表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

45/270

間幕・も一つおまけにanother side

明日から3章いっちゃいます!

そして毎日投稿します☆ミ(ゞω・)


そして申し訳無いですが恐らく12/31~1/3までは投稿する時間が不確定になりますm(*_ _)m

《side 希暗》



希暗が広間から出て自分の部屋へと戻っていっていると後ろから桜前と白月が追いかけてきた

桜前は希暗においつくなり


「希暗!さっきの力は何なの!?」

と殴りかからんとばかりの勢いで質問する

そんな桜前に対し


「前に言った使えなかったユニークスキルが使えるようになっただけだよ」

とサラっと希暗が返すと


「いつから?」

と更に質問された希暗


「・・・あの事件の後だよ」

と正直に答えておいた

それを聞いた桜前はそれ以上それには質問をしなかった

希暗のその返答からある程度のその時の感情を察することができたからだ

その様子をみて希暗から声をかける


「とりあえずここじゃなんだし一旦部屋に行ってから話さない?」

と聞くと2人が頷いたので

3人は希暗の部屋へと向かっていった




部屋に入り希暗達は今後のための話し合いをはじめることにする

桜前と白月が話をはじめても大丈夫な様子になったのを確認した希暗がまず口を開く


「とりあえずこの3人でパーティーを組んでやっていくってことで大丈夫なの?」


「問題ないわ。私も歩もそのつもりでいたんだし。それでどうするの?3人で行動して行くって言っても具体的には?」


「とりあえず訓練や実戦なんかはしていこうと思っている。だけどクラス全員でって言うのは僕は嫌だから別行動の許可を貰おうかと思ってる。もしどこかの国が攻めてきたら協力はするけどね」


「分かったわ、私もあんなこと言う人達となんて一緒にはいたくないからね。歩もそう思うでしょう?」

そう桜前が言うといままで黙っていた白月が口を開いた


「そうだね、私もそう思うよ玲奈ちゃん。遠山君や近山君はあんなこと言うような人じゃないと思っていたけど失望したよ」

と近山が聞いたら失神しそうな台詞を言った


「ならこの方針でいいかな?」

と希暗が聞くと2人は頷いた

そしてその後にこれからの行動予定としてしてまずは前回何もすることが出来ず自分の無力さを知らされたリバールのダンジョンを攻略していくことが決定し、この日から3人は固まって行動するように心がけることを言ってから別れた

















《side?????》



一方その頃、希暗達が広間を離れたことをきっかけに他のクラスメイトも離れていき残っているのは二人だけとなり二人の会話が広い広間に響き渡る


「くそっあの野郎、2人を連れて出ていきやがって」


「そうだな、本当に邪魔な奴。でどうするこれから?変な力を手に入れたっぽいから前より簡単に消せなくなったぞ?」


「やっかいな力を手に入れやがって……。仕方ないが少し様子を見るしかなさそうだな」


「分かった、そうするか。いずれ戦争がはじまればいくらでも始末するチャンスはありそうだしな」

そう言い話し合っていく2人

まさかこの場にもう1人いてその話を全て聞かれているなど思いにもよらなかっただろう

そのまま話し合いを手早く済ませた二人は最後までもう一人の存在に気づくことなく広間を去っていった




















《sideフロリア&リア》



場所はかわり希暗達異世界人が広間で話し合いをしていた頃

城の中庭ではいつものようにフロリアがリアを伴いお茶を飲みながら本を読んでいた

だがそのお茶は2人分準備されていたがその相手の姿は見えない

それもそうだろう、その待っている相手は今この時は現れるはずはないのだから

そうしているとリアが口を開く


「・・・フロリア様。やはり呂阿様はもうこないのでは………」

それを聞いたフロリアは何も言葉を返すことはない

たが本を読むのを止める

続けてリアが更に告げていく


「フロリア様、もうそのように来ない人を寂しそうに待ち続けるようなことはやめて下さい…。呂阿様はもういないのです」

と言い続けて


「辛いことかも知れませんが人と人との別れは必ず経験することです。全てを忘れろとは言いませんがあまりそのように………」

と辛そうに言っていた

するとリアが言っているのを遮りフロリアはリアの方へ視線を向けると涙目になりながら


「どうして・・・どうしてリアはそんなこと言うんですか?まだ決まったわけじゃないじゃないですか……」

と悲しみを押し殺すようにいう

それを受けたリアは


「フロリア様…………」

とただ名前を呼ぶことしか出来ない

少しの沈黙のあとフロリアが再び口を開く


「・・・分かってはいるんですよ………もう呂阿が来ないことも………。でも…でも、もしかしたらただ来れない用事でもあるだけじゃないかって、、、そう思いたい私がいるんです・・・」

そう言いながらついに少し涙を零しはじめる

そう言われたリアは何もフロリアに言葉をかけることはできなかった

そうするとフロリアが再び言葉を発する


「・・・・呂阿は……私に本を返しに来るって………ちゃんと戻ってくるからって、、、約束したはずですのに………」

そう言うフロリアが流す涙の量はどんどん増えていく


「ねぇリア、この気持ちってどうしたらいいの?こんなにも胸が苦しくなることなんて今まで無かったのに…………」

とリアに抱きつき、我慢の限界がきたのか泣き始めた

普段フロリアは人前で涙を流すことをするような娘ではない

やはりそのように人前で泣いてしまうほど呂阿のことを思っていたのであろう

そう分かっていてもリアは泣いているフロリアをただ抱きとめることしかできなかった………


こんなにも自分のことを思われていることわ知らなかった呂阿はきっと再開の時にかなり攻められるであろう事は安易に予想できた






……To be continued →

【注】昨日知り合いから1部機種だとこの小説が大変読みづらい物となっていると報告を受けました


該当する方々申し訳ございませんm(*_ _)m

治せるように頑張ってみる予定です

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