表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
32/57

構成物。


『……それでよ、』


申は手に持つ金属の塊を、まるで駄菓子を食べるように口に放り込む。


噛まずに、直ぐゴクリと喉が動いた。


『……だから、つまり』


結論を纏め、話を収束しようとする酉は、飴を咥えるかのように、硝子の棒を噛み砕く。


バキン、と、口の中で硝子が弾けた。


『……さっきからどうしたんだ駄犬』


『……よくよく考えたら変な物喰ってますよね、ワタクシ達』


『今更だよねぇ』


綿菓子のように真綿を千切り、戌は口の中に放った。


『そうですね』


ただ書きたかっただけ。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