外話6話
「今回の戦は負けたか、勝家を失ったか」
ここ安土城にて、織田信長と明智光秀が酒を飲みながら今後の戦略を練っていた
「信長様、そろそろ次の手を打ちますか」
「そうじゃの、いよいよ朝廷を使う時が来たか」
「はい、そろそろ頃合いかと」
次の日、朝廷から日ノ本中の大名達に早馬が走った
織田信長隠居、家督は長男織田信忠に譲り
また日ノ本国代々神子姫である第45代卑弥呼様との縁談
これに続いて各国の大名・国主は皆、京都にで行われる婚礼に参加すべし
この書状を受け取った大名達はそれぞれの対応を開始した
先ず動いたのが長宗我部家は特使を送り、織田家に従属を示した
次に動いたのが北条家である
北条家は神子姫の家系で男子が起こした家である
形としては、この縁談に異議は言えず参加してしまった
敵対したのが中国の覇者大内家に九州の島津であった
大内は宿敵尼子家を破り、内乱を起こした毛利を打ち破ったあと
なんと戦った毛利元就を宰相として招き入れてしまった
以後軍事では陶晴孝、治世では毛利元就と大内家を支えていた
島津では独自に米帝国と言われる国と独自に交易をしていた
その米帝国から鉄砲技術を学び、九州を統一に迫っていた
そして武田家にも今後の選択が迫られていた
今日は短め




