エッセイって何書いても良いんですよね?
今年もはや師走を迎え、皆様におかれましてはお健やかにお過ごしのことと存じます。
実は年初に長女(小五)がちと心を病みまして、今年は妻も私もいろいろと考えさせられる一年となりました。
俗に言う早い反抗期と言えば伝わりやすいでしょうか、現在は二ヶ月間で一日しか登校しておらず、昼は自室で日の沈むまで眠り、夜は居間でテレビを観ながらタブレットを操り、ヘッドホンをしながら音楽を聴く、と言う離れ業を日が昇るまで毎日繰り返しております。
単なる反抗期と言うことであれば、強く言って改めさせるという事も出来るのかも知れませんが、そうも出来ない事情が、私自身の力の無さを浮き彫りにしてきます。
何でも良いから親として、この娘に何か伝えられることがあればと思っていたところ、先月偶然ですが本サイトが目に止まりました。
「小説家になろう」
漫画は好きで子供の頃からたくさん観ていて、ゲームもいろいろとハマりましたが、これまで小説なんて、書くどころか読むこともありませんでした。
しかし、二人の娘を授かり、少ない小遣いしか持ち合わせのない私にとって、携帯電話のみでひとつの作品が作り出せ、誰にも知られることは無いかもしれないけれど、世の中に自分のつくったものを送り出せるという事がとても魅力的に感じられ、何をすれば良いのかわからないけれど、とにかく何かやりたいと思うわだかまった心を突き動かしてくれたような気がするのです。
結局今投稿している処女作は十五禁なので子供たちには見せることも出来ませんが(笑)、それでも一つ良いことがありまして、休みのたびに居間でポチポチやってる私の携帯を覗き見た娘が、数日後、「最近某名探偵の作品を真似た二次創作的な物語を書いている」と話してくれたのです。
おそらく私の携帯画面の上部に表示されていた「小説家になろう」のロゴを見たのでしょう。
諸事情があり何事もないかのように受け答えしましたが、心の中では泣いていましたよ。
見せることも出来ない、勢いだけで書き出した自己満足の小説なんて続けたって意味なんかないと、心の片隅で思っている自分がいました。
伝わるんですね。
伝えたい事と伝わったこととは違っているとは思いますが、それでも確かな一歩を踏み出すことは出来たのではないかと思っています。
この一歩目を大切に、勢いで始めた作品に対しても、最後までくじけること無く歩む姿を娘に、娘たちに見せることが出来たらと思っています。




