第4章・戦闘終了!( ͡° ͜ʖ ͡° )
PV目標値達成しましたヾ(*'ω'*)ノ゛
残る目標は2つ
ぼちぼち頑張っていくであります(`・ω・´)ゞ
俺は六首邪覇龍を倒した後まずセリアが戦っている相手を捕獲するために動き出す
軽くスキル使って見てみたところあんまり詳しくは分からないが今はセリアが抑えてくれていて膠着状態、だけど後ろに誰かを庇っている分セリアが不利のように感じられる
そう思い俺は適当に魔獣を処理しながらその場所へと急ぐ
ちなみに移動中は目立たないように隠蔽スキルによって俺を認識出来ないようにしている
ある理由から俺はこの国の王や大臣どもに正体を表すつもりは無いからだ
もちろんこの時の俺は周りから見たら俺が通ったところにいる魔獣達が切り刻まれたり弾けたりしてわけのわからないことになってるのは仕方ない
怪奇現象だと思って我慢してもらおう
そして飛んでいくと城壁の上で魔法が衝突しているのを確認できた
魔力残量と魔法の相性的にセリアに分が悪い
よく見るとセリアが庇っていたのはフロリアとリアのようでフロリアの協力によって攻撃を防ぐことは出来たようであった
まぁセリアの方は腕輪によってあの程度なら直撃しても全く問題ないが後ろの2人は耐えられなかっただろう
しかし2人は魔力がもう残っていない
敵である男はセリアを無視してフロリアの方へと向かい、フロリアを守ろうとしていたリアを蹴り飛ばすと剣を振り上げた
俺はフロリアに剣が振り下ろされる直前に転移によって2人の間に入ると振り下ろされた剣を片手で掴むとそのまま握り潰し
「なんか最近タイミングギリギリ過ぎるんだよなぁ~、まぁとりあえずお前邪魔っと」
と一言言うとかなり強烈めの一撃をくれてやった
俺の登場に驚いて動きが一瞬止まった男はそれをもろに喰らい吹っ飛んでいく
(にしても本当にタイミング良すぎだろこれ。主人公補正ありがとう……………でもそういや俺は脇役じゃね?)
そんなどーでもいいことを思いながらも俺はフロリアとリアには流石に姿を誤魔化すことはできないと思ったので
「よっフロリア、久しぶりだな」
と振り返って声をかけた
だが地面に座り込んだままのフロリアはこちらを向いて驚きの表情で固まったまま座り込んでいる
リアも同じように膝をついた状態でこちらをみて固まっていた
まぁこの反応は正直希暗達で既に経験済みなので問題ない
俺はとりあえずこの戦闘に方をつけるべく吹っ飛ばされてかなりのダメージを負っている男の元へと歩みを進める
ちなみにその際いつも通り鑑定しておいた
名前 リーダス
種族 人間
役職 邪神教幹部
体力 A(+)
筋力 A(+)
魔力 A
物防 A
魔防 A(+)
俊敏 A
知力 B
運 C
技能・・・・剣術Lv3、格闘術Lv3、火魔法Lv3、闇魔法Lv2、隠蔽Lv3、感知Lv2
てか具合である
驚いたのは人間なのに闇魔法を使えることにあるが、これはこの世界での異種族間での子供が持つ特性によることだ
基本的にこの世界での異種族間での子供は性別により受け継ぐ特性と種族が異なる
もし子供が男の子なら母親の種族で生まれ、特性は父親の種族になる
逆に女の子なら父親の種族で生まれ、特性は母親の種族になるという感じだ
ちなみにハーフやクォーターといった概念はないらしい
つまりリーダスは魔人の父親と人間の母親の間に生まれたということだ
俺は苦しみながらも立ち上がりこちらに拳を構えてくるリーダスに問う
「お前は邪神復活を企むアホな組織の幹部で間違いないな?」
と一応聞く
するとリーダスは
「この化け物め………。どうせ答えなくても鑑定スキルでわかってるんだろう?」
と答えてきた
まぁ別にただ聞いただけなので答えなくてもよかった
俺は再び口を開くと
「まっそうだな、じゃあとりあえずお前を捕まるから。一応セリアやフロリア達を傷つけた分覚悟はしとけよ?」
と言うと瞬時にリーダスに肉薄する
そしてリーダスの頭を掴むとそのまま叩きつけた
するとその部分の城壁が崩れさりリーダスは下へと落ちていく
城壁をの壊すつもりは無かったが少々力を入れすぎてしまたかもしれない
いやきっと老朽化が進んでいたのだろう
そう思い俺は落ちていくリーダスをすぐさま追う
先程からリーダスとセリアの戦闘によって注目を集めていたが突如城壁が崩れたことによって周りにいた全員の注目を集めてしまう
俺は顔バレしたくないので咄嗟に顔を覆い尽くす仮面を作り出し付けるとリーダスの元へと歩みをすすめた
俺が次はどうするかなんて考えながら近づいてみるとリーダスは既に白目を向いて伸びていた
全くもって歯ごたえは無かったが最初の一撃は結構手加減し損ねていたので仕方ない、むしろ身体がバラバラになってない分こいつは強いなぁとか思い土煙の晴れないうちにリーダスをグロス達のいる空間へ投げ込むと城壁の上にいるセリア達の元へと飛び上がった
俺が城壁の上に上がるとセリアが近づいてきて
「申し訳こざいませんロア様、折角の使命果たせませんでした」
と悲しげに謝ってくる
俺はそんなセリアの頭を撫でながら
「セリアは充分良くやってくれたよ。あの2人をよく守ってくれたな、ありがとうな」
と言うとセリアは嬉しそうな表情になった
そして俺は再び口を開くと
「じゃあ俺は残りを片付けて来るからその2人を引き続き見ていてくれるか?」
と言うとセリアは
「分かりました、任せてください」
と答えてくれた
それを聞いた俺はまだ驚いた様子で無言でいる2人をセリアに任せると魔獣達を1匹残らず殲滅するべく魔獣達の方へと飛んでいく
そして俺が自重なく理不尽な暴力を撒き散らすこと30分と少したった頃
王都に攻め入っていた魔獣達は1匹残らず全て殲滅されたのであった
……To be continued →




