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29話
「今回皆に集まって貰ったのは他でも無い、織田家に対してどの様な方策をとるか議論する」
筆頭家老の上杉景虎がまとめ役として、今現在武田家の重臣達が甲斐の躑躅ヶ崎館に集まっていた
「先ずは当主、勝頼様のお考えは」
「ワシは今回の織田家には降らない・・・・が朝廷に下ろうと思う」
「それは」
「詭弁だ、しかし今の織田家に我が武田家が叶わないのも事実」
この場に集まった重臣一同静まる
「よって少しでも今後の為に力を残し武田家存続の為に動こうと思う」
重臣達も分かっていた今の武田家では織田に勝て無い事を
こうして武田家も織田家が京にて行う婚礼に参加することが決まった
しかしこの取り決めが今後武田家を二分する事に成る
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