1話
真っ暗だった 気が付いたら辺り一面、視界のありとあらゆる所が真っ暗だ
ココは何所だろう、あれ足元が薄らと明るいなんだろう
「ああ、いたいたココに居たんだ」
ふっと後ろから声を掛けられた、慌てて振り返るとグレーの背広を着たオッサンが居た
目の前のオッサンはそのまま腕を上げながら指を鳴らした
すると自分たちを中心に二メートルぐらいの空間が明るくなった
オッサン「私は時の川管理紳委員会のビールといいます こちらをどうぞ、田村昌幸さん」
と言いながら名刺を渡してくれた 俺は頭が混乱しながらもそれを受け取る
びーる「こちらにお座りください」と手を下げると椅子と机が現れた
俺は椅子に座るとビールのオッサンも向い合せに座り頭を下げ始めた
なんだかバイトの面接みたいだなとこの時俺は思っていた
そうだ俺は田村昌幸て名前だった、年は19 ココに来る前はたしか大学のレポート資料を探していて変な本を手にした途端にココに居たんだ
ビール「君にやってもらいたい仕事がある」
昌幸「えっ俺がですか」
ビール「いや君じゃなくてもいいんだけどね」
昌幸「そうなの、じゃ帰っていいですか」
びーる「でもこのまま帰ると君死んじゃうよ」
昌幸「えっ」
ビール「事故死だね・・・・イタそ」
俺は立ち上がりビールのオッサンに掴み掛りながら
昌幸「何言ってんだょ おっさん」とビールの体を揺らす
ビール「待って待って 今から説明するから」と俺をなだめるビール
ビール「とりあえず下を見て観てくれないかね、何が見える」
昌幸「光・・・の束」
ビール「あれは時の川といい私たち時の川管理紳委員会はあれの管理・警備をしています」
昌幸「時の川」
ビール「まあ君たちの言葉でいえばパラレルワールドて言えばいいのかな」
昌幸「パラレルワールドですか」
ビール「ええそうです彼方達命持つものの時の流れが川となっています」
昌幸「・・・」
ビール「基本、我々は時の川に直接手出しは出来ないのですが稀に介入し歴史を自分の都合のいいょうに変えてしまう神がいるのです」
昌幸「歴史をですか」
ビール「ええそのような者たちはそく追放処分になり時の川から追放してしまうのですが、稀に時の川の中に逃げ込んでしまう者がいるのです。
その物は邪神となり狂わせいづれ枯れてしまうのです」
昌幸「枯れるて」
ビール「彼方達の滅亡です、そこで貴方にして貰いたい仕事とはその邪神退治です」
昌幸「なっなんだって」