怨恨
つのりにつのった このぼくのうらみを
とうとうはらし じょうかするときがきた
あさのじかん やすみじかん じゅぎょうじかん きゅうしょくのじかん
かえりのじかん
そして ゆいいつのこころのやすみだった にちようび
いつもぼくをいじめた あいつ
きょうこそはらしてやる
かさねたこのうらみを いっきにぶつけてやる
そしてぼくはおもむろにどんきをもちだし
そいつのあたまをみんなのもくぜんでたたきわった
のうみそがみえた ほねがみえた めだまがとれた
ぜんぶ ぼくのやったこと
くつがえせない ぼくのじじつ
あいつのじんせいはおわった
あいつのかぞくのじんせいもおわった
だけどぼくのじんせいもおわった
のこるのはつよいこうかいとざいあくかん
よいものはなにものこらない
のこるのはつよいこうかいとざいあくかん
よいものはなにものこらない
よいものはなにも
のこるはつよいこうかいにさいなまれる
のこるのはよいものはのこらない
のこるのはつよいじせきのねん
のこるのはよいもののはんたい
よいものはのこらない
のこる
のこるのは
わるいことだけ