第3章・魔人達との死闘(?)
休みをくれ~_(:3 」∠)_
今回入れてみたかったネタ多めです
俺はとりあえず戦闘にリーニャが巻き込まれないように自作魔法・鉄壁結界を貼り
「そこで大人しく見ていてくれるか?とりあえずリーニャのお父さん達とオ・ハ・ナ・シをするからさ」
と言うと
「うん、リーニャ大人しく見てる。でもあんまりお父さんとお母さんをいじめないでね」
とリーニャが伝えてきたので任せろと一言言うと俺は魔人達と戦うべく魔人達の方へと体を向けると背中から剣を抜き放つ
するとリーニャの父親が聞いてくる
「さっきの魔法は何の魔法か分からなかったが、その結界は光魔法によるもの!さてはお前人間か?」
少し違うが俺は答える
「ああ、ただの人間だよ。リーニャを戦闘に巻き込むわけにはいかないからな」
と言うとリーニャの父親が更に聞いてくる
「お前がリーニャを誘拐したのか?だがどうやって人間が我が国に気付かれずに………」
そんな戸惑いを隠せずにいる魔王に俺は再び答える
「俺に勝てたら事情を説明してやるよ、だが俺が勝ったら俺の要望を聞いてもらうからな」
それを聞いたリーニャの父親は
「ふん、この数の我らにお前ひとりが勝てるわけなかろう。光魔法を使えるからといって粋がるなよ」
と言い戦闘モードに入った
その前に俺はリーニャの父親のステータスをみておく
名前 ゼラス イリーガル
種族 魔人族
役職 魔王
体力 A
筋力 B
魔力 S
物防 B(+)
魔防 S
俊敏 B
知力 B
運 C
技能・・・・格闘術Lv3、体術Lv3、火魔法Lv4、水魔法Lv3、土魔法Lv3、闇魔法Lv3、鑑定Lv3、隠蔽Lv3、感知Lv3、錬金Lv2、指揮Lv2
固有技能・・・・解析の魔眼
解析の魔眼…………ありとあらゆる現存している魔法を術者の発動直後に把握することができる。ただし新規の魔法や自作の工夫が施された魔法は解析不可
とめちゃくちゃ強い(小並感)
昨日過去最強がグロスで更新されたばかりなのに早くも魔王によって更新された
ユニークスキルの魔眼もそうたが火魔法が特級まで使用可能なのは固定砲台になったらやばいだろう
まぁゆっくり考える暇も無さそうなのでとりあえず目の前の戦闘に集中することにした
「待ってろリーニャ、すぐにお父さんが助け出してやるからな!おいお前達、この城が壊れるくらい構わないから遠慮なくやってしまえ!」
と親バカなゼラスが指示を出すと周りにいた魔人達が一斉に俺に向かって魔法を放ってくる
「初級火魔法・火球」
「中級水魔法・水大砲」
「中級風魔法・空気砲」
「中級土魔法・土槍」
等々対個人用な魔法が次次と飛んでくる
そしてとどめとばかりにゼラスが魔法を放つ
「上級火魔法・炎嵐」
外から見ると俺を中心にして火柱がたったように見えた………かもしれない
そこにどんどん魔法が打ち込まれていく
そして魔人達が勝ちを確信し魔法の数が減ってきたところで炎の柱が真っ二つに切られ消滅し中から無傷の俺が甲冑の下でドヤ顔をしながら悠々と立っていた
それを見て魔人達は驚愕している
「なっ!?いったい何をしたんだ貴様!ええいお前ら攻撃を続けろ!」
と流石の魔王のゼラスも無傷は予想外だったのか少し焦っている
そして再び俺に向かって魔法が飛んでくる
今度は見えるようにデモンストレーションをしてやることにした
「無駄無駄無駄無駄無駄無駄ぁぁぁぁぁー」
と俺は1度は言ってみたかった台詞と共に叫びながら飛んでくる魔法を全て切って消滅させる
正確には切っているのではなく剣が吸収している
厨二的発想により魔法を切るという浪漫を追い求め見た結果、現状吸収するという内容に落ち着いた
この剣はその性能だけを追求したものだ
前にダンジョンの最下層で拾った武器なら魔法を文字通りに容易く切れるけどあれはあんまり使いたくないからね
その様子をみて魔人達は唖然としている
この世界には魔法を解除する技術はあっても何でもかんでも吸収する技術はない
現存の魔道具で良くて3〜5人、大抵1人か2人の魔力しか吸収できない
理由は人によって魔力の質が異なるからだ
そんな中俺の作り出した剣が何故これだけもの多人数の魔力を吸収できまたその吸収できる量もかなり大きいのかというのはまた後日ということで
そして俺は攻撃をやめ唖然としている魔人達を少し煽る
「おいおいどうした?魔人自慢の魔法もこんな程度なのか?」
と俺が┐(´∀`)┌ヤレヤレのポーズをして言うと
「ふざけるな!魔法に関して我ら魔人族が負けるはすがない!喰らえ俺の最強の魔法!」
と言い
「特級火魔法・獄炎乃息吹」
と俺に向けて超高温の熱線のようなものを放ってきた
通過した後の地面が溶けて赤くなっている
薙ぎ払う感じに撃てばグ〇ビのブレスみたい
(これ俺が何とか出来なかったらリーニャやばいんじゃね?)
なんて呑気にかまえていると
ゼラスもそれに気づいたらしく凄まじく焦った表情をしていた
だがもう既に魔法は放たれており中断は不可能である
そんな絶望的な目をした魔王を尻目に俺は流石にこのレベルになると俺の即席の剣ではきついだろうと考えた、仕方ないがあの武器達に出番を与えることにした
「召喚・魔剣」
と言うと俺の右手に魔剣があらわれる
前回は単純に切ることにしか使わなかったが、本来の魔剣の能力は全てのものを呑み込む闇の波動を出すことができる
俺は魔剣を振りかぶり闇の波動を出現させると、向かってくる熱線に向かってぶつけた
ドォォォォォーーン!!!
という大きな音と共に激しい衝撃波が生み出され周りの魔人達を吹っ飛ばしていく
俺は全くもって余裕であったが流石の魔王も隣の女性を庇うので精一杯のようだった
ちなみにリーニャは全くの無傷だ
そして砂埃が消え去ったあと
その場に立っているのは俺だけであり、魔王も吹っ飛ばされてはいなかったがかなりのダメージを受けているようであった
そろそろ魔人達との戦闘を幕を引くべく俺は魔王の方へと歩み寄って行った
……To be continued →