幸せ恐怖症
怖いズラ怖いズラ
幸せが怖いズラ
幸せがあるととても気持ちいいズラ。
でも幸せを失うとすごく苦しくなるズラ
幸せが失われたあとのことを考えると怖いズラ
幸せを失ったときに襲って来る苦しみは幸せの大きさに比例するズラ
大きな幸せが怖いズラ
大きければ大きいほど怖いズラ
どんな幸せもいつかは絶対に壊れてしまうズラ
壊れない幸せはないズラ
ましておれでも手に入れられる幸せは壊れやすい幸せばかりズラ
幸せはいつ爆発するかわからない爆弾と同じズラ
もし爆発したらおれの体は消し飛んでしまうズラ
体が消し飛ぶのなんて嫌ズラ
だから幸せが怖いズラ
大切なのは求めないことズラ
激しい喜びを求めなければ深い絶望は存在しないズラ
植物の心のように変化の少ない人生を送るズラ
そんな人生を送るズラ
おれは臆病ズラ
幸せが欲しい気持ちよりも怖い気持ちのほうが大きいズラ
本当は幸せを何も考えずに貪り食いたいズラ
でも一度食べてしまったらもう幸せ無しでは生きられないズラ
だからおれは幸せを求めないズラ
それがおれの幸せに繋がるズラ
幸せが怖いズラ
けど幸せが欲しいズラ
今思えば、幸せになりたいという気持ちはいつだってマイナスの感情から生まれてたかもしれないズラ