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この作品には 〔ボーイズラブ要素〕〔ガールズラブ要素〕〔残酷描写〕が含まれています。
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キミが隣にいること

作者: いなほ
掲載日:2017/01/30

変化のない日々

 ――代わり映えのない世界につけられた “日常”

 だが、これでは、あまりにも退屈だ。

 たとえ、それが僕の望んだ世界であろうとも。

 ―――僕は『非日常』によって生かされてきたのだから・・・


 ―――退屈を打ち破る闇を追い求めていた


other side

『キミが隣にいるコト』



 静寂たる空間―――

 物音ひとつ立てるようなことがあれば、

 もれなく“死”を与えられるであろう。

 そんな物騒で、厳格なる教室(くうかん)


 『日常』の中にある『非日常』

 これが、僕の生きている証なのであろうか?

 それとも――――

 ボク――――――



トッ トッ トン♪

 飛び跳ねるような軽快なステップ

 なんだろう?

 このおぞましいまでの寒気は・・・

 とてつもなく嫌な予感がする・・・・



 「チビ人間!起きるデス!!!」

・ ・・・

 ・・・

 ・・

 体から満ち溢れる異臭

 辺りに舞い散る血を呼ぶ花

 雪花たる舞姫

 “ボク”の“人格(きおく)

 とても綺麗で、戦慄なる白雪

 “ボク”に与えられた“宿命(なまえ)


 「あぁ、おはよう。」

 なんか体が重い・・・

 どうやら、まだ覚醒していないのだろうか?

 それとも――――


 「むぅ~~~っ!!せっかく、私が起こしてあげようと思ったのにぃ~!!」


 悔しそうに顔をゆがませる。

 幼い面影を残した少女・・・・確か“アヤ”とかいったっけ。

 ボクに与えられた仲間の1人。

 この異能力者の集う学校で、

 唯一、僕たちが心を許せる存在。

 にしてもどうして、ボクの周りには・・・

 ――『ロリコン吸血鬼』

 ボクに与えられた称号。

 もちろん、この称号をくれた級友(クラスメート)は、

 闇に・・・・ゲフン、ゲフン


 「チビ人間は、私が起こすからいいの!」


 そして、もう1人の幼女もとい僕の連れ添いの相手

 名前は“アキ”

 ボクと同じ―――――


 ピョン♪

 「うっ・・・・」

・ ・・いやなぜ乗る?

重いんだよ、二人も乗られると

・ ・・その前に起こすんじゃなかったのか?

この状況じゃ・・・・


「いっつもいつも、私の邪魔をして~!!!」

 無数の攻撃が行きかっている

「何よ~、あんたこそ、いっつもいつも~!!」

その攻撃の大半がレイに当たっている。

・ ・・これは、計画的殺人というものか?

見事に危ない刃物やいろんなものを投げて・・・

ワザを使われないだけ、ましなのだが・・・


「馬鹿、アキ!降りろ!!」

「むぅ~!!どうして、私にだけ言うのよ~」

「かわいい顔してもダ~メ!」

 本当にどうして、こうも幼女を連想させるんだ?

 アキという人間は。

 ピューッ!

 アキのほっぺは、指で押されて

 空気が抜けていく

 本当にいつ見ても面白い(笑)

 「(ため息)ほんとーにお2人は仲が良いんですね。あや焼けちゃうな~。」

 二人の行為を笑いながら鑑賞しているが、

 一瞬の暗い影の後

 レイの背中から飛び降り、

 背を向けながら放つ

 その言葉に――――


 「誰がこんなバカと!」

 「誰がチビ人間と!」

 2人の声が見事にかぶる

 その行為に

 頭をかきながら

 「息もぴったりなのですね(笑)っと、そーそー、放課後、実習室に行って下さいね。」

 ――――その言葉を最後に彼女の姿を見たものは――――


 「かっ、勝手に殺さないでくださいよ!(焦)」

 ―――ちっ、聞かなかったことにしようと思ったのに―――――

 「聞こえていますよぉ!ちゃんと、行くのですよ!!これは、補修なんですから!!」

 ――――あやはその言葉を最後に――――――

☆ ☆☆

・ ・・・本当にうるさかったな。

ただでさえ、うるさいアキがそばにいるのに・・・・

安眠は妨害されるし・・・・


・ ・・

・ ・どうする?

