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第4章・Sham bles(前哨戦)

俺は逃走に失敗したため大人しく元の位置に座る

リーニャも同じく逃げることが出来ないため俺の胡座の上に座るしか居場所がないようだ

その様子を見て背筋に冷や汗が流れるような威圧感のある笑顔をフロリアと白月が向けてくる

セリアは俺の横に座って苦い表情をしていた

そしてこの後の流れを察したのか突然希暗と桜前が立ち上がり


「ぼ、僕達は邪魔になりそうだからちょっと部屋を出てるねっ。ちゃんと話が終わったらすぐ戻ってくるから!呂阿」


「そ、そうね。私も多分居ない方がいいと思うから希暗と自分の部屋に戻るわねっ」

と焦ったように言い誰かが何かを言う前に即座に部屋から出てしまった

それを見て俺は


(ちくしょー逃げやがったな希暗のやつ!・・・でもいいなぁ〜、、、俺もまじでこの部屋から逃げたいんだけど……)

なんて思っていた

そしてついに俺達4人中心の話し合いがはじまる

ちなみにリアはフロリアの隣で真剣な表情のまま黙り込んでいた

まず白月が口を開く


「それじゃあ神楽君、まずは私の昼間の告白の返事からしてもらってもいいかな?」

と照れる様子もなくいきなり高火力の口撃を喰らわせて来る

それを聞いて真っ先に反応したのはフロリアだ


「告白ですか!?呂阿はこの方にどういった告白をされたんです!?」

と俺に飛びついてくるような勢いで聞いてくる

それに対して俺はビクビクしながらも返事をしようとするが先に白月が


「単に私が神楽君のこと好きですって言ったんです」

と先に伝える

そして続けて


「今は私が神楽君と話をしているんです。王女様は少し待っていてください」

と口調は丁寧だがまるで敵意を持っているかのように冷たく言い放つ

だがそれらを聞いて黙っているフロリアではない


「いいえ、ここは引くわけにはいきません。私も呂阿のこと好きですから」

と白月に向けてはっきり言い切った

そして次に俺に向いて


「先ほども言った通り私は呂阿の事が好きになりました、あなたが居なくなってから気づいたんです」

とこれまたド直球を投げてくる

それらを聞いた俺が


(もうやめて!俺のライフは残り僅かよ……)

と内心まだ余裕があるような感じですふざけてるとついにそれらを聞いて今まで苦い表情をしていたセリアがこの流れに参戦する


「・・・あなた達がどれだけロア様をお慕いしているのか分かりませんがロア様の1番は私です。誰にも譲りません」

とフロリアと白月に向けて言い放つ

だがしかし2人はそう言われて大人しく引き下がるようなたまではない

まずフロリアが


「あなたには恩がありますがこれは話が別です。私だって負けたくありません、勿論呂阿の本心次第の事なんですが」

と言い、次に白月が


「私だって負けないよ?それにあなたは神楽君の奴隷なんだからそういった事言えないんじゃないの?」

とかなりキツい内容を口走る

しかしこれに関しては問題にならない

セリアは白月の言葉を聞くと


「それに関しては私は既にロア様の奴隷ではないので問題ありません」

と言い返した

それを聞いた白月は少し怯んだような様子になる

するとフロリアが


「では何故呂阿といるのですか………というのは愚問ですね。ではいつから奴隷では無くなっていたのですか?」

とセリアに問う

それを受けセリアは


「ロア様と出会った初日からです、その日の夜に奴隷解除をしてもらいました。それにもほかに獣人の奴隷に人間がするはずもない対応を色々していただきました」

と少し嬉しそうに答えた

それを聞いて次はフロリアが少し黙り考え込む

そのようなやり取りをする3人を見て


(今のところ3人の優勢はセリアのようだな………このまま3人だけで話終わってくんないかなぁ〜)

何ということを考えており現在は蚊帳の外にいる俺

ちなみにリーニャはこの雰囲気に耐えられないと即断したのか話が始まってすぐ眠り始めた

俺も寝たかったがそうしてしまえばまっている結末は一つしかないのでここは堪えておいた



そしてしばしの沈黙の後白月が口を開く


「あなた・・いやセリアさん。前にも神楽君に将来を約束してもらってるや色々と言っていたけど詳しく教えてくれる?」

と低いトーンで言う

それを聞いたフロリアも少し焦ったように


「私も教えて欲しいです」

とセリアに言った

それらを受けセリアは


「私もロア様に思いを伝えているということです。そして返事は全てが終わってからということで今はそれを期待して待っています」

と1部完全に俺に向けて言ってるようであったが2人にそう伝えた

それを聞いた白月が


「じゃあまだ返事を貰えてないのは一緒なんだね。ならまだ神楽君はセリアさんに決めたわけじゃないんだ」

と少し笑みを零しながら言う

フロリアの方も同じ考えが出たらしく少し安心している様子であった

それによってセリアが少し劣勢になるかと思ったが表情を変えることなく


「私はロア様を信じてますから」

と言い切った

【速報】

俺氏、逃げ場なし

というテロップが頭に流れてきたように感じるがこの部屋の雰囲気がこんな巫山戯たこと考えている余裕がなくなってきていることに気がつく

セリアの一言で白月とフロリアは再度少し焦ったような表情になっている

そして俺の方を向くと


「「そこのところどうなんですか?呂阿(神楽君)」」

と同時に聞いてきた


まだまだこの話は続くようだ………






……To be continued →

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