第2章・俺氏、再度冒険者になるの巻
今日から2章やっていきます!
それに伴い題名と作品紹介の1部変更しました
ミセラにつくと他の街(と言っても二つしか知らないが)のように門に門兵がおり街に入る人の身分を確認しているようで結構長めの列が出来ていた
しばらくして俺は身分証明書を持っていたので難なく通過することができ、ついでに冒険者ギルドとオススメの宿泊所の場所を門兵に聞くことができた
ちなみに身分証明書は偽造である
街の中に入り街中を少し歩いていくと街の中央に王都で見たような立派な建物が見えてきた
(多分ここが冒険者ギルドだよな。最初行った時はラハットとかいたけど冒険者ギルドって言うとテンプレだとだいたい絡まれたりするけどどうなんかなぁ(´・ω・`)女連れだとほぼ確定かもしれないけど男1人で気配消してたら大丈夫だろきっと。スキルでも使って存在感薄くしていくか)
そう考えた俺は隠蔽スキルを使い中に入っていった
中に入ると食事処らしき場所のほうから酒の匂いとムンムンする汗臭さが鼻についたのでなるべく近づかないようにし3つある受付のうち唯一女性がやっている所へと向かった
何故女性の所にいったかは男なら聞かなくても分かるだろう
「すいませーん。新規で冒険者登録をしに来たんですけど今ってまだ受付してまふ?」
と小声ではなしかける
すると女性は声を聞いて初めて俺を認識出来たようで驚いた様子で答えてきた
「・・は、はい。ではこちらの書類に名前、種族、職業を記入して身分証明書と共に提出してください」
おれは無意識に隠蔽スキルをかなりの効果で使っていることに気づき弱めるとすばやく書類に記入すると身分証明書を取り出し受付の女性に渡した
「確認させていただきますので少しお待ちください」
そう言うと女性は何やら書類に書き始めて俺の身分証明書に冒険者ギルド登録の証である印を押した
「これで登録は完了となります。冒険者についての仕組みをお聞きになりますか?」
ここは断ると変に思われるので素直に頷いておく
「ではご説明しますね。まず冒険者ランクにはF〜Sまでが存在しており最初は特例を除き全員がFからのスタートとなります。また冒険者ランクは冒険者自身のステータスの平均値より一段階上までしか得ることができません。ですので平均Dの方が冒険者のBランクになるのはシステム上不可能となっております。冒険者ランクの上げ方としてはランク事に同ランクのクエストを20回連続で成功させるか一段階上のランクのクエストを10回連続で成功させるのが主となります。特例でそれ以外でもランクが上がる場合がございますが基本的にはないとお思いください。クエストは自身のランクかそれの一つ上乗ランクのめのまで受けることができ、3つまでなら複数同時に受けることが出来ます。クエストに成功すると報酬、クエストに失敗すると違約金がありますので注意してください。またクエストを5回連続で失敗してしまうと冒険者ギルドが行っている講義をお金を支払って受けてもらうことになるので覚えておいてください。これで冒険者のシステムについては殆どお話したと思います、何か質問はございませんか?」
そう問われ俺はすぐさま「ない」と答え女性職員に礼をしてから冒険者登録のされた身分証明書を受け取り泊まる場所を探すために冒険者ギルドをあとにした
教えてもらった宿泊所は意外と冒険者ギルドの近くにありすぐに見つけることができた
門兵の話ではこの街で最も冒険者に利用されているらしいとのことだったので期待して中へと入っていく
「はい、いらっしゃい。おひとり様の宿泊かね?」
といかにもこの宿の支配者のなような感じのするがたいのよい女性が話しかけてきた
「ああ、一人部屋をとりあえず1泊分頼みたいのだけど空いてる?」
「空いてるよ。値段は1泊朝夜食事付きで銀貨2枚だけと払えるかい?」
「大丈夫だ、問題ない( ・´ー・`」
「あいよ。なら部屋は2階の突き当たり、身体をふくための水や布、明かりのためのランプが欲しいならあるけどどうするかい?」
「生活魔法は1通り使えるから必要ないさね」
「ほう、それは大したもんだ。夜の食事は日が暮れたあとから3時間程の間、朝は日が出る前一時間前から出たあと1時間の間にとっておくれ。それと私の名前はエルザ、何か聞きたいことがあったらいつでも聞いとくれ」
エルザはそう言うと俺に鍵を渡したあと、どこかに去っていった
その後おれは適当に食事を済ましたてから渡された鍵のある部屋へと向かう
中に入りとりあえずおれは生活魔法・洗浄を使いとりあえず汚れ等を落とすとベットに寝転がりこんだ
(とりあえず冒険者ギルドで絡まれずに登録を無事済ますことができてよかったε-(´∀`*)ホッ。宿の場所も案外楽に決めることが出来て良かった。明日はまず奴隷商館に獣人の強そうな奴隷を探しにいかないとな、その後は必要なものを揃えて街を回ってみるか)
とりあえず予定と余計なフラグを立てた今日は俺はそのまま眠ることにした( ˘ω˘ ) スヤァ…
……To be continued →
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