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第3章・のんびりと山へと( ˘꒳˘)

3章開始~((((=^ ・ω・)

1夜明け、いつも通り日がではじめる頃に目が覚めた俺はまだセリアもリーニャも寝ていたのでこれから魔人の国アログアに向かうために必要な道具類の確認と足りなければ補充をすることにした

今回は特に急ぐので危険な道筋を通る予定のため準備は万全にしておくつもりだ

まだここから山へは少しかかるとこの事だったが山の姿は既に見えており、見た感じ元の世界の俺のいた国の1番高い山より少し高い程度といった感じであった


セリアの話によると魔獣のレベルも暗闇ダークフォレストと殆ど同じらしく、更に飛竜ワイバーン赤龍レッドドラゴンの巣があるとの事だ

ここはリーニャは俺が背負っていくしかないだろう

いくら魔王の娘で魔力が桁違いでもまだ子供だから俺とセリアに付いてくるのは無理であろう

そうこう考えながら道具整理をしていると日が完全に出たぐらいでセリアとリーニャは起き出してきた

起きた2人が意識が少しはっきりしてきたのか


「おはようございますロア様、リーニャちゃん」


「ふわー~( ~’ヮ’)~おはようなの!ロア、セリア」

と挨拶してきたので


「おはようさんお二人共、朝ごはん準備するから待っててな」

と言うと俺は異空間に閉まってある食材を取り出し軽く調理をしはじめる

どうやら調整スキルのおかげで俺の料理はセリアが絶賛してていつの間にか料理が俺の習慣になっていた

それにリーニャも気に入ってくれたので俺はすすんで作っている

料理が上手な男はモテるらしいからな( ー`дー´)キリ

朝ご飯を食べ終え野営の片付け等を済ませた俺たちは目的の山まで歩いていく

リーニャは俺が肩車だ

その間3人で話しながら気楽に行くことにした

呑気そうに見えても俺はばっちり周囲を警戒している


「そーいや王城であんなことになったけどさ、なんか王子っぽいのいたじゃん?セリアあいつとなんかあったりするの?」

と軽く聞くと

セリアは少し困ったように


「前に軍にいたころに知り合って以来よく話しかけられることがありました……。なんと言いますかその、、、」

と答えたので少しイタズラしてみる


「そうか、やっぱり知り合いだったのな。あいつの様子的に恋人か許嫁だったりするのか?それなら戻らないとやばいんじゃないか?」

と内心は少し楽しみながら表情は少し暗くして言ってみた

するとリーニャが


「あの人セリアの旦那さん?」

と追い討ちをかけた

俺達の言葉を聞きセリアは怒ったように


「違います!そんな事ありません!私が好きなのはロア様だけです!」

と強く言い切ったあと自分が何を言ったか思い出し顔を赤くしてそっぽを向いた

俺がマジで返されたついでに正面から再度好きだと言われるという反撃を受けたことで少し言葉に詰まっていると


「セリアはロアのこと好きなの?リーニャもロアのこと好きー。リーニャ、ロアのお嫁さんになるね」

とリーニャが再び爆弾をぶち込んできた

これを聞いて俺は再び言葉が無くなる

シャイボーイにはこんな質問しちゃダメ!

そして俺が固まっていると


「ダメです!それは私の役目です」

とセリアも爆弾をぶち込んでくる

セリアとはワンちゃんあるがぶっちゃけ今のリーニャとはありえない

俺は紳士ロリコンではない!断じて違う!

俺がどう返すかと対処に困っている間

リーニャとセリアは何やら言い合っていたが全く耳に入ってこなかった


そんななか俺がどう対処すればいいかと困り果てている時、少し離れたところに複数の反応が表れたのを感知スキルが捉えたので


(これはチャンス!)

っと考えた俺は


「2人とも少しストップだ。どうやら何体かこちらに向かってきている、一応警戒な」

そう言うとリーニャとセリアは言い争いをやめセリアは剣を抜き戦闘体制に入った

リーニャは俺の頭をしっかり掴んでいる


そして警戒をしたまま歩みを止めることなく呑気に進んでいると20人前後の団体がこちらに向かってきているのが視認できた

全員武装をした獣人でどうやら盗賊みたいだ

そして俺達に近づくと囲むように包囲したあとその中の数人が口を開く


「おいおいなんでこんな所に人間と魔人がいんだよぉ。おいそこの人間、殺されたく無かったらほかの2人と持ち物全て置いていけや」


「そこの2人はちゃんと可愛がったあと人間国の奴隷商人にうりとばしてやるからよ〜」


「2人とも偉い美人だからきっと高く売れるぜ。この後が楽しみだな」

とテンプレのお手本のような下卑た発言をかましてくれた

奴隷と聞きセリアは顔を顰め殺気がではじめている

リーニャはよくわかってないようで可愛く小首を傾げていた

だが俺からしたらこれは好ましい状況であった

なぜなら返答に困る質問を流せたばかりか少し八つ当たりをすることが出来る

悪く思わないで欲しい

こいつらの運が無かっただけだ


俺はセリアとリーニャに


「俺がやるからセリアはリーニャを見てて」

と言うとリーニャを下ろしセリアに預けた

そして盗賊を挑発する


「断る、お前らごとき何人いても余裕だからな」

と言いついでに手でも挑発しておく

するとまたもや面白いくらい挑発にのる

やはり獣人は脳筋傾向にあるみたいだ

口々に殺す等等言いながら全員が武器を構えた直後俺は即滅する


自作さっきつくった魔法・全方位衝撃波クアンドルバースト

これを使った直後周りにいた人影は俺とセリア、リーニャを残し全員姿が消え去った

つまり盗賊は目にも見えぬ速度で視界から消えたわけだ、もちろん殺した訳では無くかなり遠くに吹っ飛ばしただけだ

まぁ運が悪ければ死ぬかもだが

という風軽く盗賊を捻った俺はさっきのを見て驚いた様子のリーニャともう慣れたのかやはり少し誇らしげにしているセリアを連れて先に進むことにした

そして盗賊のおかげでそれまでの話を流すことが出来たと安心していた俺は


「ロア様、さっきの話の続きはまた後でしましょう」

というセリアの耳打ちで少しテンションを落としながらも先を急ぐことにした






……To be continued →

気が向けばブクマ・評価なんかお願いします(ノ)•ω•(ヾ)

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