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第3章・Let's try 山登り(壱)

あけましておめでとうございます(*^^*)

今年も引き続き宜しくお願いしますm(*_ _)m



三が日は時間不定とか思っていましたが予約投稿とやらがあるのを思い出したため明日は(再)チャレンジします!!

山の麓の樹海の入り口についた俺達は翌日の朝から入ることにしたため、少し早いがいつも通り野営の準備をしてから魔法の訓練にはいることにした

2人ともかなり上達がはやくあの後たったの1日で大きくすることを限界までできるようになり、小さくする方もそれなりにできるようになった

今は一昨日ぐらいからはじめた魔力を練り上げ密度を高めることに集中している

単に魔力を込めればいいのでは無くて無駄なく凝縮させる必要があるので流石の2人も少し手間取っている現状だ

それでもやはり成長速度は別格だろう


魔法の訓練を終えた頃

俺はリーニャに少し気になっていたことを聞いてみる


「なぁリーニャ、お前のお父さんってどんなやつ?」

と聞くと


「うーん、いつも忙しそうにお仕事してるから分かんない。でもリーニャと遊ぶ時はすっごく優しいよ」

だそうだ

ついでにもう少し聞いてみる


「リーニャのお母さんは?」


「お母さんはお父さんと一緒にお仕事してる。お母さんはいつも夜になると一緒に寝てくれるの!」

と元気よく答えてくれた


「そうかよかったな、お父さんもお母さんも優しくて。リーニャは2人のこと好きか?」

と俺が言うと


「うん!だーい好き!」

と本当に好きみたいだ

どうやら魔王夫妻は子供を相当甘やかす親馬鹿かもしれない

俺には親が2人ともいなかったから多分わからない感覚だろう

お次はセリアに聞いてみることがあったので話を振る


「セリア、魔人の国の特徴とか情勢とかってわかるか?」


「ある程度なら。人間と違い獣人、魔人は他種族を奴隷にはしません、捕まえたらほぼ間違いなく殺すでしょう。獣人の方はまだ捕虜として使うこともあるみたいですが、現在の魔人の国では完全に他種族を排斥する動きがあるみたいです」

とセリアが答えてくれた


それを聞いた俺は


(どうしようかなぁ……リーニャ連れたなるだけでも狙われるってのに他種族は完全に排斥か。こりゃどうやって魔王のいる王城まで行ったもんやら。まぁついてから考えよっと)

といつも通り呑気に構えることにした

その後リーニャが寝たのを境に俺とセリアも眠り、翌日からの山登りに備えることにした





翌日、俺は1人早く起き道具類の準備をして2人が目覚めた頃にもはや決まり事のように俺の作った朝食を食べいよいよ山を登っていくことにする

山の麓の樹海へと入ると暗闇ダークフォレストとは違って明るめで見渡して見た感じあまり視界も悪くはなかった


ただやはり感知スキルで感じただけでもAやBランクの魔獣がうろうろしてることが分かった

流石にAやBランクになってくると牽制程度の殺気では逆に向かって来かねないので俺は周囲に殺気をばら撒くのをやめて先へと進んでいく


聞けばこの樹海は山の両側面に広がっているため山を下りた後も再び魔人の国側の樹海を突破する必要があるみたいだ

とりあえず俺達は今日のうちに樹海を抜けて山の木々の無い岩肌の部分までめざして進んでいく予定である

なのであまり高ランク魔獣との戦闘に時間をとられたくないし2人を危険な目に合わせたくないため今回はちょっとズルをすることにする


俺は

特殊魔法・消音サイレンス

生活魔法・消臭リセッシュ

自作オリジナル魔法・不可視化インビジブル

を使う

一応全員が見えなくなっているが俺がリーニャを肩車し、セリアとは手を繋いでいるので大丈夫だ

まぁ俺が使った魔法だから俺は姿が見えるんだけどね


そのような少しずるいことをしたことで魔獣との戦闘も一切なく当初予定していたくらいの位置にたどり着けた

こんなにスムーズに危険地帯を旅するのは展開的に面白くないだろうが仕方ない

だってめんどくさいもん(*´-ω-`*)

それに俺が高ランクとかとバトルしちゃうと樹海の一部が消えかねないし♪

それをやってしまうと恐らく魔人の国にも何かが暴れているという情報が伝わり余計に警戒態勢を強めてしまうからもっての外だ


そんなこんなで俺達もいつものように結界を張ってから野営の準備をして魔法の訓練をしていく

今日は万が一戦闘になった時に備えて少し魔法の種類を増やしておくため、初級魔法全てと中級魔法の一部を教えておくことにする

ちなみに属性は風だけだ

リーニャの火とか闇だと周りが火事やら汚染やらで大惨事になりかねないからな


具体的に教えたのは以下の通りだ

風初級魔法

風針ウインドピアス

風切ウインドカッター

風盾ウインドシールド

微風ブリーズ


風中級魔法

風槍ウインドランス

風吹ウインドブレス


風球ウインドボールを含めて7つを使えるようにしておいた

初級の5つだけでも2人の魔力操作なら臨機応変に立ち回れるだろう

中級魔法は念のためだ

まぁこれから魔法に慣れるにつれてどんどん種類もレベルも上がっていくと思うけども

そうして夜も更け3人は明日に備えて眠ることにした


明日はやっと赤龍レッドドラゴン飛龍ワイバーンを見れる日だ!!

俺は期待を胸にワクワクとした気持ちで眠りについた





……To be continued →

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