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最終章・旅立ちの時間です(´・ω・`)

だいぶ忙しさがなりを潜めて来ました


修正案件はもう少しだけお待ちください

(´・ω・`)(´-ω-`)) ペコリ

前回みたいに色々と凝ることなくいつも通りにサラサラと流れるような作業で料理を続けていきながら俺はさっきの戦いを振り返ってみる

さっきの戦闘では4人が余りにも手強ったがために、最後の方は今までで恐らく初めてであろうほぼ本気の状態での戦闘を繰り広げることになってしまった

それに加えそんなのありか??なんてツッコみたくなる魔法や魔力を応用した技術、更には今まで使うことが殆どなかった戦闘スキルを使用してでの近接戦闘なんかを行ってみた

その結果俺は無傷

その点4人の方は後衛のリーニャ以外がボロボロ

結果だけ見てみると俺の圧勝のように感じるかもしれないが実際は大苦戦してる

とくに俺一人に対して神魔法を打ってくるセリアやリーニャ、更には秘技や奥の手まで惜しみなくぶつけてくる3人にはほんと手を焼かされた

だがこれは喜ばしい事


(これだけ強けりゃマジで俺は邪神以外を気にせずにあいつとガチバトルすることが出来るな。問題はそれ以外の奴らがどこまで耐久することが出来るかどうかだけど……まぁこの前の訓練の件もあるしなんとかなるだろ、最悪ゼラスやガパウロなんかの普通は後衛で指揮するべきような奴らまで戦線に参加するとか言っていたしな。それに俺が早くアナザーを倒せば全部の問題は解決するしね)


そんなことを考えていると丁度料理が出来上がる頃に汗を流し着替えた6人が食卓へとやってきた

リーニャもちゃんと起きて誰よりも早くに席について両手にフォークとスプーンを持って待機してる

そんな6人に


「そんじゃ好き勝手食っていいぞ。足りなかったら言ってくれればどんどん作るから」

と言い料理を出すと食べるのを促す

すると全員がお腹を空かせていたのか誰もが我先にといわんばかりに料理を自分の皿に取り分ける

多分このペースなら追加で作ること確定だろう

そう思いつつ俺も適当に料理を摘んでいく

その際に実験作であるサイダーをさりげなく希暗に試させてみたところ


「これは!?」

と驚いたあとすぐさま飲み干していたので感想を聞いてみたところ


「これなら訓練終わりとかに毎日飲みたいかな。こっちの世界では甘い飲み物なんてそうないからね」

と言っていたので大方実験は成功だろう

次はリ〇ルゴールドでも作ろう

そう考えた俺はあっという間になくなっていってしまった料理の皿を確認してから追加の料理を作るべく席を立った



そうして全員が満腹になり俺の作るデザートを楽しんでいる時に俺は今後の予定を説明していく


「みんな食べてるところ悪いけどこれからの予定を話すから話を聞いておいてくれ」

と前置きをしてから続ける


「俺はこのあとこの世界中をまわってできるだけ決戦に向けての戦力の増強を測ってみるつもりだ。多分俺本体はめったにここには帰ってこないと思う。それでその間だけどここにいる6人は引き続き訓練し続けて欲しい、もちろんオーバーワークはしないようね。ちゃんと分身は何体か置いていくから料理とか装備の修復とかの訓練以外の身の回りの世話は気にしなくても大丈夫だよ。だからその分みんなは限界まで強くなってほしい。決戦では俺はみんなを守る余裕が多分ないだろうからね。それともしなんかあったらすぐ念話で知らせてくれたら戻ってくるから」

そう伝えるとあからさまに落ち込んだ様子を見せるのが数名いるけど気にしないようにして続きを話す


「出発はこのあとみんなの個人的な成長具合を見てから夜には出るつもりだから今から順番にさっきの部屋に来てもらうから。といっても模擬戦をするわけじゃないから気にしなくてもいいよ。単純に今の実力を見せてもらってアドバイスを少しする程度だからね。やっぱり分身を通してだとみんなの成長具合はよく分からないからちゃんと俺自身の目で見ておかないとね」

と言ってから順番で呼ぶから呼ばれるまでは好きにしていていいよと伝えたのちに俺は食事の後片付けを一瞬で済ませると準備をするために先に部屋を出ていった



















そんなこんなで順番に念話によって呼び出して全員の成長具合を確認し終えた俺は今後必要であろう回復薬系やオリジナルドリンク類を出発する前に作り置きするべくひたすら生成・調合している

みんなの成長具合はやはり予想を大きく上回るのもであった

まずはセリア

神魔法はもちろんの事ながら俺と開発した秘技に関しても発動がなんら問題なくできるようになっていた

あとはそれぞれに込めれる魔力の増加と細剣術・体術を磨いていく予定だ

次にリーニャ

リーニャに関しては神魔法の発動はもはや何も問題ない

恐らくリーニャが引き出せる最大限の威力を出せているであろうし効果の方もしっかりと発動出来ている

それに試しにと見てみた近接戦闘の方だが……はっきりいってどこかのアホな2人組より遥かに強い

魔力による身体能力の強化に頼り過ぎな部分はあるかもしれないがそれでも並大抵の魔獣には接近されたとしても問題ないだろう

そもそもリーニャの高火力砲撃を掻い潜って近づける魔獣がいるのかどうか分からないけど

そんでお次はクロア

クロアは既に秘技を完全習得しつつある

それの効果が予想を少し上回りさらなる進化の可能性を秘めていることがさっき分かったのは大きい

クロアに関してはもはや肉体を使った物理戦闘はほぼほぼ手の加えようがないのであとは魔法を入り混ぜた戦闘の磨きをかけるだけだろう


そして希暗

こいつはもう単純にひたすら訓練して覇王モードを使いこなせるようになるしか道がないのでアドバイスは単純

☆ひたすらボロボロになるまで訓練☆

これしかない

神魔法の方は発動のこつだけは伝えてあるのであとは心の持ち具合と希暗の生成と共に魔法の効果もどんどん上がっていくだろう

おまけに桜前と白月

桜前はユニークスキルに頼りきった戦闘しか出来ていなかったのを改善させ今は純粋に刀術と体術を磨いてもらっている

もちろん魔力による身体能力強化も教えてだ

桜前は魔法攻撃力があまり期待出来ないので身体能力強化に全てを回した方がいいと思ってのことだ

白月に関してはひたすら魔法を使うことで無詠唱魔法の獲得と魔力の底上げ

更には魔力コントロールによって省エネ化と威力向上も目指してもらっている

この2人は前衛と後衛がはっきりとしている分上手く連携をとって戦うことが出来るだろう

ちなみに2人とも既にスリイアにおける希暗を除く人々の中では1番強い

十分な戦力と言えるだろう


そんな感じでそれぞれに課題を伝えそれに関してのアドバイスもし終えた俺はこの家・バスターの使用方法を伝えてからいよいよ旅立ちだ

セリア・クロア・リーニャが結構悲しそうにしていたがそれぞれに約束している件を楽しみにしていたらいいと伝えることで我慢してもらう

本来なら毎日戻ってきてもいいんだけどここに帰ってくると少々時間をロスしてしまう

急いでいる今は1秒でさえも無駄にしたくない

だから不眠不休で世界中を走り回るんだけどね


(本来なら楽しみながらこの世界中を旅したかったなぁ(;Д;)(;Д;)……まっ、そんなことを考えも無駄か。みんなが真剣に訓練してくれてる分俺も頑張りますかね!)

そう考えつつ俺はバスターを出て闇世の中に駆けていった







……To be continued

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