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第5章・(´・∀・`)気楽にいこう

俺達が皇城の中に入るとそこでは兵士達がかなり慌ただしく動き回っていた

恐らくだが皇帝や大臣なんかを探しているんだろう

残念なことにとお目当ての人々は俺の作った空間の中でおねんねの最中なんだけども

そんな中、俺達が堂々と中に降り立つ

最初は飛んできたことといきなり現れたことに驚いていた兵士達だがすぐさま武器を構えると


「お前達は何者だ!」


「ここがどこだが分かって来てるのか!?」


「全員でこいつらを捕らえるぞ!」

といい俺達をすぐさま包囲する

それに反応してセリアとクロアが戦闘体勢に入ろうとしたが軽く手で制しておく

そして背負っていたノーラを下ろすと


「あいつらの説得頼める?」

と聞く

するとノーラはすぐさまにやけていた表情から真面目な表情になると


「任せてください、少しくらいは私も役にたってみせますわ」

と言うと兵士達の方へ1歩前に出ると


「私の名前はエレオノーラ・スカルディ、この国の第2皇女ですわ!これが私が第2皇女であることの印となる伝説魔道具アーティファクトです。この方達は私の命の恩人ですから全員すぐさま武器をおろしなさい!」

と懐からなにかを取り出して大声でそう言う

多分最初に言っていた認識阻害の魔道具のことだろう

この時のノーラは会ってから今までの中で1番皇女らしくみえた

普段はアホだけどやっぱりやる時はやるんだね

ノーラが名乗りをしたこととノーラが持つで兵士達は驚きつつもすぐさま武器を下げ包囲をとく

その様子に満足したのか自慢げにノーラがこちらを見てきたので無視した

だってなんかムカつくんだもん


俺が無視してるのが分かったのか少し頬を膨らましつつもノーラは兵士達に指示を出す


「今この国は大変なことになっています。私は今からからお父様と大臣達と話し合いをします。あなた達はほかの兵達もつれて帝都の人々の混乱を落ち着かせ出来てくださいな」

そう言われると兵士の中から代表で1人がノーラに


「すいませんが第2皇女様。先程から皇帝陛下と大臣様方達が全く姿が見えないんです」

と言ってくる

それに対しノーラは


「それに関しては心配はいりませんわ。あなた達は一刻も早く人々の混乱をおさめることだけを考えて行動してください」

と答えた

ノーラは俺が皇帝とかその他もろもろを回収しているのを見ていたから今何処にいるのかをだいたい把握している

セリア達も俺がいるからなのか、はたまた興味がないのか先程から動かずに後ろで待機している

いやリーニャだけはいつの間にか俺の肩に乗って俺の髪をいじっている

そんな中ローゼはただ1人狼狽えていた


そしてノーラからの指示を受けてこの部屋、皇城全体から兵士達が全員いなくなるのを確認した俺はとりあえずノーラに


「じゃあ今から保護してるの全部出すから」

と一言言ってから次々と異空間で眠っている奴らを出して床に寝させていく

その様子をみてノーラは呆れローゼは


「皇帝陛下や大臣様方にこんな扱いを………普通なら不敬罪なんかじゃ済まない…」

と言って青ざめている

まぁ俺に不敬罪なんか通用しないから仕方ない仕方ない

そして全員取り出し終えた俺はまずセリアとクロアに指示を出す


「セリアとクロアはこのマントを使ってしばらくの間姿を消しておいてくれ。多分2人の気配を察知できるレベルの奴はもういないから俺の後ろにいてもいいから」

そう言われた2人は質問も文句も言うことなく了承すると俺から昨日使ったばかりの透明マントを受け取るとすぐさま羽織り姿を消し感知スキルに引っかからないように気配の隠蔽も行う

何故2人だけなのかと言うと俺はこれから変装するからだ

そして俺が変装するっていったらリーニャは確実に変装したがるだろうしまず透明マントを着てじっといるわけが無い

それにセリアは俺の作る変装コスプレを嫌がってるしクロアも多分好みはしないだろう

なので今回は俺とリーニャだけで変装するわけだ


何故変装するのかと言うとこれから各国の代表を集めて話し合いの場を設けるつもりだからだ

そしてその集まりの仕切り役は多分俺がやる

その時にスリイアの王なんかも呼ぶから異世界人だとバレるとそこでめんどくさいことになることがあるかもしれないからだ

なので前回ラハット達やクラスメイト達と会った時のような格好にしようと考えている

獣人の国とか魔人の国の王や大臣なんかは俺の素顔を知っているけどそこは前もって適当に言い訳しとけば大丈夫だろう

そう考えているとリーニャが俺の頭を揺らしながら聞いてくる


「ねぇねぇロア〜、リーニャの分はなにかないの?私も透明になれる服欲しいー!」

そんなリーニャに俺は


「ちゃんとあるから大丈夫。リーニャは前ゼラスのとこで着たような服の方がいいだろ?」

と聞く

するとリーニャは


「そっちがいい!リーニャ前みたいな可愛い服着たい!」

と言って喜んでいる

その分の俺の頭はシェイクされていくのだけど


俺はそんなふうに喜んでいるリーニャに今回の分の変装コスプレセットを渡していく

ちなみに今回の俺の格好は前回同様に全身黒の甲冑

今回のモデルはオー〇ーロードのモモン〇が着ていたやつ

そしてリーニャの服装は今までのと似た感じで真紅の魔法少女を連想させるやつ

ちなみにモデルはど〇み

そして俺とリーニャは準備した服き自作オリジナル魔法・早着替アリーチェンジによってすぐさま着替える

魔法の前では物理法則とか関係ないのである


そしてとりあえずやっておきたかったことをやり終えると、俺達のやり取りをただ呆然と見ていたノーラに向かってこれからの予定を話すことにした







……To be continued

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