第3章・遭遇と殲滅&捕獲
最近寝不足( ˘ω˘ ) スヤァ…
最近ストックと格闘してます三└(└ 'ω')┘シャーッ
カインに続いて家から出るとそこには戦闘態勢を整えたエルフの戦士達がカインの前に並んでいた
そんな兵士達に焦り気味のカインが問う
「あとどれくらいで飛龍はここへ到着する?」
その言葉に兵士の中のひとりが
「もうすぐ到着です!避難間に合いません」
と答える
それを聞いたカインは苦い顔をしている
他の兵士達の表情も暗く沈んでる
俺は飛龍を何とかすることを伝えるためにカインに話しかける
「おいおっさん、飛龍なら俺が何とかしてやるから落ち着け」
と言うと
「数十体もの飛龍をお前1人でなんとか出来るのか!?もし出来るなら頼みたい、報酬はできる限り出そう」
と食いつくように聞いてきた
一方の兵士達は胡散臭そうな目でこちらで見てきて何か言いたげだったが誰も意見をしない
そんな奴らを尻目に俺は
「おう任せとけ、報酬も老人たちに約束してもらったからな。ただセリアとリーニャのことは見ておいてくれ」
とカインに言い残し俺は飛龍の群れが向かってきているの方向へと上級風魔法・飛行を使用し飛んでいった
エルフの村から多くの反応がある方へ飛んで少したった後目の前に100匹近くはいるかもしれない飛龍が飛んできているのが見えた
だが様子が少しおかしい
飛龍の目から生気が感じられず誰かに操られいるみたいだ
そう考え見渡すと飛龍の1頭の背中に誰か乗っているのが確認できた
そいつも俺を見るなり前に出てきた
「おい、もしかしてお前がこの飛龍達を操っているのか?」
と俺が最初に話しかける
そうすると
「お前人間か?何故人間がこんな所にいる。まぁ人間1人くらい問題あるまい。そうだ俺がこの飛龍達を操っている」
と答えてきた
てか肯定するの早すぎだろう(´・ω・`)
もうこの時点で黒なのが判明したため俺は恒例のステータス確認に入る
名前 グロス バーン
種族 魔人族
役職 邪神教幹部
体力 A
筋力 B
魔力 A(+)
物防 B
魔防 A(+)
俊敏 B
知力 C
運 C
技術・・・・格闘術Lv3、双剣術Lv3、火魔Lv3、土魔法Lv3、闇魔法Lv4、鑑定Lv3、隠蔽Lv3、感知Lv3
固有技能・・・・魔獣調教才
魔獣調教才能…………ありとあらゆる魔獣を従えることができるようになる。同時に操れる数は経験によって増えていく。
てな具合だ
今までみた他人のステータスの中で総合的に1番強かった
しかもユニークスキルもちであり、俺が探している邪神を復活させようとしている組織の3人幹部の内の1人みたいだ
とりあえず俺は話かける
「お前邪神復活を目論んでる組織の幹部なのか。てことは邪神の従魔復活のための生贄にエルフを狙ったってわけね」
と俺が言うと
「お前何故それを!?もしかして俺のステータスをみれたのか!?ということはなかなかの実力者ということか、だがこの数の飛龍に勝つことはできまい。秘密を知られたからにはここで殺してくれる」
と驚きを顕にしながらも飛龍達に俺の方へ攻撃するように指示を出した
するとグロスが乗っている1頭を除いて、およそ100匹もの飛龍が俺に向かって殺到してきた
さてここからは俺による一方的な蹂躙のはじまりである
俺はどんな魔法を使うか少し考えてから思いついたイメージをそのまま魔法として発動する
「自作魔法・拡散雷撃」
と俺が魔法を唱えると飛龍全てに強力な電撃がはしり、向かってきていた飛龍は1匹残らず丸焦げになって墜落していった
余りにも多い死骸の量が多くて大変めんどくさいがちゃんと後で処理をしておこう
それを見たグロスは明らかに動揺していた
「なっ!?何をした人間!あんな魔法見たことないぞ!」
と俺に激怒して聞いてくる
そんなグロスに胸を張り余裕綽々の態度で
「ただ魔法に少し工夫をしただけさっ。それよりお前は捕まえさせてもらう、後で情報を聞き出さないといけないからな」
と俺は言い終わるやいなや特殊魔法・転移を使いグロスの真上に出るとグロスを飛龍ごと地面に叩きつけた
不意打ちとか汚いとかいう小言は受け付けていない
その後俺も下に降りて様子を見てみるとかなり大きめなクーレターができており飛龍は完全にお陀仏状態であった
だがグロスはまだ動けるようでありこちらに向かって戦闘態勢をとると
「くっ、化物か貴様……。この俺がこうも容易くダメージを受けるなんてどんなステータスしてやがんだ。だが俺もただで捕まるわけにいかないんだ!」
そう言い
「生活魔法・肉体強化」
を使うとグロスは俺に向かってきた
ステータスを見た時から分かっていたがやはり早い
一瞬で俺との差を詰めてくる
でも残念なことに俺からするとグロスの動きは止まって見える
俺に見つかったのが運の尽きだと諦めてもらおう
魔法では勝てないと思ったのかグロスは接近戦を挑んできた
俺に次々に拳や技を繰り出して来るが俺には通用しない
俺はグロスの使う技と同じ技をつかって対応していく
スキルLv3ではスキルLv5には勝てない
それはいくらこの世界の武術という奴を永きに渡り鍛えていたといえどもだ
現にグロスは一撃も俺に当てられていない
俺はもう戦闘を終わらせるべくグロスの腕を弾きバンザイの状態にさせ、がら空きの鳩尾にまぁまぁの力を込めた一撃を食らわしてやった
グロスの物防ステータスでは俺の一撃を人体の弱点にくらい耐えれるわけがない
グロスはそのまま体を吹っ飛ばされ、意識も吹っ飛ばされたようで動かなくなった
とりあえずこいつは下手すると黒龍を倒しかねないのでこいつ専用の収容空間をつくることにする
そこに俺の許可なしでは意識が戻ることがないように自作魔法・夢乃世界をかけておく
その際にグロスの体内にあった契約魔法らしき反応をしっかりと消し去っておく
こいつからは情報をしっかりと貰わないといけないから勝手に死んでもらっては困る
その後俺は周りの飛龍の死体を全てを燃やし尽くして処理を済ませると
セリアとリーニャの待つエルフの村へと戻ることにした
……To be continued →