 二人が顔を見合わせる。

 ・・・・

 ・・・

 ・・はぁ~、行くしかないんだろうな~?

 「まったく、チビ人間のせいで、また厄介なことに巻き込まれたですぅーーーー!!」

 ・・・・

 ・・・

 ・・どうして、二人っきりになると・・・

 昔はあんなにかわいかったのに・・・・。

 「はいはい、ボクが全部悪いんですよ。」

 「棒読みですよ。」

 ・・・突っ込まれた・・・

 「もともとボクに感情なんて・・・」

 「いや、あるから。」

・ ・・なんてすばやいんだ。

こんなに早かったっけか?

「うっ・・・じゅ・・・」

「放課後だから。」

 くっ・・・放つ前に・・・

 いつから、こんな的確で、

 すばやい突込みを・・・

 「じゃぁ・・・・」

「そうね、さっさと実習室に行きやがるデス。」

・ ・・やっと先に進める。

まったく、なんだっていうんだ?

そもそもアキの本性―――――

――――にっ、にらまないでくれっ

「ほら、さっさと行きやがるデスよ。チビ人間。」

――――ボクってなんなんだろう?


☆☆☆

 同刻

 高等部のとある教室

 教室には、なぜか冷蔵庫とお茶のみ道具

 そして、最新機種のパソコンが置かれている。


 絶世の美女――――とは、お世辞にも言えない様な

ちんちくりんな少女、もとい“月影麻生”が手当たり次第に

 衣服を物色している

 脇には1人の男がソファーに寝転がり、本を読んでいる


 「さて、どんな服を着ていきましょうかね~?」

 服を取っては、後ろへと投げ捨てていく

 本当に手当たりしだい探しているようだ

 「ん?それでいいんじゃないか?どーせ、オレ様には関係がないしな。」

 「うん!だったら、アクセサリーはこれじゃないとな♪」

 「あぁ、いいんじゃねぇ~か?どーせ、オレ様には・・・」

 「大事な後輩になるかもしれないんですよ。」

 「適度に歓迎しろよ、俺様はいか――――――」

 「では・・・・(ry)」

 「あぁ・・・・(ry)」

ギャーッーーーーーーーッ!!!


☆☆☆


 いや~な霧にまみれている建物

 妖しげでどこか懐かしい。

 この場所に近づく生徒なんて僕らだけだろう。

 めったに生徒はおろか先生すらも近寄らないという場所だ。

 だからこそ、僕らの補習には、最適なのかもしれないが・・・・


 にしても、何度着てもなれないな。

 この雰囲気には・・・。

 不気味で・・・そして、僕の中のもう1人のおれを呼びかける・・・。

 どうして、こんな場所がいつまでも取り残されているのであろう?


 不気味で静か過ぎる空間

 音すらも無音へと変えてしま・・・・


ギャァーッ!離しやがれ!!


・・・・

・・・

・・

 なんなんだ?あれは。

制服を着ていないところから見ると、高等部の生徒だろうか?

 哀れな男子が簀巻きにされて、引きづられている。

 本当に哀れだ・・・・

 そして――――――


 あれは、『月影 麻生』

 新聞部の部長。

 学長すらも逆らえないとか・・・・

 そして、蒼薔薇の一員になったとかならないとか・・・・。

 何はともあれ、係わり合いにはなりたくはないな。

 あんな化け物じみている人間とは―――



・・・・

・・・

・・

 なっ、ナンデスカ?アキさん、その眼は。

 そんなかわいい顔して・・・

 ロープなんて手にして・・・

 えっ、なに?

 『わ・た・し・にもさせて?』

 いやいや、ボクにそんな趣味はありませんよ?

 えっ?

 『趣味なんて関係ない』

 いやいや、ボクをどうしていじめるんですか?

