第1章・俺、人間辞めたってよ(´・ω・`)
祝日なのでÜP
((;-ω-)ウーン、基本的な異世界ものだったら多分いじめられっ子の希暗がハズレ枠引く可能性あるんだよなぁ、多分後から覚醒するかもだから当たりといえば当たりなのかもだけど)
なんて俺が呑気に考えている希暗は俗に言うボッチでいじめられっ子である
希暗は背が小さく容姿は至って普通、だがオタクでありもやしっ子のようなので近藤達不良グループの的にされているのだ
しかしもっと別の理由が会ったりもする
希暗は学校のマドンナ的な桜前と幼馴染みであり仲が良い(というより桜前は確実に希暗に好意を持っている)ので桜前の事が好きである近藤から目の敵にされている
ちなみに遠山も桜前のことが好きである
だが希暗は俺の数少ない友達でもある
出会いのきっかけはオタク趣味関係のことだったが、噂にも関わらず俺と接してくれる心優しいやつであり昼飯とかも一緒に食べていた
だから希暗がハズレ兼当たりを引いたら序盤は色々と手助けをしよう
2人共ハズレなら仲良くgameoverだな
とかそんなことを考えた俺が
(とりあえず自分のを見てみるか)
と思った矢先、近藤達が騒ぎ始めた
「おいみんなこいつのステータスみろよ、雑魚すぎて話にならないぜ!」
「異世界人なのにこの世界の一般人以下とか無いわ〜」
「こんなの戦場でたらすぐ死ぬだろ、まぁ黒晴だから仕方ないよな」
と近藤らトリオがはやし立てる
気になった俺が希暗のステータスを見てみると
名前 黒晴 希暗
種族 人間
役職 農民
体力 F
筋力 F
魔力 F(-)
物防 F(-)
魔防 F(-)
俊敏 F
知力 F(+)
運 F(-)
技能・・・・農耕Lv1、採取Lv1
固有技能・・・・言語翻訳、????
とステータスが最低レベルな上に技能もたいしたことなく固有技能持ちではあるが不明である
(あの不明なやつが後々の覚醒するために使うやつなんだな、どうやって使えるようになるのだろうか)
とか考えてるとまだ近藤達は黒晴を罵っていたようでそれに対していつものパターンが発動されたようで
「やめなさいよあんたち!これから急成長していくかもしれないじゃないの」
と桜前が近藤達にキレかかっている
「ちょっと落ち着いてよ玲奈」
必死に希暗が宥めているがあまり効果がない
こうやって桜前が希暗を庇う度に余計に黒晴にHATEが集まっているのだが桜前は気づいてないようだ
そんな希暗達の様子をみて
(まぁハズレじゃないっぽいし適当に俺の能力でも見てみますかね)
と俺は呑気に構えて自分のを見てみると
名前 神楽 呂阿
種族 人間(仮)
役職 脇役(笑)
体力 SSover
筋力 SSover
魔力 SSover
物防 SSover
魔防 SSover
俊敏 SSover
知力 SSover
運 Error
技能・・・・鑑定Lv5、看破Lv5、隠蔽Lv5、偽造Lv5、調合Lv5、錬金Lv5、隠密Lv5、感知Lv5、探索Lv5、調理Lv5、商術Lv5、採取Lv5
固有技能・・・・言語翻訳、加速思考、並列思考、万物創造、武王、魔術王、超再生、超回復、状態異常全無効
加速思考………思考速度が常人の約1万倍まで引き上げられる
並列思考………2つ以上の物事を同時に考えることが可能(現在は2つまで)
万物創造………頭で想像することで無機物かつ自身の身体の体積より小さいものを魔力を消費することで作成可能、なお意識をすると作りだしたものを消すこともできる
武王………戦闘系の技能全て使用可能
魔術王………存在する全ての魔法を詠唱無しで使用可能、また新規の魔法作成も可能
超再生………身体の全てが1度に消滅しない限り回復する。但し回復速度は残存魔力量に依存する
超回復………一定時間事に体力と魔力が大幅に回復する
状態異常全無効………ありとあらゆる状態異常を無効化する。風邪等の病気にもかからない
(えっ……………????????)
これを見た俺はきっかり五秒思考が止まった
(なんだこのステwwwwwチート過ぎるだろwwwwwwしかも人間辞めかけてるじゃん(´°д°`)、何このパターン。しかも俺だけ役職ひどくね?( ˙-˙ )、、、でも俺だけでこの国救えるよなこれ………。とりあえず隠蔽して別のステが出るようにしとかないとやばい気がするな・・・にしてもこれは強すぎね?)
そう考えた俺はとっさに隠蔽スキルと偽造スキルを使い無難な感じのステータスを作り上げる
名前 神楽 呂阿
種族 人間
役職 剣士
体力 C
筋力 C
魔力 D
物防 C
魔防 D
俊敏 C(+)
知力 C(-)
運 E
技能・・・・剣術Lv2、回復魔法Lv2、鑑定Lv2
固有技能・・・・言語翻訳
(とりあえずこのステでボロがでないようにやっていこう、しばらくしたらこの国から離れて色んなとこを旅してみるか。でも希暗のことが心配だな、それも含めじっくり考えるか……俺らしくもないけど)
などと色々考え込んでいると
「異世界人の皆様、能力確認も終わったと思いますので次に我が国の王に謁見して頂きます。そこで今後どうするかなども話ていきますので、我々に付いてきてくだされ」
と言われたのでクラス一同がこの国の人々についていったので俺は1番後ろを付いていくことにした
……To be continued →