6話
今日は短めです
鈴ちゃんと初夜の次の日、真田幸隆様から評定のお知らせが来た
まだ俺は自分の家が無いので、鈴木重則殿の屋敷にて一緒に報告を受けた
今回の評定では今後の港町の運営方針を決めるためらしい
そしてお次がご褒美タイムだ
ちなみに 俺はこのご褒美タイムで正式に足軽組頭になる
まだ当分は自分の家が出来ないので鈴木重則殿のお屋敷に御厄介になりそうだ
で評定が終わりました
俺は今日から足軽組頭になりました
それにご褒美金二百貫いただきました
これで家が作れる
鈴とのラブラブ新婚生活の始まりかと思ったがそんな旨い話では無かった
開拓金だそうだ なんでも足軽頭までは給金を雇い主から貰い
足軽組頭から村の支配権が貰えるそうだ
その貰った村を運営し税収によって自分の屋敷や家臣団を作って行くのだ
村の名は関だそうだ
翌朝俺は石川とあと三人を連れ関村に来ていた
村に着いてそうそう驚いた事が有った
男しか居ないのだ 右を見ても左を見ても男しか居なかった
村長さんの家で訳を聞いてみるとこの村は先の川中島の決戦のあと
後方の補給基地として作られ、戦が終わった後も指示も無いのでそのまま住み着いたとか
人口54人 産業なし 鈴を連れて来なくてよかった