 何?

 『私の趣味?』

 なんて、悪趣味な。

 ・・・・

 ・・・

・ ・で、いつの間に縛ったんですか?

『てへっ』

いやいやいやいや

 そんなかわいい顔しても

だめですよ。




そっ、それはなんですか?

「見てわからないの?」

 細長く・・・・






ビシッ!!!










ドーン!!!

☆☆☆

・ ・・・長かった。・

本当に長かった。

あそこで、建物から爆発音が聞こえなかったら、

 いつまでもあのままであっただろう。

でも、このどうでもいい補習が始まってしまうのも事実だ。


「いや~、見苦しいところをみせちゃったみたいですね~」

戦慄となり立ち並んだ大地

亡骸となりピクリとも動かない男子生徒

いったい、どんなワザを使ったのであろうか?

 だが、本当に哀れだ。

 心の底からそう思う。

 ああはなりたくない。

 心から拒絶するw


「それでは、追加試験を始めましょう。準備はいいですよねw。」

・ ・・つっ、追加試験ですか?

確か、僕らは補習を・・・・

「あの~?」

麻生の背中に翼が生える

膨大な力と共に辺りへと満ちていく

「さっさとはじめましょう♪」

こっ・・・この笑みは・・・

・ はぁ~・・やっぱり聞いてはくれないか。

まぁ、当然といえば当然だな。

 「すごい魔力・・・」

 アキの体も変化を起こしていく

 舞い散る鮮血

 背中に現れた隻翼

 焔とも言える魔力。

 「では、これから五分。私の攻撃から生き延びてもらいますよw」

 声と共に発動する魔弾

 一斉に向かってくる膨大な力


・ ・・・いま、生き延びろ、っていいました?

これは、補習ですよ?


「安心してください、あなたを消し去りはしませんからw」

――――いや、それでも

・・・一瞬の邂逅

先ほどの現実

呼び戻される意識

ようやく、現実を直視で来た


集められた魔力が

すべてを包んでいく

「アキ!!油断はなしだ!!」

 アキの瞳が灼眼、灼髪へと変化していく

「チビ人間もね!!」

二人の周りに漂うほかとは違う力

源素は渦巻き

辺りの災禍を緩和していく


「本当に面白い体をしているみたいですねw」

大量の力が満ち溢れている

「常に“無効化(キャンセル)”を発生させるんだ!」

――――それでも“抵抗(レジスト)”程度の効力しか期待できない

誰も知らない僕とアキの本気なら――――


「燃え上がれっ!真紅の片に!!」

 あふれかえる源素を利用して

 アキが麻生に攻撃を仕掛ける

「くすっ、挑発的だねーっ」

麻生の光がアキの攻撃を消し去る。


・・・本当に強い。

 “化け物”と呼ぶのに相応しい。

 姉さんとならどっちが強いのだろうか?

・ ・・考えても仕方がないか。

今は、逃げるだけだ!




約五分後



 「あと少し!!」

 かすかに汗が流れている

 アキもそろそろ限界か。

 常に“無効化”をまといながら戦うのは・・・。

 アキは、無効化を張り続けて戦う訓練はほとんどしていない。

 五分も持ったんだ。

 十分にすごい。

 かといって、アキはボクのように瞬時に出したり消したりは出来ない。

 どっちみち、ボクなら、数時間は張っていられるのだが・・・

 「では、これで最後(おわり)にしましょう♪。」

 急激に力が膨れ上がる。

 それと共に辺りのすべてを崩壊へと導こうとしていく

 すべてを消し去る力。

 僕らの力に近い・・・

 「うそっ・・・」

 こんなの・・・・

 かといって、回避も無理だ。

 アキの速度では。

 「さがれっ!!アキ!!」

 声よりも早くアキの前に姿を現す

 目視転移

 ――――眼で行き場所を選べる。

 むろん、眼で見える範囲でしか転移は出来ないが。

 ボクがこの世界で、初めて覚えた呪文。

 「賢明な判断ですね、あんたなら、この技も・・・」

 集約された力が一気に放出される。

 ものすごい螺旋がすべてを消し去ろうと

 回転を描き

 更に辺りの空気をも飲み込んでいく

 「いくよ、“ブラックブラックジャベリン”」

 すべてを破壊しつくしていく力

 「レーーーーーイーーーーーッ!!」

 レイは直撃を受けたようだ

 砂煙があたりに満ちている

 アキがひざをつき泣き崩れている

 た・す・か・る・は・ず・が・な・い






 やっと名前で呼んでくれたね、アキ。




絶対領域(アブソリュート)

