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最終章・話し合い②

少し短くてすいませんm(*_ _)m


あとタイトルが適してないのもごめんなさい(๑>؂•̀๑)

朧気な記憶を元にリバールのダンジョンの入口近くに転移テレポートした俺はとりあえず人目のつかなさそうなところを探す

ちなみに現在俺がいるのは空中だ

理由は前も言ったように転移テレポート先に人間や魔獣なんかがいたら悲惨な光景が生み出されてしまうからだ

流石に人が多いこの場所で楽だからと言ってダンジョンの入口前にいきなり現れるようなことはしない

そういえば現在俺が使っていて自作オリジナル魔法である不可視可インビジブル

実はこの世界にも似たような魔法がある

それは特殊魔法・隠密ハイドと上級光魔法・光学迷彩ラストル

前者は特定の役職になると使えるようになるものであり、効果としては透明になるというよりは自身の存在を限りなく小さく周囲の認識を自分からずらすといった感じだ

なので多くの人々や魔獣なんかがいる場合には自身を認識されずにやり過ごせるがタイマン等の少数の時にはほとんど効果がないのである

後者は光魔法を使える人間種、その中でもスキルLv3以上の精鋭達しか使うことが出来ない魔法だ

しかもこの魔法は俺の不可視可インビジブル隠密ハイドと異なり1度の魔法で1人しか効果がないのではなく使い手の力量によって不特定多数の人々に効果を付与できるのだ

このことからもスリイアとジァルゼではこの魔法の使い手がとても優遇されてる

分かるとは思うが戦闘の際にかなり有用だからだ

効果としては光の屈折を利用して対象の周囲を歪めるといった感じで弱点としては火魔法による熱やその時々によって発動者の後方数度だけ効果を成さないところだ

だがやはり大人数による戦闘においては有用なために今まで使われてきたらしい

その2つから考えてみると俺の不可視可インビジブルは1番透明人間に近いと言えるだろう

流石俺の作った魔法(*´ω`)o


なので姿を消し気配を消し挙句の果てには匂いと音まで消した俺は地面に降りてダンジョンの入口前でキョロキョロしている希暗達へと近づく

恐らくだが俺を探してるのだろう

………となれば少々脅かすしかないよね

俺はそのままゆったりと人にぶつからないように希暗の後ろ、ちょうど3人の真ん中に位置する場所へど移動する

今の俺の状態はセリアとクロアすら気づかないのでここにいる人間ならまず気づけない

もしかしたらあの二人は直感なんかで気づくかもしれないけども


そして俺がすぐ後ろにいるのにまだ気づいていない希暗に膝カックンを決めてみる

すると面白いように決まって希暗はずっこけた

流石の希暗もここでは警戒していなかったらしい

画面から地面にダイブする希暗をみて桜前が


「大丈夫!?希暗」

と言って近づいて希暗が立つのを手伝い、白月は何が起きたのか分からずただ狼狽えていた

希暗も桜前に肩をかりつつ起き上がりながらも何が起きたのか分からず動揺している

そして希暗と桜前は警戒を顕にしている

だがそんなことは俺には関係ない

もうちょっと遊びたいので俺は引き続き希暗にちょっかいを出す


次は桜前の方向へと希暗を押してみる

するとこれまた面白いことに狙った通り希暗は桜前を押し倒す形でこけてしまった

これに対して桜前は驚きつつも喜び、希暗も困惑しつつも照れている

それを見ている白月も何故か顔を真っ赤にしていた

希暗は膝カックンのせいで警戒して体に力をいれていたけど逆に簡単にこかすことができるようになるからちょうどよかった

倒れた2人はお互いに照れつつもゆっくりと立ち上がる

するとここで希暗が何か気づいたようだ


「っ!もしかして呂阿がそこら辺のどこかにいる?」

と言いつつ周りを見渡しつつ感知スキルを全力で使用しているようだ

まぁ希暗じゃまだ俺の気配は掴めないがな

そんな希暗の言葉を聞いて桜前が


「えっ!?どうゆうこと?希暗」

と言い、白月はずっと狼狽えていながらも


「えっ?神楽君がここにいるの?」

と言いながら希暗同様探していた

そんな3人を俺はすぐそばでニヤニヤとしながらずっと見ている

3人はさっきからの行動で周りの冒険者達の目を集めているのに気づいていないようだ

それにしても希暗達は有名なのか俺の良すぎる耳が3人を話題としている会話をいくつか拾う

特に悪い印象は持たれていないようだ

そうして少しした後、希暗は俺を見つけるのを諦めたのか桜前と白月に説明をはじめた


「いや僕は単にそう思っただけだよ。さっきから膝裏や肩を押される感覚があったけど周りには誰もいないし2人は何もしていない。それに警戒していたにも関わらず2回も倒れされたからね、自惚れじゃないけど今の僕を簡単に押し倒すなんてそうそうできないと思うよ。だから今ここに呂阿がいるんじゃないかなーって思ったんだ。呂阿なら何でもありな気がするからね」

そう希暗が言うと2人は


「「なるほど……神楽君ならありえる!」」

とハモって同意した

どうやら3人共俺のことをよく分かってるようだな

それにそろそろ時間も時間だからネタバレだ


「流石希暗、よく考えるてるなぁ〜」

そう言いながら姿を現す

勿論この3人以外には見えないようにだ

流石にこの大勢の前で突然姿を現して騒ぎにするつもりは無い

驚く3人に素早く事情を伝える


「とりあえず場所を移動しよう。ここは人目につくからな。今は俺の姿は周りから見えないようにしてる、流石に突然人が現れたら騒ぎになるだろうからな」

そう言うと3人が静かに頷いてくれたので率先して人がいない方向へと歩みを進めはじめた










……To be continued

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