3話
続きです
うんココが日本だって実感した どうしてだってそれはね・・・
時代劇に出て来る様な着物を着た女の人がこっちに逃げて来ていたから
続いて女の人の後ろからは、白い色の二メートル位の大きさのお猿さんが追っかけていた
お猿さんて可愛く言っているけど実際は人を餌位にしか見ていない様で
酷く禍々しく牙をむき出しているようで あらたに見つけた俺に威嚇してきた
女性「逃げてください、大ヒヒの群れですさあ早く」
いわゆるそこには熟女なお姉様がいた
俺の前に来たかと思うと手を取って一緒に走り出す
熟オネ「早く逃げんと食われてしまうよ」
田村「とっとと」
俺は熟オネエサンと一緒に走り出す
だが道らしき道はなく獣道のような道、人間ではそんなに早く走れない
一方大ヒヒは木の枝を伝い 邪魔な物は力で粉砕しながら追っかけて来る
追い付かれるのは時間の問題だった
しかも別働隊が居たらしく前からも二匹姿を現した
熟オネ「ひぃもう駄目じゃ」
田村「そんな事無いですよ」
絶望し座り込む熟オネエサマに対して俺はニッコリと笑顔をむける
腰の刀を抜きながら・・・・
その後は一方的だった、不知火に血を吸われると不思議と頭の中に戦い方が
備わっているようだ
どう刀を振るえばいいか、体捌きの仕方、有効的に数を減らして行く戦術
そのどれを執っても自分の知識には無い物だった
気が付いたら其処は大ヒヒの屍が転がっていた
そんな血まみれになった俺を見て体を固くし少し怯えながらも話し掛けてくる熟オネエサマ
熟オネ「命ばかりはお助けを」
手を合わ俺を拝んでいる
そんなに怖いかな俺
田村「もう大丈夫ですよ」
刀に着いた血を持っていたポケットテッシュで拭い鞘に刀を戻した
途端に眩暈が起こる、立って居られず地面に座り込む・・・貧血かな
そして俺は意識が無くなった
気が付くとまた暗闇の中に居たまた会と思い周りを眺めていると
いきなり若い男が自分の体から出て来た
「お疲れ様でした 私 貴方の体に入り戦い方のレクチャーを担当した
ウオッカと申します以後お見知りおきを・・・」
やっぱりかこいつ等の名前は酒か・・・
田村「いえもう大丈夫です・・・・・て俺の中に居たんですか」
ウオッカ「ええ私はビール様の部下でして 今回貴方の戦闘面を担当しました」
田村「てぇことはコレからも助けてくれるんですか」
ウオッカ「いえコレから私は元の仕事に戻らねばなりません」
田村「そんなあ」
ウオッカ「でも大丈夫既に貴方の体には神々が使う新同流を伝授しました
この不知火を使う限りは新同流免許皆伝の腕前を持っていますよ」
田村「えっじゃあ不知火以外の刀を使ったらどう成るんですか」
ウオッカ「えっ・・・・」
そこでぺ〇ちゃんスマイルは無いだろう
ウオッカ「あっ仕事しなきゃ では田村さんごきげんよう」
そこで俺は再び目を覚ます
夢か・・・災厄の夢だ
ウオッカとかの神の所為で不知火以外の刀は素人以下みたいだ
そこで俺は起き上がり辺りを見回す
木造の古い家のようだ・・・布団で眠っていたみたいだ
ガタン 音のした方には少女が立って居た
足元には湯呑と薬湯らしき物がこぼれていた
少女「目覚めたんですね」
疲れた