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第3章・いざ戦場へ(・∀・)ノ

これにて3章終了ヽ(*´∀`)ノ


おまけを数話挟んで4章はいります

俺がゼラスの部屋を出てから自分に貸し与えられた部屋に戻るとそこにはすでにセリアがおり今日の戦いで汚れ消耗した装備の手入れをしていた


「セリア1人か?リーニャ達とは別れたのか?」

と俺が聞くと


「はい、つい先程までお話をしてましたが今は1人です。ロア様も魔王とのお話は終わったのですか?」

と答えるついでに聞いてきたので少しセリアと会話を続ける


「ああ、話は終わった。それに関して少しセリアにも話しておこうと思ってな」


「私にも…ですか?」


「セリアにも関わるからな。とりあえずまだ確定ではないがリーニャを引き続き旅に同行させてくれと魔王の奴に頼まれてな」


「リーニャちゃんを……ですか。しかしせっかく親と再会出来たのにですか?」


「そこはリーニャの判断に任せるらしい。纏めるとリーニャが付いてきたいと言った時に同行させるってことだな」


「はい、分かりました。リーニャちゃんの同行については大丈夫です、私もリーニャちゃんの好きですから…………私も頑張らないとですね(ボソッ)」


「それなら良かった。まぁ俺もリーニャの事は大切だからな、セリア共々全力で守ってやるよ」

と俺が言うとセリア少し嬉しそうにしていた

その後も少し話をした後、疲れからかセリアが寝てしまったので俺はちょっとした用事を済ませておくことにする

とりあえず俺は明日から旅の続きをするための道具の準備とある用事を密かに済ませたあと眠ることにした






翌朝目が覚めた俺はセリアを起こしてからここから出発する準備をはじめる

といっても今回はとても急いでいるためクロアに乗っていく予定だからそこまで準備する必要も無い

ちなみにクロアには昨日の戦闘の労いは済ませてある

俺とセリアはゼラスに言われたとおりこの国をたつ前に広間へと足を向けた


広間に入るとそこにはすでにゼラスとエマ、そしてリーニャが揃っていた

リーニャは何故か少し悲しそうな顔をしていた

俺はまず軽く挨拶をしてから話を切り出す


「それじゃあ今から俺達は魔人と人間との戦闘を止めるためにこの国から出るよ」

とおれが言うと


「魔人達の問題を押し付けてしまってすまない。多少手荒にやってもいいから無事戦闘を防いでやってくれ」

と返してきた

その後広間には沈黙が広がる

リーニャは泣き出しそうな顔をしていた

なので俺は沈黙を破り話を切り出す


「それなんだが………リーニャ!俺達と一緒に来るか?」

と俺が言う

それを聞いたリーニャは一瞬表情を明らめるが困ったような顔をしてゼラスとエマの方を見た

すると


「リーニャお前が望むなら付いていきなさい。今のうちに世界を見て経験を増やして来るといい、でもちゃんと体調には気をつけろよ」

とゼラスが


「大丈夫よリーニャ、この国はしっかりと私達が守るから。その人について外の世界を楽しんできなさい。ちゃんと言うことは聞くのよ」

とエマがそれぞれリーニャを送り出すような言葉をリーニャに向けて言った

やはりリーニャの気持ちに気づいていたのだろう

それを聞いたリーニャは涙を流しながら


「うん、リーニャいっぱい色んなこと経験してくる!お父さん、お母さん大好き!!」

と言って2人に抱きついた

それを2人は優しく抱きとめてやる

その様子を俺はなんだか羨ましいように、セリアは優しげな表情で見ていた

そして俺はゼラスとエマに向かって


「リーニャのことは任せろ、傷一つつけないように守ってやる。そしてこの世界のことも任せとけ」

と言い切った

それをやりきるために俺の力はあるはずだ

それを受けて


「ではリーニャもこの世界の事も頼んだぞ!ちゃんと全部が終わったらまたここに来てくれ」

とゼラスが


「リーニャの事よろしく頼みますね」

とエマがそれぞれ俺に向けて言ってきた

そして俺はセリアとリーニャを連れて広間を出て、魔王城の外へと向かっていった





俺は王都の外に出るとまず2人に話しかける


「2人とも、これからもっと厳しい状況になるかも知れないが覚悟は大丈夫か?」

と問うと


「勿論です」


「うん!」

とそれぞれ返事を返してくれた

なので俺は2人にあるものを手渡す


「それじゃあ2人ともこれをは腕につけてくれ。サイズは自動調整されるから問題ない。それとセリアは今つけてる奴は外しておいてくれ」

と言う

ちなみに手渡したものは今までセリアがつけていた腕輪の改良型だ

ちなみに性能はこんなもん



神碧之腕輪改ネオオートガーディアン・・・・この腕輪に魔力が込められいる間、この腕輪の装着者への身体的ダメージを無効化することが出来る。但し衣服へのダメージは無効化出来ない。また製作者はこの腕輪がどこにあるあろうと位置を把握することが出き、自身の近くに転移テレポートすることも可能。装着者のサイズに自動調節可能



リーニャはこれが何なのかよく分かってないようだったが

セリアはとても嬉しそうに装着し、元から持っていたものは大切そうに袋へと閉まっていた


そして俺は


召喚サモン・クロア」

と言うとクロアを呼び出す

呼び出されたクロアが


「及び頂き感謝です。今回はどのような御用でしょうか?」

と聞いてきたので


「今から人間の国の方へ向かう、時間がないから俺達を背負って飛んでいってくれ」

と言うと頷いてくれたので俺とセリアとリーニャはクロアの背中に乗り込む

そして俺が2人を魔力によって落ちないように固定したあとクロアは飛びあがりそのまま目的の方向へと向かって移動を開始した

黒の背中で寝転びながら俺は考える


(何とか間に合えばいいけどな〜。それにしても昨日グロスから聞き出した情報の真偽も確かめないとだし、色々やることがあるな。ああ〜そういや多分希暗達クラスメイトとも再開することになるのか。なんか1ヶ月も経ってないのに久々に感じるな)

なんて俺は呑気に構えていた


その時俺は忘れていた

俺が死んだふりをしてクラスメイトの前から姿を消したことになっているというのとを………………






……To be continued →

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