☆☆☆


 奏でられた旋律

 美しく綺麗な音韻は

 ひとつ残らず

すべてを無音へと還して行く

 魔力はおろか源素や翼の力すらも消滅している

 ――――否、存在からなくなっているのだ


 「なるほど~、さすがは、XIX-Rayxedですね」

 砂煙は晴れ、

 すべてが無力化されている

 型番で呼ばれ、

 不穏になるが

 「えぇ、月影 麻生さん。」

 互いに顔を見合わせる。

 アキだけがのけ者に

 「実在するとは思いませんでしたよ。」

 「ボクもあなたのような人にあえるなんて思いませんでしたよ。」

 「ねぇねぇ、それよりも補習―――――」


 本当に難しい話は苦手なんだね

 まぁ、今はいいのだけれども。


 「あぁ、そのことか。合格・・・・にせざるおえないだろうな。」

 「やったぁ~~~!!!」

 「一つ目は。」

 付け加えるように丁寧に発した言葉

 アキに止めを刺すには充分だったようだ

 「ひっ、一つ目~~~!!」


 体中の力が抜け、倒れこむ。

 本当に精神的な攻撃には弱いんだね。

 アキは。


 「で、二つ目は?」

 声を聞くなり

 壇上の膜を空ける

「次はこの子達から逃げてもらいましょうかねw」

 胸に銀色のバッジ。

 ボクの“真紅の剣舞”をかたどったのであろうか?

 それよりも本当だったんだ。

 ボクのFCが出来たって言う話は。

 しかもホワイトアンク公認の。

レ~イ~サーマーッ!!

 一斉にあげられた黄色い悲鳴

 その声を聞いてか

 辺りに膨大な力が木霊していく

(`ε´)・・・・(#`ε´#)・・・バルス・・・Σ(―□―)


 音と共に現れた光

 光は光子となり

 すべての敵をなぎ払っていく

 そして、貫いていく

 ・・・・

 ・・・

 ・・






アキ・・・恐ろしい娘・・・ガクッ

☆☆☆


 「えっーと・・・」

 無残な亡骸は無視として

 「二つ目もクリアのようね。」

 「ぜぇぜぇ・・・」

 ――――どうしてアキは怒ったのだろうか?

