第1章・我、ダンジョンに侵入す|=͟͟͞͞ '-' )
Il y a des babioles dans le colis....
( ๑´•ω•)੭_□ ソッ
今日は実践訓練開始当日
昨日は浮ついていたクラスメイト達もいささか不安そうな感じを見せている
だか一部はいつも通りのようだ
「やっと魔獣とかぶっ殺せるぜ。鍛えた俺の力で暴れまくってやる」
などと盛り上がっているのは近藤トリオ
「今日から俺の無双物語がはじまるぜ、\( 'ω')/ヒィヤッハァァァァァァァア!!!」
と発狂しかけなのは田中
既に手遅れかもしれない
「みんな訓練通りやれば大丈夫、僕達が先陣を切って戦うから頑張ってくれ」
「ボスなんかの強敵は俺と遠山がいるパーティーに任せておいてくれ」
とリーダー的な発言してるのは遠近セット
遠山や近山の言葉のおかげか他のクラスメイト達も少しは気が楽になったようだ
そんなこんなしているうちに俺達はリールの街につきダンジョンの入口前に到着した
入り口に着き俺達戦闘組と騎士団員が全員揃っているの確認してからラハットが口を開く
「これからダンジョン内に入っていき実践訓練を行っていく。今日は様子見であるからあまり奥まではいかない予定だからとりあえず20層を目標にやっていくぞ。ランクが足りているからといって油断するなよ。ダンジョンには魔獣だけでなく罠なんかあったりするからな!」
という号令の元俺達戦闘組18人、騎士団の人間10(ラハット含む)がダンジョンへと入っていった
ダンジョン内部は少しひんやりとしていた
見た感じは俺らの世界でのRPGでよくあるような洞窟みたいなかんじである
話に聞くところ各ランクのエリアによって様々な地形があるようで1~20階までは普通の洞窟みたいだ
ダンジョン内には所々光箇所がありそれがダンジョン内の光源となってるらしい
そうして俺達異世界人が興味津々に辺りを見渡しながら少し歩いているうちに最前線のパーティーがどうやら魔獣と遭遇したようだ
魔獣を確認したラハットが素早く指示を出す
「こいつはホローラッド、ランクはF、一般的に初心者が狩るような魔獣だ。気を抜かず処理していけ」
ラハットがそういい終わらないうちに遠山達や近藤達がそれぞれ処理していっているみたいで最後尾の俺達には1匹も抜けてこなかった
その後も階を進むためにウォーバット(F)、リルラビット(F)、ゲロフロッグ(E)や定番であるスライム(F)やゴブリン(E)なども続々と現れる
また階を進むにつれ出てくる数もふえきており、5層を超えたあたりから俺や希暗のほうにも時たま来るようになり俺達は2人で協力して確実に処理していった
といってもほとんど俺が処理していた
そうこうしていると初めてのボス戦となる10層に辿り着いた
「10層のボスはネロ・ウルフ、ランクはEで3~5体出てくるぞ。連携して向かってくるからこちらも連携をしっかりして対処しろ。ここは遠山達のパーティーを主体にしてお前らだけでやってみろ」
そうラハットが言うと騎士達は後ろに下がり俺達は扉を開けてボス部屋に入っていく
もちろん俺と希暗は最後尾で気配を消して戦闘に関わることがないようにしていた
ボス部屋に入るとそこには情報通りにネロ・ウルフが3体いた
それを確認して勝てると思ったのか
「行くぞ近山」
と掛け声と共に遠山が一人切り込み1匹を相手どり、近山と2人ですぐに倒していた
その間他の奴らも
「へっこんな奴ら余裕だぜ」
といいながら近藤達も1匹担当し、3人で即倒していた
その他の残りのメンバーで残りの1匹を倒し初めてのボス戦は楽々と幕を閉じた
流石異世界人だけあって10階程度では全くもって苦にもならない
勿論俺と希暗はなにもしていない(´・ω・`)
こんな感じでどんどん調子よく進んでいき気がつくと16層まで到達していた
クラスメイト達は初めての実践が思いのほかスムーズに言っていたことからみんな気が緩みはじめている
特に近藤達は完全に調子に乗っていた
そんな時16層を進んでいると
「おい!これ見ろよ。なにか光っているぞこっちの方で」
と近藤がいいそれに向かって走っていき、みんなもそれに引かれてついて行く
それを聞いた俺は
(おいおいそれってまさか)
と思い隣で顔色を悪くしている希暗に話しかける
「おい希暗、これはもしかしてあのパターンか」
「・・・・多分そうだね……。どうしようか」
「俺達だけでも逃げるか?」
「いや玲奈が向こうに行ってしまった。僕としては追うしかないね。玲奈に何かあったら多分耐えられないし」
「キツイいい方だがお前が行ってもなにも変わらないんじゃないのか?」
「それでもだよ……。もしピンチになったら僕の固有技能も覚醒するかもだしね……」
そう言っている希暗は震えている
そんな希暗を見て
(どうするべきなのか……。俺としては希暗に行かせたくないが、希暗の意見も無視出来ないしな……。仕方ないな最悪のケースを考えながら警戒しとくか)
と考えた俺は希暗の方を向くと
「仕方ない行くか、希暗」
「行こう呂阿」
そう言って俺達はみんなのあとを追いかけた
みんながいた部屋らしきところは宝石の様なものが壁1面で光っていてまるでこの部屋が特別なところですよーといわんばかりに周りから浮いている
もう完全に罠にしか見えない
それをみてみんなは興奮気味である
「これ売ったら凄い金になるんじゃねぇのか?」
「綺麗だな、ダンジョンにもこんな場所があるんだな」
「このような場所は報告されてなかったはずだが…」
と口々に何かを言っている
その時床に魔法陣が浮かび上がり俺達は全員光に包まれた
フラグ回収のお時間である( ˙-˙ )
……To be continued →




