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11話
日々鉄砲隊の訓練や交易のための物品(ワイン・猪肉の干し物・猪の毛皮猪肉で出来たソーセジ・チーズ・バター・米粉で作ったパンなど)
を製作作業に追われる日々、そんなある日俺は真田のお館様にお呼びがかかった
内容は「真田家の新領地と元から在った領地の街道奉行を任せる」
だそうだ
其処で困ったことが兵士不足問題だ
今俺の率いている兵は関ノ村の男衆を合わせても70
これから村の開発も有るのに・・・困った
そこで俺は真田のお館様に取引を持ちかけた
旧上杉領の住民で今年の年貢を払える事の出来ない一家を丸々俺が雇う事にした
先ずは街道に複数の茶店を作り、そこに旧上杉領の女性達を定員として
男達は傭兵として雇う
対価として村での産物(まだ出来ていないので出来てから)に出来立ての鉄砲五丁を差し出した
まず雇った男達を六人一組にして前衛に槍を持たせ後衛には今の所弓を持たせている
のちのち鉄砲を持たせる予定だ
雇った旧上杉の住人達に関ノ村に住みたい者は申し出るように言っておく
何とか村の住人を食わして行かねば