 ボクにはまるでわからないのだが・・・

 「それじゃぁ、次のを最後にして・あ・げ・るvv」

 ・・・・なんだ?急にやる気をなくしたような・・・・。

 しかも・・・・

 「きもっ!!」

 ズッシャーーーーーーッ


 何かが駆け巡る音

 再び亡骸となりし

 黒髪の男

 あ・わ・れ・だ

 いや、A WA RE DA

 でも、危なかった・・・・ボクもその言葉をいいそうに・・・ゲフンゲフン。


 「で、内容はなんなの?」

 何事もなかったかのようにアキが問いかける。

 そのほうが懸命なのだろう。

 かかわったら最後だ・・・・たぶん。

 その質問にやる気のなさそうに

 トランプを取り出しながら

 「な~に、簡単な推理ゲームですよ。」

 アキが崩れていく

 推理と聞いただけで頭が痛くなったようだ

 「それで?」

 ジョーカーのカードを表を上にして抜き取る

 「ジョーカーを抜いた52枚のトランプ。この中から私が一枚のカードを抜く。その後、あんたが私の選んだカードを当てれば勝ち。」

 山札をレイに手渡す

 「それだけじゃ、僕らが圧倒的に不利じゃないか。」

 「うん♪だから、4回の質問をする権利を与えますよ。私はそれに『イエス』か『ノー』で答えます。」

 レイがいぶかしげに

 「あんたが嘘をつかない保障は?」

 「大丈夫ですよ、私は嘘が嫌いですから。」

 ―――よし、補償はとれた。

 これで、質問によってはいくらでも確立をあげられる

 真理も推測できる

 この勝負、ボクの勝ちだ


 ・・・信じるのかよ・・・ガクッ


 「わかった。はじめよう。」

 麻生が山札から一枚のカードを裏側を上にしてテーブルの上に置く

 「さぁ、質問の時間だ。」

 アキがレイを見る

 アキは心配そうにレイに話しかける

 「大丈夫・・・ですよね。4回も質問が出来るんだから。」

 「ない知恵絞るな。ボクなら大丈夫。」

 レイが口をあける

 アキは、少し怒っているようだ

 「第一の質問だ。あんたは、始める前にカードを決めていたな?」

 麻生が苦笑しながら答える

 「イエス・・・いい読みしてますね。」

 レイの受け答えに対して

 「もっと、カードに・・・」

 その言葉に対して

 「うるさい!サルは黙ってろ!!」

 「ウッキーーーーィ!!わかりましたよ、私は何もいいませんよ!」

 ――――くすっ、本当にサルみたいだな(笑)

 だが―――――

 「次の質問はどうする?」

 「いや、もう充分だ。」

 笑みを浮かべている

 「なっ・・・・」

 レイがジョーカーに手を伸ばす

 「あんたは、これを抜くとき何も言わなかった。それが答えだ!」

 ジョーカーをひっくり返す

 模様が違う

 「あっ、模様が・・・」

 「だから、正解のカードはジョーカーだ。」

 セットされたカードが表になる

 あ・た・り


 「なかなか切れるみたいですねw。」

 「あぁ、あんたは嫌な奴だ。これまでの言動、行動、そして、うわさ。とすると、ボクに有利になるような情報は与えない。」

 麻生が振り返る

 「キミも本当に嫌な奴ですよ。このトリックを見破られたのはあんたで、二人目だ。しかも、同じ言動でね。本当に嫌になります」

 二人の会話に割り込むように

 「・・・合格だよね・・・」

 「あぁ、合格だ。おめでとう。」

 レイも振り返る

 「もう、あんたとは、かかわりあいたくないな。」

 それに対して

 「私は逆だな。キミに興味がわいたよ。」

 「こんな厄介ごとは、もう簡便だ。」

 二人が館を出て行く

 「XIX-Raysisか。」

☆☆☆

 来た道をさかのぼり

 家路に着く

 「チビ人間もやるのですね。」

 アキが尊敬のまなざしでレイを見る

 「ん?あぁーっ、さっきのならトリックだぞ。」

 レイの瞳が金色に輝いている

 「なっ、なっーーーーーーー!!」

 説明していく

 「ボクは他人の心を読むことが出来るんです。それを使っただけですよ。」

 本当は、他人の能力・スキルをコピーできる力

 彼女の記憶を読むのも楽勝だ。

 「チッ、チビ人間を尊敬して損したですぅ。」

 「でも合格しただろう?」

 「うぅーーーー」


 こうして二人でいること

 “日常”も悪くはない気がする

 たとえ、この世界が僕達の世界とは違っても。

 

 でも、キミとボクは一緒にはいられない。

 この瞳のことも

 もう1人のボクの子とも

 キミに癒えない言葉ばかりだから・・・・。









 「って、オレの出番は今回なしか?」

 「タッチャンさん、今回は先頭がなかっただけよかったんじゃないですか?」

 「うっ・・・・だが・・・」

 「そんなに戦闘がしたかったのですか?」

 「そんなことはない・・・・が、簀巻きの上に・・・」

 「そういえば、そうですね。でも、まだ簀巻きですよ。」

 「あっ・・・・」

 「というわけで、失礼します!」

 「って、後輩イジメは結局するのかよーーーーーーーーっ!!!!」


つ・づ・く(嘘)




























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