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第5章・ダンジョン攻略開始ヽ(∀・*)ノ

予定通り長湯となってしまった俺はセリアとクロアとリーニャが待つ部屋へと向かっていく

そして部屋につくと鍵がないと外からは入れないため

扉をノックしながら


「俺だよ、開けてくれ」

と伝える

するとすぐさま扉をセリアが開けてくれたので俺は中に入ることにした

そして案の定もう既に夢の世界に入っているリーニャを確認する

俺はそれを見て


「やっぱりリーニャは寝ちゃったか〜、上手い食事の後に風呂に入ったら仕方ないよな。俺も結構眠たいし2人も眠たそうだから手短に予定を話すね」

と俺同様に少し眠そうなセリアとクロアにそう言ったあと俺は続けて予定を話す


「この街に入る前にも言ったけど明日からこの街にあるダンジョン攻略をするよ、一応120層らしいけど俺達なら多分2〜3日でいけると思う。とりあえずとして最初のうちはセリアとクロアがメインで戦ってほしい。理由はこれからもしかしたら2人で協力して戦わないといけない時がくるかもしれないからもうちょい連携とれるようになって欲しいんだ。階層が進むにつれて多分魔獣の数も増えるからその時はリーニャと俺が後ろから援護していくからね、だから多分負担は2人が1番大きいけど頼めるかな?勿論きつくなってきたら俺が殺るからあんしんしてていいよ」

そう聞かれた2人はいつものように


「「任せてくださいロア様(主様)」」

と答えてくれた

こういう時は必ずハモって返事するほど気があってるし戦闘中もなんか競争しているように見えるけど多分この2人なら大丈夫だと俺は信じている

2人の返事を受けて俺は


「なら明日から宜しく頼む。じゃあ今日はもうこれで休むとしよう、明日の朝は俺が起こしにくるからその後朝食を食べてからダンジョンに向かうからね。じゃおやすみ〜」

と言いながらリーニャをお姫様抱っこすると羨ましそうな目でリーニャをみていたセリアとクロアを置いて2人の部屋を後にした

そして自分の部屋に戻った俺は片方のベッドにリーニャを寝かした後にいつも通り道具の手入れと準備、更に魔法で新しい実験をしてから眠りにつくことにした




翌日目を覚ました俺はまずはリーニャを起こし2人の準備が終わってからセリアとクロアを起こすために部屋へと向かう

部屋の前についた俺が


「2人とも起きてるか?」

と扉をノックしてみるが返事はない

多分まだ寝ているだろう

まぁたしかにこの2人意外と朝弱いから想定していた範囲内ではある

セリアに念話を飛ばしてみるがこれは意識が無いと聞こえないため反応はなかった

仕方ないので俺はリーニャを抱きかかえるとそのまま転移テレポートを使い中に侵入する

3人に私である腕輪の場所にはいつでもいけるからこんなことも御茶の子さいさいだ

そして中に入った俺は未だベッドで寝ていた2人それぞれの耳元で


「おーい、朝だぞー。起きないなら置いてっちゃうぞ〜」

と囁く

するとセリアもクロアも跳ね起きるようにベッドから起き上がり状況を確認すると俺の方を向いて


「申し訳ありません!今すぐ支度します!」


「私もすぐ準備します!だから置いていかないでください!」

と言うと2人とも超特急で着替え装備を整えてダンジョンに突入する準備を済ませた

一応着替える時俺も目の前にいたのだがそんなことを考える余裕がないくらいに2人は焦っていたみたいだ

この2人には置いていくという言葉がかなり効果を示すみたい

何故か2人は寝不足の様子だったが今はちょっと時間がないのでスルーしておく

そんなこんなで2人の準備が完了したあと4人でまたもやバイキング形式であった朝食を軽く済ませると早速ダンジョンのある場所へと向かうことにした






この街のダンジョンはこの宿屋から比較的近くにあり街全体からいうと俺達が来た方向のほぼ反対側にある

勿論冒険者ギルドもダンジョンのすぐ側にあり、そこで魔獣の素材やダンジョンでの戦利品を買い取ってくれるというわけだ

まぁ俺達がそんな所で倒した魔獣の素材やらなんちゃを売ってしまうと大変なことになりかねないので縁のない話だ

というよりそもそも素材ツアーはやる気ない

またダンジョンは出入り自由ではある

誰でも入れるが自己責任でというやつだ

だけど新人冒険者の死亡数や冒険者同士のトラブルもそこまで多くないらしい

きっと冒険者同士の暗黙の了解かなんかで上手くやれているのだろう

ただダンジョン内に住み着き疲労し消耗したところを狙う盗賊が住み着いているとの情報もあったので一応注意しておくべきかもしれない

ちなみにこれらの情報は昨日さりげな〜く入手しておいた

決して盗み聞きをしたわけではない

耳が良すぎるからただ聞こえてくるだけだ( ˙-˙ )


そんな感じでダンジョンのある場所についた俺達は冒険者ギルドを除くこともなくそのままダンジョンに入るべく入口へと向かっていく

流石に朝早いこともあってまだ冒険者の姿はちらほらとしか確認出来ていない

勿論朝早くにしたのは時間があまり無いこともあるが単純に他の冒険者に絡まれたりするのががウザかったというのが大きかったりもするけど

実は昨日も街に入って宿屋に着くまでに3回ほど絡まれたりしている

その度にセリアとクロアの機嫌が悪くなり俺としては内心冷や冷やしながら上手く撃退していた

相手が運良く低ランクばかりだったのでセリアとクロアの不機嫌オーラでビビっていた節もあるw


まぁそんなこんなで揉め事を起こすことなくダンジョンの入口まで来ることが出来た俺は入る前に3人に


「じゃあ今からいくよ、怪我と無茶はしないようにね。まぁ怪我はしないだろうけどね」

と言って3人が頷いたのを確認してからダンジョン内部へと突入した





……To be continued →

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