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第3章・Let's try 山登り(弐)

予・約・投・稿∠( 'ω')/


失敗していたらごめんなさい

目を覚ました俺達は今からこの岩でごつごつした山を登り始めるべく万全の体勢を整える

今日1日でこの山は登ってから下って突破しておきたい為にリーニャには背中におんぶされてもらった

まぁリーニャに聞くと歩いて一緒にいくよりそっちの方がいいとのことだったので別に不満はないみたいだ


俺はいつも通りの某アニメの黒の剣士のような黒を基調とした至って普通の服1式、セリアはミスリル製の胸当て(改造済み)と膝から下に軽い鉄製の足宛(勿論改造済み)と腰にミスリル製魔道回路付きのレイピアを携えた格好だ

ちなみにリーニャは最初出会った時子供用の服のままである

服を作り出してもいいのだけど魔人の服はどんなのかよく分からないから魔人の国につくまで今の服で我慢してもらっている

勿論こまめに清潔を保つための魔法を使っている

そんな2人に俺が


「さあ出発するぞ。準備は出来たか?」

と聞くと


「ばっちりなの!」


「問題ないです」

とそれぞれ肯定の意を示してきた

2人とも疲れはなく気力に満ちている様子だ

それを聞いた俺はセリアが難なく付いてこれるスピードで山を登り始める

かなりのスピードで以前よりはやいがセリアは問題なくついてくる

それもそうだろう、昨日久々にセリアのステータスをみたら大幅に上昇していたからだ

ちなみにこんな感じだ




名前 セリア・フォセット

種族 白狼族

役職 軽戦士

体力 A(+)

筋力 B

魔力 C(-)

物防 B(+)

魔防 B(+)

俊敏 S

知力 C

運 C

技能スキル・・・・剣術Lv3、体術Lv2、格闘述Lv2、風魔法Lv2、感知Lv2、解体Lv2



というふうに風の中級魔法を難なく使えていたから見てみると驚く程にあがっている

通常各能力ランクは数年経験を積むことであがり、上になればなるほど上がり辛いらしい

何か別の要因でもあるかもしれない

そうなると一番の可能性は俺である

そう考え、昨夜俺は自分のステータスをみて言葉を失った




名前 神楽かぐら 呂阿ロア

種族 人間みかくにんせいぶつ

役職 未熟脇役モブ

体力 SSSover

筋力 SSSover

魔力 error

物防 SSSover

魔防 SSSover

俊敏 SSSover

知力 SSover

運 error

技能スキル・・・・鑑定Lv5、看破Lv5、隠蔽Lv5、偽造Lv5、調合Lv5、錬金Lv5、隠密Lv5、感知Lv5、探索Lv5、調理Lv5、商術Lv5、採取Lv5、育成Lv5、話術Lv5、鍛冶Lv5、調教Lv5

固有技能ユニークスキル・・・・言語翻訳、加速思考、並列思考、万物創造、武王、魔術王、超再生、超回復、状態異常全無効



と人間を辞めているのは分かっていたがついにUMA扱いされはじめた

これを見て


(てか誰だよステータス決めてるやつ。いい加減役職まともなのよこせよ!モブ上級者ってなんやねん!)

なんて俺が思うのも仕方ないだろう

おそらく新しいスキルの効果によって俺と行動しているセリアは成長が格段に早くなっている考えられる

すっかり忘れているが従魔にした黒龍ブラックドラゴンもなんかやばい事になってそうだ

ちなみにリーニャもちゃっかり成長している


とまぁそんな事があったが今は集中して山を登って行ってるいる

何故ならどうにも周辺の様子がおかしい

話に聞いていた赤龍レッドドラゴン飛龍ワイバーンなどの姿が見えないのだ

セリアは安心しているようであったが、かなり楽しみにしてた俺としては残念である


そんなこんなで結局お昼の前には頂上までたどり着いてしまった

頂上につき周りを見渡した俺はその景色につい唖然としてしまった

頂上から見える景色は本当に絶景の一言にかぎる

それもそうだろう、何故ならその場所からは獣人の国と魔人の国国がどちらも見渡すことが出来るのだから

全方向を見回してみてもこの山より高いのはみえなかった

更に今日は晴天のおかげなのかかなり遠くまで見渡せる

おかげで少しだけだが人間の国の一部も見えているようだ

少し落ちついた俺が2人を見てみると


「ふわ〜、こんなのはじめて。綺麗!」


「きれい………」

とやはり2人とも感動しているようだった

とくにリーニャなんかは初めて外に出て旅をしているから尚更だろう

なので俺は周りに敵等がいないことを確認し、少し景色を楽しむことにした



そして少したったころ満足しただろうと思い


「さぁ2人とも、そろそろ下りようか」

と言うと頷いてくれたので山を下りることにする

登りと違って降りはちょっと慎重にならないといけない

速度が出すぎると方向転換が難しくなるからだ

急に魔獣が出た時や何かしらのアクシデントがあった時には方向転換は必須だ

そう思い少し速度を緩めつつ下りていく

そしてもう少しで日が沈むとなったころ森と山との境界ぐらいに辿り着くことができた


俺が背負っていたリーニャは振動が心地よかったのかぐっすり眠っていたので、俺とセリアは音をたてないようにいつも通りの作業をする

その後少しばかり頂上の景色のことや、何故か姿が一切みえなかった赤龍レッドドラゴン飛龍ワイバーンについてあれこれセリアと話をした

セリアも考えていた通りこの付近で何か起きているのは間違いないだろう

一応明日は警戒して樹海を進んでいく

俺はセリアにそう伝えたあと、セリアが眠ったので俺はいつものように道具作りの試作を繰り返しながら少し考え事をする


(また面倒なことになりそうだな。下手すると魔人の方の魔獣が復活しかけてるかもな……。明日は魔法を使わずにゆっくり進んでいくか)

とか色々考えているうちにいつの間にか俺は意識を手放していた





……To be continued →

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