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5話

あれから一年たち砦も無事できた

その間にいろいろな事が有った


まず俺は人を指揮して 街道整備と砦と宿場町やらの場所の整備・必要物資の手配などなど仕事も山積みで猫の手も借りたいほどだった


そこで自分の副官・部下を探すことになった

しかし俺にはコネも人脈も無いので素直に上司の鈴木重則様に助力を求めた


「人材か・・・無くは無いが・・・」

鈴木重則様は俯いて考え込んでしまった

「どうかお願いします」

「むーうしかしなあ」

「このままでは動くに動けません」

「よしそこまで申しなら致し方ない、付いて参れ」

と鈴木重則様が着いた場所は牢獄だった

「この者は自らを義賊と称し武田家の御用商人を襲い盗賊まがいの事をしていた物だ」

「盗賊ですか」

「しかし畜生仕事(殺人)はせずむしろ奪った金品を戦で焼出された者達に施したりしていたようでな」

「石川五右衛門みたいですね」

「この者を知っているのか」

「いえいえ私の故郷のおとぎ話に出て来る盗賊の名です」

「そうか・・・こいつは素性を明かさんのでな」

「では私が説得をしてみます」

「ああでは頼んだ、どうせ明日の朝には縛り首に成る者だ、使えそうなら使ってやれ」

「ええでは」

といって鈴木重則様は牢部屋から出ていく

俺は牢越しに話し始めた

「私は今ある仕事を任されて居てな人手が居るのだ、死にたくはないたろ

私の仕事を手伝ってはくれないか」

「ふん、お断りだね死んだ方がましさ」

「そんなこと言わずに・・・そうだ酒が有るぞ一緒に飲むぞ」

牢の中で胡坐をかいて座っていた男がこちらにちかず居て来る

「まあ末期の酒でも飲むか」

「時間は明日の朝まで有るからな、あきらめんぞ」

それから明け方近くまで二人で酒を飲んで一つの質問をして来た

「なぜ俺のような盗賊にそこまでする」

「むーう分からん・・・ただの勘だな」

盗賊男が笑い出す

「あんたにゃ負けたよ、たたし条件が有る」

「なんだ俺にできることなら何でもするぞ」

「なーにワシの本名ほきかんでくれ、それだけだ」

「でも何か名が無いと不便だろうが」

「では貴方が付けてくれ」

「では石川五右衛門でいいか」

「石川五右衛門かぁありがたく頂戴いたす」


こうして後は人を集め木を伐り・堀を堀、井戸や道を作り

兵舎長屋・食糧庫・武器庫が完成した

同時に宿場町も完成し人が集まり始めだした


そして私も鈴木重則様の推挙により足軽組頭になった

もちろん鈴ちゃんが嫁として嫁いできた


このまま邪神の事なんて忘れようかな・・・・



難しい

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