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第2章・いざ、獣人の国へ(*`・ω・)ゞ

今日も元気にÜPÜPÜP



師走は毎年忙しいですね


いつものように日が昇る少し前に目が覚める

この世界に来て早寝早起きの健康生活になった感じがする

といっても今の体じゃどれほど健康になったか分かりもしないが

今日はとりあえず獣人の国イグノアに向かうために

暗闇ダークフォレストに行く日だ

セリア曰く、かなりの危険な場所であり獣人の手練でも遭遇する魔獣に運がなければ危ないそうだ


俺が目を覚ますとセリアはまだ寝ているようだったので今のうちに万が一のために必要なものを能力で揃えておくことにした

とりあえず回復ポーション系は普通に回復魔法を使えばいいけれども、現状ないとは思う魔力切れした際に必要な高級魔力回復ポーションを10個程度つくり魔法の袋にしまっておく


その後も適当に武器や防具や逃げる際に使えそうな閃光球フラッシュグレネードや煙玉のようなこの世界にない化学によって作れるものを作りまくりしまっていった

モン〇ンの落とし罠や痺れ罠みたいなやつを作ろうと試してみたけれど上手くいかなかったので保留である

そうこうしているとセリアが目を覚ましたのでとりあえず俺達はこの部屋を出るために全ての荷物をまとめて装備を整えると1階に向かった

下に向かうとそこにはエルザがいて朝早くから忙しそうにしていたが俺達に気づくと


「おはようさん、荷物も装備も整えてこれから出ていくのかい?」

と聞かれたので


「ああ、これから街を出ようと思ってる。短い間でしたがお世話になっなたな。また寄った時にはよろしく」

と軽く挨拶とお礼をして俺達は宿を離れた






宿を出るとまだ外は薄暗く、人もほとんど歩いていなかった

少し寂しさの漂うなか俺とセリアは無言で歩いていく

ギルドの方にもこの街を離れると報告をしようかと思ったがいずれ1度はこの街に戻ってくるかもしれないのでその時に話せばいいだろうと思い今回はスルーすることにした

ぶっちゃけめんどくさいのが勝った


暫く歩いていき門から街の外へと出て俺達は目的の場所の方角へと歩いていく

そして日が昇りきった頃、暗闇ダークフォレストの入り口へとたどり着いた

俺は鬱蒼とし暗い雰囲気を漂わせる森を見据えセリアに声をかける


「それじゃあこれから入っていこうと思うけど、大丈夫か?」


「はい、準備はしっかり出来てます」

セリアも準備はばっちりのようだ

武器防具はバッチリ装備し見るからにやる気が感じられる

ここで俺はあることを思い出しセリアに声をかける


「大事なこと忘れてたよ。セリア、ちょっと左手の腕輪を出して」

俺にそう言われるとセリアが左手を出してきたのでセリアの左手を腕輪の上からそっと掴み、魔力を満タンになるまで流し込んだ

今の腕輪の性能だと込めていた魔力を完全に留めることは出来ずに徐々に自然放出してしまうのでこうして度々補充しておかないと万が一があった時怖い


左手を握った際にセリアが頬を赤らめていたので魔力を近くに感じると熱いのだろうかと思ったが今は考えないことにした

そんなセリアの態度を不思議に思いながらほ補充を終えると


「よし、これで準備は完了だな。森に入るとするか」

そういい俺はセリアを連れて森の中に入っていった








暗闇ダークフォレストに入り進むべき方角を間違わないように気をつけながら俺達はどんどん進んでいった

勿論、戦闘は最小限にするために感知スキルを使い反応があったら迂回して進んでいる

名前の通り森は常に薄暗く、夜になると真っ暗になるらしいためなるべく日が出てるうちに進んでおきたかったからだ

やはり危険な地域ということもあり感知には常に何かしらの魔獣の反応があり大抵はDやEランク程度の反応出会ったが中にはBランク越えだと思われる大きな反応もいくつかあった


その後も俺達は少しの戦闘はしたものものの、どれもセリアが余裕に倒せるものばかりであり夜になるまでに大分進むことが出来たみたいだね

俺は野営ができそうなばっちりの場所を見つけると、高い金を出して購入しておいた(ことにして自作した)簡易結界を張る

ちなみに性能はこんなもん



自作オリジナル簡易結界・・・・4本の杭を刺しそれによって作り出される四角形の領域に外から見ること、入ること、攻撃することの出来ない結界を貼ることが可能。1回使うと壊れ、半日程で効果もなくなる。また高位な存在には認識することが出来たり、周り一体の広範囲に対する攻撃を無効化することは出来ない


とまぁ便利な使い捨て道具である(笑)

万が一結界に危険があれば俺に伝わるようにも改造してある


結界を貼り終わり準備しておいた食事を軽く済ませ野営の準備が整うと俺達は早く寝ることにした


「今日はお疲れ様、無事にだいぶ進めてよかったよかった」


「そうですね。ご主人様の感知スキルが素晴らしいおかけでほとんど戦闘も無くて体力を温存出来ました。それにこのような強力な簡易結界も見たことないです」


「まぁ高かったしね。夜くらいは安心して休まないとセリアも辛いだろ?身体に何かあったら大変だしな」


「・・・本当に色々気を使ってただきありがとうございます。そんなに心配されたことないので嬉しいです……」

と色々とセリアに喜んでもらえているようであった

俺はだんだんとセリアが心を開いて打ち解けてきてくれているのを嬉しく感じていた

その後も軽く話をしているうちに俺達は意識を手放した






……To be continued →

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