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第4章・感動の再会(デジャヴ)

俺は適当に魔獣達を処理し終えるとセリアの待つ城壁へと転移テレポートを使って移動した

突然現れた俺にセリアは驚くことなく声をかけてくる


「ロア様お疲れ様でした、それでこの後はどうなさいますか?」

と聞かれたので俺は


「まずはちょっと話でもしてからかな。悪いけどもう少し待っていてくれるか?セリア」

とセリアに言うと頷いてくれたので俺らフロリアとリアの元へと向かった

俺が突如として現れるとフロリアとその側で他の誰かに回復魔法を受けていたリアがこちらを向く

そして俺が声をかけるまえにフロリアが口を開き


「・・・あなたは呂阿なの……?」

と恐る恐るといった風に聞いてくる

俺はそれを受けて


「まぁ本物なんだけどな、それをどうやってそれを証明しようか……」

と少し考える俺

希暗の時はお互いの共有している秘密を確認することで本人確認ができたがフロリアとは共有している秘密や思い出など特にない

すると俺はあるものを預かっていたのを思い出した


「あっ!そういやこれ借りたまんまだったよな。返すの遅くなってごめんな」

と言いながら俺は空間収納アイテムボックスに保管しておいた1冊の本を取り出す

この本は初ダンジョンに行く前日に俺がフロリアから借りたもので帰ったら返すと約束したままずっと俺が預かったいたものであった

そしてそれを少し小細工してからフロリアに手渡した

それをみたフロリアは


「これはあの時の・・・じゃあ本当に…………」

と言いながら次第に涙目になる

俺はとりあえず


「ああ、あの日借りた本だよ」

とフロリアに伝える

するとフロリアは涙を流しながら俺に抱きついてきた

フロリアの思いもよらぬ行動に俺は動きを止める

そして抱きつかれた俺は思考が停止しかけ、このデジャヴ感満載の流れに乗ってしまう

後ろでセリアが少し敵意をこちらに向けているのももはやこの後の展開を示しているようなものだ


俺はとりあえずおどおどしながらも俺に抱きついたまま泣いているフロリアに


「・・・再会を喜んでくれるのは嬉しいんだが、王女がこんな所で泣いてていいのか?今はまだ下が騒がしくてこちらを見ていないが次期に気づくぞ?」

と雰囲気ぶち壊しの発言をする

するとその発言を聞いたリアから俺に向けて殺気が送られてくる

しかも目でちゃんとやれ!と語りかけているような雰囲気だ

そんなリアに内心


(ちゃんとやれってどうやるんだよ!)

なんてツッコミをいれながらも俺はまだ泣いているフロリアに再度声をかける


「・・・済まないフロリア、後できちんと話をするから今は離してくれないか。悪いがまだやることが残っているんだ」

と今まで違い真剣な表情になって俺は言う

するとフロリアはまだ涙目であったが顔をあげ


「・・・分かりました、お見苦しい所を見せてしまってすいません。でもきちんと後で会いに来てくださいよ?」

と言うと俺から離れる

それを受けた俺は


「悪いが2人とも俺のことは内緒にしておいてくれ、ちょっと身バレすることは避けたいんだ。バレちゃうと色々とめんどくさいことになるからな。話は夜きちんとしに行くから王城にある前の俺がいた部屋に来て欲しい、今は希暗がひとりで使ってる、、、といっても希暗が分からない」

とフロリアとリアに言う

それを受けフロリアは


「いえ、その希暗さんとは少し面識がありますし部屋も担当の者に聞けば分かります。呂阿のことは父や大臣達には黙っています、なのでちゃんと来てください」

と念押ししてきた

それを聞いた俺は頷くとセリアをつれて姿を隠したままクロアとリーニャの待つ場所へと向かう

俺の魔法がないとクロアがとても目立ってしまうためクロアとリーニャには戦闘が終わってから別に待機している場所を指示しておいたのだ



そうして俺の自作オリジナル魔法・不可視化インビジブルによって姿を消した俺とセリアはクロア達の元へと飛行フライによって飛んでいく

飛んでいる途中下の様子を見てみるとまだ怪我人や犠牲者を運ぶ事で忙しいようであった

ざっと見た感じで犠牲者が5百人弱、怪我人が千人くらいであり、無傷である者など後ろにいた王や大臣くらいのものであった

かなり急いで殲滅したつもりだったが俺達が来るまでに大分やられていた分が大きかったようだ


俺は希暗達の様子を見てみると希暗は水精霊魔法で白月は回復魔法でそれぞれ怪我人達の知力をしているようであったので声をかけるのは後にしておくことにした

ちなみに残った桜前は他に魔獣がいないかの警戒役をしているようだ

そして俺はクロアとリーニャが待つ六首邪覇龍ヘキサループスフォートドラゴンの封印されていた湖に辿り着いた

俺の姿を確認するとリーニャが飛んでくる


「ロア〜、リーニャいっぱい魔獣やっつけたよー」

と言いながら飛びついてきて定位置の肩車体制になり俺の頭を揺らす

俺は頭を揺らされながら


「よくやったなリーニャ、クロアもお疲れ様。2人のおかけでだいぶ助かったよ」

と2人に言った

それを聞いてリーニャはご機嫌になり自分の活躍を語り出す

クロアは


「ありがとうございます主様。それでお願いなのですが、此度の戦いで進化の兆しが感じりますので1度主様の作り上げた空間にお戻しください」

と疲れたように伝えてきたので俺は


「わかった、ゆっくり休んでくれ」

と言うとクロアも異空間に戻した


その後俺は希暗達やフロリアに会う夜になるまでその湖の畔で魔法を打ったりシンプルな遊びをしてリーニャとセリアとのんびりとした時間を楽しんだ






……To be continued →

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