8話
驚いた、何がって・・・お隣の国が中国が無くなってました
でも大陸は有りました
そしてそこにある国は「円卓の国ブリタニア」
今俺の気持ちはデ〇ルチャー
井上さんの話では貿易相手の領主が死んだ事から舞い込んだ話のようだ
詳しくは元マーリン教の司祭さん(マリーシァさん)が来ているので話を聞いてみると
兄が地方の領主を務める地で、修道院を開き孤児の少女を中心に保護し
毎日を平和に過ごしていたが兄が何者かに暗殺され、途端に援助金は打ち切り、しかも盗賊や魔物の襲撃も有り
身の危険を感じて兄と懇意にして居た井上さんに助けを求めたそうだ
このマーリン教の戒律が面白かった
1結婚は可能
2伴侶以外との性交は不可
3肉魚は喰すのも可
4精霊術での殺人・殺害は不可
だいたいこんな所だった
じつわマリーシァさんは逃げて来る途中に4番目の禁忌を犯してしまったそうだ
いくら人を助ける為とは言え禁忌は禁忌だそうだ
本人に今後如何するか聞いてみると
「出来ましたら田村様のお嫁に・・・」
「あっ俺・・・私はもう妻が居ますので」
「では側室に」
「戒律は如何するのですか」
「私はもうマーリン教とでは無いので」
こうして側室を持つ事に成りそうだ