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第2章・俺の旅の目的

はじめての予約投稿……


【無事失敗!】

てことでいつかリベンジします

俺はとりあえず自作オリジナル魔法・防音カームを今いる部屋に使用し今いる部屋から外へと漏れる音を完全に無くす

それを見てセリア以外が少し警戒したようなので説明しておく


「これは魔法で外に話を聞かれないようにするものだ、今からする話は出来るだけ漏れたくないからな」

そう言うと納得したようであった

そんな面々を前に俺は1回深呼吸をしたあと早速本題に入るべく口を開く


「今から説明をはじめるけどこれからする話は他言無用で頼む。それと信じられないようなこともあるかもしれないがこれは俺が調べた結果辿り着いた推測だ、必ずしもその通りではないということを分かってくれ。あと話を聞くのはここにいる全員でいいのか?」

と聞くと全員が頷いた

どうやらセリアの母親や妹らしき小さい女の子も聞くようだ

そして俺は説明を開始した


「なら話をはじめていこう。まずこの世界には何柱の神がいるとされているのか知っているか?」

と問うと


「はい。人間が信仰している、シシリア様。私達獣人が信仰している、リーリス様。そして魔人が信仰している、セクメト様の合計3柱だったかと」

とセリアが答えた

それを聞きセリアの父親が


「その他にも大昔には災いをもたらし世界を破壊すると言われた邪神がいたということを聞いたことがあるな」

と付け加えた

二人の答えを聞き再び俺が話をはじめる


「そうだ、一般的には各種族が崇めている3柱しか知られていないと思う。エルフやドワーフ等の亜人達がどうなのかは知らないけど多分これくらいだろう。だが昔はその3柱の他に邪神と言われている神が確かに存在していたらしい」


「さっきも言ったように今いるとされているのは3柱の女神だけだ。邪神は大昔に3種族と女神達によって今は封印されているらしいからな。その邪神の事について何か知っていることはあるか?」

そう言うとセリアの父親が答えた


「伝承によると邪神は己の下僕として凶悪な4体の魔獣を連れて世界を破壊しようとしていたらしい。その時3種族は互いに協力し、女神達の力を借りてやっとのこと邪神とその従魔を封印することに成功したて言われているな」

それに俺が続けていく


「俺の調べた情報でもよのような感じだった。邪神の従魔である4体の魔獣は人間2国、獣人の国、魔人の国それぞれに1体ずつ封印され、邪神自体はどこに封印されたかは分からない。一応スリイアの文献は全部見たけどどれにも記されてなかったからな。まぁ女神達の強力な結界のおかけでどの場所も誰でも行ける訳では無いらしいが」


「それでここからが話の本題だな。過去に1度3種族間での大きな戦争があったのは知っていると思う。だけど実際はその1回だけじゃなくて定期的にそういう風に大きな戦争が起こっては休戦して同盟、そして再び各種族の力が戻ってきたら頃に戦争という感じに何回も繰り返されてきたらしい。そして現在も3種族は対立してて、もしかしたら再び大きな戦争となってしまうかもしれない。そしてこの二つの戦いがある目的のために引き起こされたものであることが重要になってくる。突拍子もないことを言うがその目的は邪神とその従魔達の復活だ。邪神達の復活には数多くの魂や負の感情が必要みたいだからな。その証拠に大戦の繰り返しがはじまったのも邪神が大昔に三女神と三種族によって封印されてからの事だそうだ」

俺がそう言うと聞いていたみんなに動揺が走った

それも無理ないだろう

いきなりこんな根も葉もない話をされても理解できるわけが無い

全員が沈黙に伏す中


「そのような話は聴いたことがない。・・・・もしそのような可能性があったとしよう、、、、何故お前がそのような事を知っている」

とセリアの父親が俺に問う


「これらの情報はある男から受け継いだものだ。その男は自分の生涯をかけてこれらを世界を旅して入手し、邪神達の復活をとめようとしていたらしい。そして俺はその意思を託された、だからここにいるのさ。俺からしてもこの世界を壊させるわけにはいかないからな、協力するしかないと思ってる」

と言うとセリアの父親はなにか考え込んだ

セリアの母親や妹らしき女の子は理解が追いついておらず無言のままであったがセリアとネモは少し理解出来たのか質問をしてきた


「もしその事が本当なら各種族に伝えないといけないんじゃないの?あなたがどっちの国の所属か分からないけど、人間の王には伝えたの?」


「いや伝えていない。なんせ誰が邪神復活を企んで裏から動かしているかまだ分からない、それにもしこれに気づいたことがバレてしまうとどんな手段にはしるか分からないからな」


「ではロア様、この国にはいったい何をしにきたんですか?3種族間の争いを起こすなんて人間だけでは恐らくできません、獣人のの中にもそういった者がいるのでは?」


「そこら辺は俺に考えがある、だけど一応この話は他言無用でいて欲しい。俺がこの国に来た理由の一つはどこに魔獣が封印されているかを見つけ出すこと、もう一つは獣人達に争いを辞めさせることだからな」

そうするとセリアの父親が口を開いた


「仮にその話を信じるとしよう。お前はこれからどうやってその目的を果たそうと言うのだ?少しばかり腕に覚えがあるかもしれないがその程度ではこの国はどうにもできんぞ?」

と俺に脅すように言ってきたので


「それはこれから話すさ」

と俺は目的を達成するために今考えている方法をセリア達に伝えることにした






……To be continued →

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