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最終章・祝☆勝☆会☆だぁぁ!

少し時は経ち今は終戦よりおよそ1ヶ月後

これまでにどこまで状況が変わったかと言うと……それはそれはかなりの事柄において変動をみせていた

まずは3種族間での協力体制

これは今回の戦いに関してだけ築かれていた協力体制が各国の代表の話し合いのもと全ての国の間で休戦協定&交流を持つといったことが俺によって指揮された会議において新たに定められた

これで再び3種族間での争いのない平和な世界が再び実現出来たというわけだ

その会議の際に長年の夢が叶ったフロリアが感極まって涙を流しながら俺に抱きついてきたことで場の空気が一転して修羅場になりかけたのはいい思い出

ちなみにフロリアは現在のスリイアの国王である

えっ?ルーカスとかいうおっさんはどうしたのかって?

そりゃせっかく異空間から出してあげたのに協力体制に関して渋ったり色々と邪魔なので引退してもらった

今は妻と仲良く2人で王城で暮らしていることだろう

ちなみにフロリアを支える大臣の筆頭は当然の如くリアが、そして軍事に関係する事に関してはラハットが務めることになっている

これで暫くはまともな国であり続けるだろう


そして復興の方はというとほぼ完全に元の平穏な日々をおくれるくらいまでには回復していた

魔獣達によって踏み潰されたりした村や集落、そして魔獣達の攻撃を受けた都市などの被害の修復

途中で洗脳が切れたことによって逃げていた魔獣達のうち再び攻撃を仕掛けてくる可能性のある魔獣達の討伐

消費した食料や武器、回復薬など補給といった様々な物事においてほとんど問題なく立ち回れるようになっている

そんなわけで無事に状況が安定した国々

さらに休戦協定や交流の約束なども施している

そんな彼らが行うことといったら


そう!今回の戦いでの祝勝会である!


そんなわけで今現在

俺が何しているかというと………料理作り

各国の王族貴族お抱えのシェフ達にレシピを教わりながらただひたすらに食事を作り続けている

何故こうなったのかと言うと単純にフロリア含めゼラスなんかからも依頼されたから


「「呂阿(お前)の料理を今度の祝勝会で振舞って欲しい」」

そう真剣な眼差しで言われて断るほど俺はアホじゃない

どうせやることもあるひとつの事を除いて今はやる必要がないし

てなわけで現在料理なうの俺である

てか神に料理してもらうなんて凄く贅沢な気がするのは俺だけであろうか

まぁ俺が女神達と同じ存在になったことなんてまだセリア・クロアの2人以外には誰にも伝えてないからね

リーニャはどうせ理解できないのでまだお話してない


ちなみに祝勝会の場所は俺とアナザーが戦った平原

そこに大きめの結界を俺が貼って、俺が作り出した椅子やテーブルを適当に配置して、俺が作りまくっている料理を配膳して………最後は各国から集めに集めた飲み物なんかをすぐに渡せるように準備したら祝勝会の全部の準備完了だ

ほとんど俺のおかげで成り立っているようなものであるが気にしないキニシナイの

俺は器が広いからね( ・´ー・`)

まぁ扱き使われている感じは否めないけど

そんなわけで各国選りすぐりのシェフ達と共に無事に料理を作り終えた俺

もちろん魔法をふんだんに駆使して暖かいものは暖かいまま、冷たいものは冷たいまま、更に乾くこともべとべとになることもなく常に作りたての状態を保つといった感じで無駄に贅沢な機能を施している

もちろんこの結界の中には虫すら飛んでいないので虫が料理に止まる心配もない

つまり安心して最高の状態の料理をこの祝勝会にさんかする面々は食べることが出来るのだ


ついでに言っておくと今回の祝勝会に参加するのは今回の戦いに参加した人々のうちで自由参加

いくら3種族間での対立が無くなったとはいえまだまだ3種族で仲良くするには抵抗のある人も少なからずいるから全員が全員来るわけでは無い

移動方法は俺が設置した魔法陣にて各国の王都や帝都から来ることができるように予め準備しておいた

もちろん発動する際に魔力は必要ないようにしてある

従来のやつだと何往復もさせるほど魔力を貯めることが出来ない、というかそれやると祝勝会どころのテンションではなくなる人々が出てくるのでそれを考えたら可哀想になってくる

といった理由から俺が生み出した魔法陣を特別に設置したというわけだ

もちろん今回限定である

神が作りしものを下界に広めるのは駄目

そう何度もシシリア達に言われてるからね

てかあいつら今頃別の世界で呑気に遊んでるんだろうなぁ………いつか俺も行ってみよ


そんなわけで準備は完了し、参加者もほとんどすべて集まりきった状態である今

各国のの代表達も俺が準備してあった高台に揃い、もういつでも祝勝会をはじめてもいい状態になっている人々を見てゼラスが他の面子に小さめの声で何かを合図してから壇上でただ1人立ち上がると


「今日はよく集まってくれた。3種族それぞれが対立することなくこの場にいることを嬉しく思う!それでは短い挨拶だが今から此度の戦いにおける祝勝会を開始する!全員、今宵は好きなだけ騒げ!!」

そう大声で言うと


「「「「「うわぁぁぁぁぁ!!!」」」」」

とわれんばかりの歓声ののちどうやら祝勝会は開始されたようだ

そんな時に俺は何しているかって?

そんなの料理してるに決まってる!

今俺はたった1人で料理をしているが……場所は祝勝会の行われている場所から少し離れて結界により周囲から断絶されている場所

ここでは俺の身内ばかりで小さめの祝勝会を開いている

参加しているメンバーはセリア・クロア・リーニャ・希暗・桜前・白月・瑠奈それにカルナ

残念ながらフロリアやリア、それにノーラなんかはあっちの祝勝会には欠かせない人物だったので今回は泣く泣く向こうに参加している状態だ

もっともノーラはこちらに参加しようとしていたらしいがフロリアにオハナシされて大人しく向こうに参加しているらしい

てなわけで今ここにいるのはほんといつもの面子

とりあえず向こうの祝勝会のはじまったようなので俺は料理を作りつつも


「それじゃこっちもはじめるか。みんな適当に食べたり飲んだりしてくれてていいよ。俺もみんなと話しながら適当に色々とやるから」

と言ってみる

まぁこの場で話さないといけないことも無くもないので適当にやっちゃって大丈夫だろう


そんなこんなで祝勝会

はじめちゃいます!- =͟͟͞͞ ( ꒪౪꒪)ฅ✧








……To be continued

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