できるだけの知識を一週間で叩き込んだ。
曽根校のマドンナと言われる美貌を持つが、門音を無理やり女装させ参加させた美人コンテストで負けたので自信をなくしている。
樋山 円
性別:女
年齢:14
概要
久我家に居候している親戚で樋山家の三女。
寡黙にしてクールビューティー、門音以外との意思疎通が苦手で周囲からは不思議な子と思われる。
上の姉二人がぶっ飛んだ性格をしておりそのせいか非常に大人びた性格をしていて、物事を冷静に判断することができる。ハードカバーの本を何時も持ち歩き、有事の際にはそのまま武器として使用する。
が門音と買い物に出かけた時に買ってもらった本は丁重に保管してある。門音が少し気になるこの頃である。
特に意味は無いんですけどね
門音「本文よりキャラ紹介の方が長いってどういうことよ?」
天の声「しょうがない、思いついたの書き殴っただけだし」
門音「・・・・・・はぁ、まぁ次の話しに期待しようか」
天の声「あ~・・・それなんだけどさ、勢い任せだから次のことまったく考えてないのね」
門音「つまり?」
天の声「しばらく更新できません(はーと)」
門音「生きてたら次の話しでまた会おう」
天の声「え、ちょ、鉄パイプもってなんて笑顔! どこぞのメイカーさんもびっくりぎゃあああああああああああああ!!!」